2012年04月02日
2010年11月04日
かくれんぼ?/ファンダイビング
今日の石垣島は曇り空。
時折り小雨がパラつき、やや肌寒く感じます。
今日のお客様はいつもいらしていただいているご夫婦です。
先日の台風14号の影響で、
計画していた八丈島行きがキャンセルになってしまったそうです・・・。
それでも、やっぱり休日は大好きなダイビング(^_^)
今回は急きょホームグラウンドの石垣島へと来てくださいました。
少し前までオス1匹でここにいるのを見かけましたが、
先日ペアを見つけて2匹で泳ぐ“カミソリウオ”。
今日はメスのおなかが大きく膨らんでいるようでした。
“カミソリウオ”は、メスのおなかの育児嚢(いくじのう)があり、
この中で受精卵を守りながら育てています。
育児嚢の入り口を開いたり閉じたり・・・常に開放して、
絶えず新鮮な水を卵たちに送り込んでいます。
よーく見ると、5ミリほどの入り口からは光る卵が見えました。
ナマコをくるっとひっくり返すと・・・
その裏に“ナマコマルガザミ”が隠れていました。
「見つかっちゃった!」と焦りながら、
爪や足でナマコのおなかをギュ~っとつまんで、
なんと、ナマコのおなかのお肉の中に隠れようとしていました。
慌ててブランケットの中に一生懸命隠れようとしているかのような
“ナマコマルガザミ”の様子はとってもかわいいしおもしろいのですが・・・
あんなにつねられてしまったナマコの方は大丈夫なのでしょうか(^_^;)?
透明な体の“スカシテンジクダイ”たちが群れる岩山には、
上手に岩に擬態した“オニダルマオコゼ”が棲んでいます。
目立った行動をすると岩山のボス・“ユカタハタ”の逆鱗に触れ、
ここから追い出されてしまうことになりかねません・・・。
ジ~ッと動かず、岩のように1日を過ごしているのでしょう。
岩の窪みの奥の方には“ウコンハネガイ”がいました。
真っ赤な外套膜が炎のように鮮やかで、とてもきれいな貝です
外套膜の内側には光を反射させている
ネオンサインのようなブルーのラインがあり、
チカチカ光るその様子はとても不思議な光景です。
2匹のウコンハネガイが隣同士で光っていると、
まるでどちらがきれいかを競争し合っているみたいです。
今回のおふたりのご予定は3日間。
明日も、いろんな海の景色に出会えるといいですよね(^_^)
時折り小雨がパラつき、やや肌寒く感じます。
今日のお客様はいつもいらしていただいているご夫婦です。
先日の台風14号の影響で、
計画していた八丈島行きがキャンセルになってしまったそうです・・・。
それでも、やっぱり休日は大好きなダイビング(^_^)
今回は急きょホームグラウンドの石垣島へと来てくださいました。
少し前までオス1匹でここにいるのを見かけましたが、
先日ペアを見つけて2匹で泳ぐ“カミソリウオ”。
今日はメスのおなかが大きく膨らんでいるようでした。
“カミソリウオ”は、メスのおなかの育児嚢(いくじのう)があり、
この中で受精卵を守りながら育てています。
育児嚢の入り口を開いたり閉じたり・・・常に開放して、
絶えず新鮮な水を卵たちに送り込んでいます。
よーく見ると、5ミリほどの入り口からは光る卵が見えました。
ナマコをくるっとひっくり返すと・・・
その裏に“ナマコマルガザミ”が隠れていました。
「見つかっちゃった!」と焦りながら、
爪や足でナマコのおなかをギュ~っとつまんで、
なんと、ナマコのおなかのお肉の中に隠れようとしていました。
慌ててブランケットの中に一生懸命隠れようとしているかのような
“ナマコマルガザミ”の様子はとってもかわいいしおもしろいのですが・・・
あんなにつねられてしまったナマコの方は大丈夫なのでしょうか(^_^;)?
透明な体の“スカシテンジクダイ”たちが群れる岩山には、
上手に岩に擬態した“オニダルマオコゼ”が棲んでいます。
目立った行動をすると岩山のボス・“ユカタハタ”の逆鱗に触れ、
ここから追い出されてしまうことになりかねません・・・。
ジ~ッと動かず、岩のように1日を過ごしているのでしょう。
岩の窪みの奥の方には“ウコンハネガイ”がいました。
真っ赤な外套膜が炎のように鮮やかで、とてもきれいな貝です
外套膜の内側には光を反射させている
ネオンサインのようなブルーのラインがあり、
チカチカ光るその様子はとても不思議な光景です。
2匹のウコンハネガイが隣同士で光っていると、
まるでどちらがきれいかを競争し合っているみたいです。
今回のおふたりのご予定は3日間。
明日も、いろんな海の景色に出会えるといいですよね(^_^)
2010年11月03日
3度目の夏/ダイビング体験
気持ちのいい秋風が吹く石垣島。
朝から青空がのぞき、空もきれいな秋晴れで1日がスタートです。
ところが・・・お客様がいらっしゃるちょうどお昼ころ頃から、
雲が現われたかと思うと小雨がポツポツ降り始めました。
お客様はつい先ほど与那国島からいらしたとのこと。
与那国島も午前中は晴れていたので、
今日は青空のもとでのダイビングを期待されていましたが・・・。
あいにく太陽は隠れてしまったものの、石垣島の海は
曇り空の下でも晴れの日に負けないくらいきれいに見えるはずですよ(^_^)
これまでに何度も沖縄にいらしていて、
ダイビングも来るたびに楽しまれているそうです。
お天気は崩れてきましたが、今日は海の透明度がなかなか。
「今回の石垣島の海が今までで一番キレイ!」と仰っていました(^_^)
潮の流れが止まって穏やかになったサンゴの山の下では、
“クマノミ”家族がイソギンチャクの周りに集まっていました。
のんびり、午後のひと時を過ごしているようです。
近づいて行って見ていると、みんな一斉にクルッ!
こっちを向いて様子をうかがっているのがとてもかわいいです(^_^)
“クマノミ”のおご近所の砂地に棲む“ダンダラスズメダイ”。
こちらは相変わらず、大切に育てている藻の畑を熱心に管理しています。
畑に侵入してきて藻を食べようとする他の魚たちを追い払うのに大忙し!!
そのとばっちりを受けて、カメラにも突進してきました(^_^;)
私たちは藻の畑には入らないから大丈夫ですよー!
“カクレクマノミ”はこの一夏で随分と大きくなりました。
つい先日の台風14号の大波によって、
浅瀬のポイントのサンゴたちはところどころ折られてしまいました。
大きなうねりもありましたが、
この小さな“カクレクマノミ”たちは無事乗り越えることができたようです。
3度目の夏を終えて、またちょっとたくましくなりました。
だいぶ涼しくなってきた秋模様の石垣島の海。
しばらくはこんな日が続きそうです。
朝から青空がのぞき、空もきれいな秋晴れで1日がスタートです。
ところが・・・お客様がいらっしゃるちょうどお昼ころ頃から、
雲が現われたかと思うと小雨がポツポツ降り始めました。
お客様はつい先ほど与那国島からいらしたとのこと。
与那国島も午前中は晴れていたので、
今日は青空のもとでのダイビングを期待されていましたが・・・。
あいにく太陽は隠れてしまったものの、石垣島の海は
曇り空の下でも晴れの日に負けないくらいきれいに見えるはずですよ(^_^)
これまでに何度も沖縄にいらしていて、
ダイビングも来るたびに楽しまれているそうです。
お天気は崩れてきましたが、今日は海の透明度がなかなか。
「今回の石垣島の海が今までで一番キレイ!」と仰っていました(^_^)
潮の流れが止まって穏やかになったサンゴの山の下では、
“クマノミ”家族がイソギンチャクの周りに集まっていました。
のんびり、午後のひと時を過ごしているようです。
近づいて行って見ていると、みんな一斉にクルッ!
こっちを向いて様子をうかがっているのがとてもかわいいです(^_^)
“クマノミ”のおご近所の砂地に棲む“ダンダラスズメダイ”。
こちらは相変わらず、大切に育てている藻の畑を熱心に管理しています。
畑に侵入してきて藻を食べようとする他の魚たちを追い払うのに大忙し!!
そのとばっちりを受けて、カメラにも突進してきました(^_^;)
私たちは藻の畑には入らないから大丈夫ですよー!
“カクレクマノミ”はこの一夏で随分と大きくなりました。
つい先日の台風14号の大波によって、
浅瀬のポイントのサンゴたちはところどころ折られてしまいました。
大きなうねりもありましたが、
この小さな“カクレクマノミ”たちは無事乗り越えることができたようです。
3度目の夏を終えて、またちょっとたくましくなりました。
だいぶ涼しくなってきた秋模様の石垣島の海。
しばらくはこんな日が続きそうです。
2010年11月01日
海も晴れますように/シュノーケリング
晴れ間からの青空が眩しい石垣島!
このところ曇りが多く、涼しい日が続いていたので、
空に太陽があってポカポカと暖かい日は本当に久しぶりです。
海はまだまだうねりが残っていましたが、
島陰で船を停めると比較的静かな海で泳ぐことができそうです(^_^)
お客様は写真撮影がお好きということで、
今年から海の中の写真撮影にも挑戦されているそう!
写真撮影にも最適、水深が浅くて
サンゴや魚が近くで見られるポイントでシュノーケルしましょう。
船の周りにたくさん集まってきたのは、
シマシマ模様がかわいい“ロクセンスズメダイ”たち。
触れられそうなくらい近くまで寄って来てくれますが、
写真を撮ろうとカメラを構えるとサッと離れて行ってしまいます。
なかなか上手に撮影するのは難しですが・・・
上手く撮れたらとっても嬉しいですね(^_^)
水深2メートルのサンゴの山の上で
“ハマクマノミ”がこちらを見上げていました。
海の中からも水面にいるシュノーケラーのことが分かるようで、
上を通るとちゃんとこちらを向いて様子を見ている様子がかわいいです。
台風13号の後からの大雨で、大量の赤土が海に流れ出しました。
海の濁りがひどい日が続いていたので、
しばらくこのポイントではシュノーケリングしていませんでした。
久しぶりに見たここのサンゴは濁りで日光が遮断されていたからか?
少し色が薄くなっていたように感じました。
まだ少しうねりが残りますが、
明日からはしばらく天気のいい日が続きそうです。
元気をなくしたサンゴたちも太陽の光をたっぷり浴びて、
早く元気を取り戻してほしいものです。
このところ曇りが多く、涼しい日が続いていたので、
空に太陽があってポカポカと暖かい日は本当に久しぶりです。
海はまだまだうねりが残っていましたが、
島陰で船を停めると比較的静かな海で泳ぐことができそうです(^_^)
お客様は写真撮影がお好きということで、
今年から海の中の写真撮影にも挑戦されているそう!
写真撮影にも最適、水深が浅くて
サンゴや魚が近くで見られるポイントでシュノーケルしましょう。
船の周りにたくさん集まってきたのは、
シマシマ模様がかわいい“ロクセンスズメダイ”たち。
触れられそうなくらい近くまで寄って来てくれますが、
写真を撮ろうとカメラを構えるとサッと離れて行ってしまいます。
なかなか上手に撮影するのは難しですが・・・
上手く撮れたらとっても嬉しいですね(^_^)
水深2メートルのサンゴの山の上で
“ハマクマノミ”がこちらを見上げていました。
海の中からも水面にいるシュノーケラーのことが分かるようで、
上を通るとちゃんとこちらを向いて様子を見ている様子がかわいいです。
台風13号の後からの大雨で、大量の赤土が海に流れ出しました。
海の濁りがひどい日が続いていたので、
しばらくこのポイントではシュノーケリングしていませんでした。
久しぶりに見たここのサンゴは濁りで日光が遮断されていたからか?
少し色が薄くなっていたように感じました。
まだ少しうねりが残りますが、
明日からはしばらく天気のいい日が続きそうです。
元気をなくしたサンゴたちも太陽の光をたっぷり浴びて、
早く元気を取り戻してほしいものです。
Posted by カモメ at
20:28
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2010年10月31日
夜食?/ファンダイビング・ナイトダイビング
台風14号は石垣島に上陸せずに北上しましたが、
しばらくは風の強い曇りの日が続いています。
ファンダイビングにお越しくださったご夫婦のお客様は
もう何年もダイビングから遠ざかっているそうです。
「上手くできるかな?」「覚えているかな?」と心配されていましたが、
少し波のある中でも問題なく潜り始めることができました。
ブランクがあるとはいえ、100本以上潜っていらしたとのこと。
ダイビングをしていない期間があったことも感じられないほどで、
船から海底に着くまでの間に、早くも感覚を取り戻せたようです(^_^)
久しぶりに見る海の中の世界はどれも新鮮なご様子で、
海の景色や魚の動きを観察したり写真撮影をしたり、
おふたりそれぞれに石垣島の海を楽しんでいらっしゃいました。
今回の台風の通過から少し水温が下がったようです。
水温が下がると活発に動き始めるウミウシたちは元気になって
ちょっと喜んでいるように見えます(^_^)
砂地の上には、“カミソリウオ”のカップルがいました。
ついこの間まで、メスがひとりで寂しそうにしていたのですが、
最近、パートナーのちっちゃくてかわいいオスと出会ったようです。
2匹仲良く一緒に泳いでいました。
石垣島にいらっしゃる前から台風が発生していて、
ダイビングできるか心配されていましたが・・・
影響もほとんどなく、久しぶりのダイビングも無事終了です。
改めて海のおもしろさを再発見されたようです(^_^)
今夜はナイトダイビングに出ます。
お客様は2日間石垣島でダイビングをされていたそうですが、
「まだまだ潜り足りない!」ということで夜も海へ(^_^)
もう明日石垣島を発たれるということなので、
最後にもう1ダイブ、石垣島の海をご満喫いただきます(^_^)
ロープをつたってゆっくり暗い夜の海の底まで降りて行くと、
水中ライトに照らされた夜のサンゴ礁が待っています。
サンゴの山の下の方に棲む“シライトイソギンチャク”は
昼間はヒラヒラと馬のタテガミのように触手を伸ばしてているのですが、
夜になると短くクルクルと縮こまってしまいます。
その中に“クマノミ”の夫婦が包まれて、気持ちよさそうに眠っていました。
その隣のサンゴの山では、“カクレクマノミ”の夫婦が眠っていました。
先ほどの“クマノミ”よりも、ちょっと神経質な“カクレクマノミ”。
ライトの光がちょっと鬱陶しかったようで(^_^;)
チョロチョロとイソギンチャクの中に逃げ込んでしまいました。
その近くの岩陰に隠れている“ハタ”は、夜食でも食べたのでしょうか?
何か大きなものが口の中に入ってプックリした顔のまま、休んでいました。
サンゴ下で眠っているのは“ブダイ”です。
自分の体がちょうど収まるスペースを見つけ、自分で作った透明の膜に包まれて、
安心した様子でスヤスヤと気持ちよさそうに眠ってました(^_^)
この周辺にはたくさんブダイが棲んでいるので、
いろんなサンゴの隙間に“ブダイ”たちの眠る様子が見られます。
緑色の体にカラフルな模様が鮮やかです。
石垣島ダイビングの最後を締めくくるナイトダイビング。
夜にも関わらず、いろんな魚たちの眠顔を写真に収めていらっしゃいました。
しばらくは風の強い曇りの日が続いています。
ファンダイビングにお越しくださったご夫婦のお客様は
もう何年もダイビングから遠ざかっているそうです。
「上手くできるかな?」「覚えているかな?」と心配されていましたが、
少し波のある中でも問題なく潜り始めることができました。
ブランクがあるとはいえ、100本以上潜っていらしたとのこと。
ダイビングをしていない期間があったことも感じられないほどで、
船から海底に着くまでの間に、早くも感覚を取り戻せたようです(^_^)
久しぶりに見る海の中の世界はどれも新鮮なご様子で、
海の景色や魚の動きを観察したり写真撮影をしたり、
おふたりそれぞれに石垣島の海を楽しんでいらっしゃいました。
今回の台風の通過から少し水温が下がったようです。
水温が下がると活発に動き始めるウミウシたちは元気になって
ちょっと喜んでいるように見えます(^_^)
砂地の上には、“カミソリウオ”のカップルがいました。
ついこの間まで、メスがひとりで寂しそうにしていたのですが、
最近、パートナーのちっちゃくてかわいいオスと出会ったようです。
2匹仲良く一緒に泳いでいました。
石垣島にいらっしゃる前から台風が発生していて、
ダイビングできるか心配されていましたが・・・
影響もほとんどなく、久しぶりのダイビングも無事終了です。
改めて海のおもしろさを再発見されたようです(^_^)
今夜はナイトダイビングに出ます。
お客様は2日間石垣島でダイビングをされていたそうですが、
「まだまだ潜り足りない!」ということで夜も海へ(^_^)
もう明日石垣島を発たれるということなので、
最後にもう1ダイブ、石垣島の海をご満喫いただきます(^_^)
ロープをつたってゆっくり暗い夜の海の底まで降りて行くと、
水中ライトに照らされた夜のサンゴ礁が待っています。
サンゴの山の下の方に棲む“シライトイソギンチャク”は
昼間はヒラヒラと馬のタテガミのように触手を伸ばしてているのですが、
夜になると短くクルクルと縮こまってしまいます。
その中に“クマノミ”の夫婦が包まれて、気持ちよさそうに眠っていました。
その隣のサンゴの山では、“カクレクマノミ”の夫婦が眠っていました。
先ほどの“クマノミ”よりも、ちょっと神経質な“カクレクマノミ”。
ライトの光がちょっと鬱陶しかったようで(^_^;)
チョロチョロとイソギンチャクの中に逃げ込んでしまいました。
その近くの岩陰に隠れている“ハタ”は、夜食でも食べたのでしょうか?
何か大きなものが口の中に入ってプックリした顔のまま、休んでいました。
サンゴ下で眠っているのは“ブダイ”です。
自分の体がちょうど収まるスペースを見つけ、自分で作った透明の膜に包まれて、
安心した様子でスヤスヤと気持ちよさそうに眠ってました(^_^)
この周辺にはたくさんブダイが棲んでいるので、
いろんなサンゴの隙間に“ブダイ”たちの眠る様子が見られます。
緑色の体にカラフルな模様が鮮やかです。
石垣島ダイビングの最後を締めくくるナイトダイビング。
夜にも関わらず、いろんな魚たちの眠顔を写真に収めていらっしゃいました。
2010年10月26日
まっ黒クマノミ/ダイビング体験
全国的に寒波がやって来ているそうですが、
石垣島も強い北風が吹いて今日は少し肌寒く感じます。
おまけに新しい台風も近づいて来て、より一層波が高くなっています。
石垣島は直撃を免れたようなので一安心ですが、
今週後半頃までは波の高い日が続きそうです。
台風が向かう沖縄本島や奄美でも、被害などが出ないことを祈ります。
強い北風の影響でどこのダイビングポイントも
コンディションがよくありません・・・。
できるだけ波の少ない石垣島南側のポイントへ行ってみましょう。
水面での練習中は少し船が揺れています。
お客様は今回が初めてのダイビングということだったので、
「大丈夫かな(-_-;)?」と不安に思われたかもしれません・・・。
ですが、潜行を開始して2メートルほど潜ると、
水面とはまったく別世界の静かな海の世界が広がっていました。
海の中にいる事にも慣れてきたところで、
初めての水中写真の撮影にも挑戦されました(^_^)
まずは丸くてかわいい卵のような“タマイタダキイソギンチャク”から
大きな顔と小さな顔をのぞかせている“ハマクマノミ”の夫婦がモデルです。
サンゴの山に開いた亀裂のようなトンネルにも入ってみました。
天井に開いた穴から、海のブルーの光が射し込んでいました。
トンネルの出口を出てから少し進んでいくと、
今度は“クマノミ”の家族がイソギンチャクから顔を出して待っています。
“クマノミ”の体の色はオレンジのことがほとんどですが、
この“イボハタゴイソギンチャク”に棲む“クマノミ”はなぜか黒が多いです。
さらにその周りでは、
まっ黒で白い3つの斑点のある
ちっちゃな“ミツボシクロスズメダイ”が泳いでいました。
ひとつのイソギンチャクに“カクレクマノミ”なら“カクレクマノミ”だけ、
“ハマクマノミ”なら“ハマクマノミ”だけ、“クマノミ”なら“クマノミ”だけ、と
クマノミの仲間であっても、普段は同じ種類同士でしか一緒に棲みません。
ところが、ここの“クマノミ”3匹に混じって、
“セジロクマノミ”が一匹だけ間違って(?)同居していていました。
珍しい家族のいる、とても賑やかなイソギンチャクでした(^_^)
最後は大きなトンネルの中をくぐり抜けました。
中には、赤くておっきな目をした“アカマツカサ”がたくさん泳いでいます。
海の中にあるトンネルはフワフワ泳ぎながら通り抜ける事ができるので、
陸の上のトンネルをくぐるのとは全く違った雰囲気が味わえて楽しいです。
陸の上とは別世界の海の中。
あっという間に60分が過ぎてしまいました。
石垣島も強い北風が吹いて今日は少し肌寒く感じます。
おまけに新しい台風も近づいて来て、より一層波が高くなっています。
石垣島は直撃を免れたようなので一安心ですが、
今週後半頃までは波の高い日が続きそうです。
台風が向かう沖縄本島や奄美でも、被害などが出ないことを祈ります。
強い北風の影響でどこのダイビングポイントも
コンディションがよくありません・・・。
できるだけ波の少ない石垣島南側のポイントへ行ってみましょう。
水面での練習中は少し船が揺れています。
お客様は今回が初めてのダイビングということだったので、
「大丈夫かな(-_-;)?」と不安に思われたかもしれません・・・。
ですが、潜行を開始して2メートルほど潜ると、
水面とはまったく別世界の静かな海の世界が広がっていました。
海の中にいる事にも慣れてきたところで、
初めての水中写真の撮影にも挑戦されました(^_^)
まずは丸くてかわいい卵のような“タマイタダキイソギンチャク”から
大きな顔と小さな顔をのぞかせている“ハマクマノミ”の夫婦がモデルです。
サンゴの山に開いた亀裂のようなトンネルにも入ってみました。
天井に開いた穴から、海のブルーの光が射し込んでいました。
トンネルの出口を出てから少し進んでいくと、
今度は“クマノミ”の家族がイソギンチャクから顔を出して待っています。
“クマノミ”の体の色はオレンジのことがほとんどですが、
この“イボハタゴイソギンチャク”に棲む“クマノミ”はなぜか黒が多いです。
さらにその周りでは、
まっ黒で白い3つの斑点のある
ちっちゃな“ミツボシクロスズメダイ”が泳いでいました。
ひとつのイソギンチャクに“カクレクマノミ”なら“カクレクマノミ”だけ、
“ハマクマノミ”なら“ハマクマノミ”だけ、“クマノミ”なら“クマノミ”だけ、と
クマノミの仲間であっても、普段は同じ種類同士でしか一緒に棲みません。
ところが、ここの“クマノミ”3匹に混じって、
“セジロクマノミ”が一匹だけ間違って(?)同居していていました。
珍しい家族のいる、とても賑やかなイソギンチャクでした(^_^)
最後は大きなトンネルの中をくぐり抜けました。
中には、赤くておっきな目をした“アカマツカサ”がたくさん泳いでいます。
海の中にあるトンネルはフワフワ泳ぎながら通り抜ける事ができるので、
陸の上のトンネルをくぐるのとは全く違った雰囲気が味わえて楽しいです。
陸の上とは別世界の海の中。
あっという間に60分が過ぎてしまいました。
2010年10月25日
晴れ間を狙って/シュノーケリング
久し振りにいいお天気石垣島!・・・でしたが、
次第に雨雲が現われ、昼前には強いスコールが降りました。
本日石垣島を発たれるご夫婦とシュノーケリングに向かいました。
スタート港に着いた途端にスコールに見舞われてどうなる事かと思いましたが、
出港して5分もすると空には雨雲がなくなり、再び青空と太陽が戻ってきました。
サンゴの山の周りには“オキナワスズメダイ”や“デバスズメダイ”、
“リボンスズメダイ”たちがエサのプランクトン追って泳いでいます。
動くたびに陽の光が体に反射して、キラキラときれいでした(^_^)
サンゴ山のてっぺんに棲む“ハマクマノミ”たちも、
水面から海に降り注ぐ久しぶりの太陽の光を浴びて気持ち良さそうです。
水面には目印になるように浮きが浮かんでいるのですが、
今日もさっと飛んできた“アジサシ”は1羽、乗っかって休憩中していました。
近くを通る船の波で浮きが多く揺れるのですが、
サーフボードで波に乗るように上手にバランスを取っていました。
石垣島滞在中はあまりいい天気の日はなかったそうですが、
最後に太陽の降り注ぐ海の景色を見ることができましたね(^_^)
次第に雨雲が現われ、昼前には強いスコールが降りました。
本日石垣島を発たれるご夫婦とシュノーケリングに向かいました。
スタート港に着いた途端にスコールに見舞われてどうなる事かと思いましたが、
出港して5分もすると空には雨雲がなくなり、再び青空と太陽が戻ってきました。
サンゴの山の周りには“オキナワスズメダイ”や“デバスズメダイ”、
“リボンスズメダイ”たちがエサのプランクトン追って泳いでいます。
動くたびに陽の光が体に反射して、キラキラときれいでした(^_^)
サンゴ山のてっぺんに棲む“ハマクマノミ”たちも、
水面から海に降り注ぐ久しぶりの太陽の光を浴びて気持ち良さそうです。
水面には目印になるように浮きが浮かんでいるのですが、
今日もさっと飛んできた“アジサシ”は1羽、乗っかって休憩中していました。
近くを通る船の波で浮きが多く揺れるのですが、
サーフボードで波に乗るように上手にバランスを取っていました。
石垣島滞在中はあまりいい天気の日はなかったそうですが、
最後に太陽の降り注ぐ海の景色を見ることができましたね(^_^)
2010年10月23日
曇り空でも・・・/シュノーケリング
ぐずついたお天気が続く石垣島。
今日も曇で覆われた空からは青空がなかなか顔を出してくれません。
お客様は本日石垣島を立発たれるというご夫婦。
せっかくの石垣島旅行、海に入らないで帰るのはもったいない!と
初めてのシュノーケリングに挑戦することにされたそうです(^_^)
あいにくの空模様と海況でしたが、
船の下に一面に広がるサンゴ礁は鮮やかな色で出迎えてくれました。
海に浮かぶことに慣れるまではただリラックスして水面に身をあずけ、
サンゴの山々の景色をゆったり巡っていきましょう♪
サンゴの山のてっぺんには、
“ハマクマノミ”の棲む“タマイタダキイソギンチャク”があります。
上から見ていたら、クマノミたちもこちらに気付いたようで
逆にジッと見つめ返してきました(^_^)
水深3メートルのサンゴの山の下の方には、
ちっちゃくてかわいい“カクレクマノミ”の家族が3匹で棲んでいます。
イソギンチャクの隙間に出たり入ったり、
ちょこまか動くかわいい泳ぎからしばらく目が離せなくなります(^_^)
今日は2つのポイントでシュノーケリングをして、
それぞれで違ったサンゴ礁の景色を見ることができました。
波があり、ゆっくりと足ヒレの使い方を練習することはできませんでしたが、
また機会があれば穏やかな海でゆっくりと泳ぐ練習もしてくださいね(^_^)
夕方からはご夫婦のお客様とシュノーケリングへ。
まだ風の収まる様子はなく、波も少し高めです。
船酔いが心配とのことで、
できるだけ波の影響の少ない島陰のポイントへ行きました。
シュノーケリングは今回が初めてだそうです。
船のハシゴにつかまって、水中メガネをつけて海の中を覗くと
記念すべき人生初の海の景色が広がっています(^_^)
しだいに海に浮かぶのにも慣れてきたので、
ハシゴから手を離して沖へと向かって泳ぎ出します。
下には柔らかいサンゴ“ソフトコーラル”の群生が一面に広がり、
固いイメージのサンゴがゆらゆら波に揺られる、なんだか不思議な光景です。
流れに乗ってやってくるプランクトンを
一生懸命追いかけて泳ぎ回っている“デバスズメダイ”たち。
体に当たる光の角度が変わるので、動くたびに少しずつが変化して見えます。
明日はだいぶ天気が回復するようで、
久しぶりの青空も期待できそうです(^o^)/
今日も曇で覆われた空からは青空がなかなか顔を出してくれません。
お客様は本日石垣島を立発たれるというご夫婦。
せっかくの石垣島旅行、海に入らないで帰るのはもったいない!と
初めてのシュノーケリングに挑戦することにされたそうです(^_^)
あいにくの空模様と海況でしたが、
船の下に一面に広がるサンゴ礁は鮮やかな色で出迎えてくれました。
海に浮かぶことに慣れるまではただリラックスして水面に身をあずけ、
サンゴの山々の景色をゆったり巡っていきましょう♪
サンゴの山のてっぺんには、
“ハマクマノミ”の棲む“タマイタダキイソギンチャク”があります。
上から見ていたら、クマノミたちもこちらに気付いたようで
逆にジッと見つめ返してきました(^_^)
水深3メートルのサンゴの山の下の方には、
ちっちゃくてかわいい“カクレクマノミ”の家族が3匹で棲んでいます。
イソギンチャクの隙間に出たり入ったり、
ちょこまか動くかわいい泳ぎからしばらく目が離せなくなります(^_^)
今日は2つのポイントでシュノーケリングをして、
それぞれで違ったサンゴ礁の景色を見ることができました。
波があり、ゆっくりと足ヒレの使い方を練習することはできませんでしたが、
また機会があれば穏やかな海でゆっくりと泳ぐ練習もしてくださいね(^_^)
夕方からはご夫婦のお客様とシュノーケリングへ。
まだ風の収まる様子はなく、波も少し高めです。
船酔いが心配とのことで、
できるだけ波の影響の少ない島陰のポイントへ行きました。
シュノーケリングは今回が初めてだそうです。
船のハシゴにつかまって、水中メガネをつけて海の中を覗くと
記念すべき人生初の海の景色が広がっています(^_^)
しだいに海に浮かぶのにも慣れてきたので、
ハシゴから手を離して沖へと向かって泳ぎ出します。
下には柔らかいサンゴ“ソフトコーラル”の群生が一面に広がり、
固いイメージのサンゴがゆらゆら波に揺られる、なんだか不思議な光景です。
流れに乗ってやってくるプランクトンを
一生懸命追いかけて泳ぎ回っている“デバスズメダイ”たち。
体に当たる光の角度が変わるので、動くたびに少しずつが変化して見えます。
明日はだいぶ天気が回復するようで、
久しぶりの青空も期待できそうです(^o^)/
2010年10月22日
ダイビング再開(^_^)?/ファンダイビング
今日も強風で波の高い石垣島です。
降り続く雨のために陸からの赤土が流れ込み、
いつもはブルーできれいな海も真っ茶色になっています。
昨日に引き続き、ファンダイビングにお越しくださったお客様。
昨日は7年ぶりのダイビングで少し緊張気味のご様子でしたが、
少しずつ力が抜けて、リラックスできてきたようです(^_^)
ライセンス講習の時はよく足がつってしまったそうですが、今回は大丈夫!
苦手という耳抜きも、難なくこなして潜行もスムーズでした。
緊張がほぐれると、より一層海の中を楽しむことができますね
水面は相変わらずの大雨と波でバシャバシャしていましたが、
1、2メートル潜るだけでも、まるで別世界のように静かになります。
いろんな色を身にまとったオシャレな“モンハナシャコ”、
ダイバーの姿を見つけるとソワソワし始めて
落ち着きなく巣穴から出たり入ったりしています。
好奇心が旺盛なシャコなのかもしれません(^_^)
指を近づけると、エサと思って巣穴に引き込もうとしているのか?
何者か確かめようとしているのか?
胴体についたたくさんの足で触ってチェックしてきます。
とても小さくて細い足先でコチョコチョ、こそばゆくて変な感じです。
“ミナミホタテウミヘビ”は、砂からひょっこり顔だけを出していますが、
1メートル近くもある胴体は全部砂の中に入っています。
“ミナミホタテウミヘビ”は一度巣穴を決めると、
よほどのことがない限り移動することはありません。
しかも夜行性のようで昼間はほとんど穴から出てきませんが、
たま~に穴から抜け出してニョロニョロと泳いでいる様子も見かけます。
サンゴの中には、“フタスジリュウキュウスズメダイ”たちに混じって
“ナンヨウハギ”の赤ちゃんがエサを追いかけて一生懸命泳いでいます。
“フタスジリュウキュウスズメダイ”も体長4センチほどと小さいのですが、
“ナンヨウハギ”の赤ちゃんは2センチほどでとってもかわいく見えます。
ダイバーが近づくとびっくりしてサンゴの隙間に逃げ込みますが、
やっぱりエサを食べたいようで、
すぐに顔を出してまたエサを追いかけて元気に泳いでいます(^_^)
船に戻ると波も雨も強くなっていました!
ポイントを移動して島陰に入ると、こちらの波は穏やかでした。
2本目のダイビングスタートです♪
初日から使いはじめた水中カメラにも少しずつ慣れてきて、
イソギンチャクの中をちょこまか泳ぎ回る“カクレクマノミ”も撮影!
バッチリかわいい表情が撮れたでしょうか(^_^)
同じクマノミの仲間でもあまり泳ぎ回らず、
しかもカメラ目線でポーズを取ってくれる“ハマクマノミ”。
撮影には最適のモデルさんです。
二日間のダイビングの最後を飾るのは、
何百匹もの群れでアーチを作ってくれた“デバスズメダイ”たち。
全員揃って統制の取れた見事な泳ぎに、写真を撮るのも忘て見とれてしまいます。
2日間4本のダイビングも無事終了!
海の生き物のかわいさや行動のおもしろさに出会った2日間でした(^_^)
これを機会にぜひまたダイビングを始めて、
いろんな、たくさんの海の生き物たちに会いに行ってくださいね。
降り続く雨のために陸からの赤土が流れ込み、
いつもはブルーできれいな海も真っ茶色になっています。
昨日に引き続き、ファンダイビングにお越しくださったお客様。
昨日は7年ぶりのダイビングで少し緊張気味のご様子でしたが、
少しずつ力が抜けて、リラックスできてきたようです(^_^)
ライセンス講習の時はよく足がつってしまったそうですが、今回は大丈夫!
苦手という耳抜きも、難なくこなして潜行もスムーズでした。
緊張がほぐれると、より一層海の中を楽しむことができますね
水面は相変わらずの大雨と波でバシャバシャしていましたが、
1、2メートル潜るだけでも、まるで別世界のように静かになります。
いろんな色を身にまとったオシャレな“モンハナシャコ”、
ダイバーの姿を見つけるとソワソワし始めて
落ち着きなく巣穴から出たり入ったりしています。
好奇心が旺盛なシャコなのかもしれません(^_^)
指を近づけると、エサと思って巣穴に引き込もうとしているのか?
何者か確かめようとしているのか?
胴体についたたくさんの足で触ってチェックしてきます。
とても小さくて細い足先でコチョコチョ、こそばゆくて変な感じです。
“ミナミホタテウミヘビ”は、砂からひょっこり顔だけを出していますが、
1メートル近くもある胴体は全部砂の中に入っています。
“ミナミホタテウミヘビ”は一度巣穴を決めると、
よほどのことがない限り移動することはありません。
しかも夜行性のようで昼間はほとんど穴から出てきませんが、
たま~に穴から抜け出してニョロニョロと泳いでいる様子も見かけます。
サンゴの中には、“フタスジリュウキュウスズメダイ”たちに混じって
“ナンヨウハギ”の赤ちゃんがエサを追いかけて一生懸命泳いでいます。
“フタスジリュウキュウスズメダイ”も体長4センチほどと小さいのですが、
“ナンヨウハギ”の赤ちゃんは2センチほどでとってもかわいく見えます。
ダイバーが近づくとびっくりしてサンゴの隙間に逃げ込みますが、
やっぱりエサを食べたいようで、
すぐに顔を出してまたエサを追いかけて元気に泳いでいます(^_^)
船に戻ると波も雨も強くなっていました!
ポイントを移動して島陰に入ると、こちらの波は穏やかでした。
2本目のダイビングスタートです♪
初日から使いはじめた水中カメラにも少しずつ慣れてきて、
イソギンチャクの中をちょこまか泳ぎ回る“カクレクマノミ”も撮影!
バッチリかわいい表情が撮れたでしょうか(^_^)
同じクマノミの仲間でもあまり泳ぎ回らず、
しかもカメラ目線でポーズを取ってくれる“ハマクマノミ”。
撮影には最適のモデルさんです。
二日間のダイビングの最後を飾るのは、
何百匹もの群れでアーチを作ってくれた“デバスズメダイ”たち。
全員揃って統制の取れた見事な泳ぎに、写真を撮るのも忘て見とれてしまいます。
2日間4本のダイビングも無事終了!
海の生き物のかわいさや行動のおもしろさに出会った2日間でした(^_^)
これを機会にぜひまたダイビングを始めて、
いろんな、たくさんの海の生き物たちに会いに行ってくださいね。
2010年10月21日
茶色の海!?/ファンダイビング
台風13号と前線の停滞の影響を受け、
大雨強風で波の高めな日が続く石垣島です。
雨は夜からほとんど絶え間なく降り続けて、
時々ザーザーッと激しい音を立てています。
お客様は、今日が7年ぶりのダイビングだそうです。
講習を終えてライセンスを取得された後、海から遠ざかっていたそうですが、
もう一度ダイビングを始めよう!と、今回は石垣島にいらしたそうです。
海外でライセンス講習を受けたそうですが、
その時は海の透明度があまり良くなかったそうです。
いつもの透明度の高くて光がたっぷり射し込む石垣島の海で
思い切り久々のダイビングを楽しんでいただきたかったのですが・・・
大雨の影響で大量の赤土が岸から流れ込んでしまったので、
石垣島の沿岸線は今までに見たことがないくらい茶色い水で濁っています。
それでも!できるだけきれいな海で潜れるよう、
張り切って出港しましょう♪
船で沖の方のポイントへ向かうと、
透明なブルーの海が迎えてくれました(^_^)
まずは7年間のブランクを埋めるために、
水深10メートルの浅めの水深でリハビリダイビングをしましょう♪
本日の1本目は、砂地の上に岩山やサンゴが点在するポイントです。
サンゴの周りには透明な“スカシテンジクダイ”たちがたくさん泳いでいて、
ダイバーが近づくと、ギュッと群れの密度を高めて警戒します。
しばらくじっとしているとまたソロソロと出てきて、
安心した様子でサンゴ全体をふわりと覆うように広がります。
キラキラと光りを反射して銀色に輝く“スカシテンジクダイ”の群れです。
銀色の“スカシテンジクダイ”たちの群れに混じって、
かわいく動く小さな黄色が見えました(^_^)
1センチほどのサイコロみたいにコロコロとした
“ミナミハコフグ”がフワフワ頼りなさそうに泳いでいます。
おもちゃのようなその泳ぎは、一目で虜になってしまいます!!
あんまりかわいいので、しばらく見ていても全く飽きません♪
“スカシテンジクダイ”たちが群れるサンゴの周りや岩山のふもとには、
小さな獲物たちを狙ってたくさんのエソたちが集まってきます。
隙あらば食べてやろう!と下から虎視眈々と見つめています。
狙いやすい場所なのか・・・3匹重なって構えていました。
60分のダイビングで、リハビリは無事に完了です!
感覚がかなり戻ってきたようなので、
2本目は少し水深を下げて、13メートルまで降りて行きましょう。
こちらも砂地のポイントですが、
海の中の風景も出会える生き物たちも先ほどと違います(^_^)
砂地の上にある小さなサンゴの表面にピタッと身を寄せて隠れているのは、
ゴマのような模様のある“ゴマモンガラ”の赤ちゃんです。
本人は一生懸命隠れているつもりのようですが・・・
こっちからだと丸見え、全然隠れられていないのがかわいいです(^_^)
見かけだけではなく行動もヨチヨチと(?)子供っぽくて、
魚の赤ちゃんたちはとってもかわいくていつまでも見ていたくなります。
少し離れたところにある海草の茎にしっかりつかまって、
ユラユラ揺られているのは“コノハガニ”というカニです。
切った海草を頭にくっつけて、上手に擬態しています。
ただ、自分で持ってきた海草ですが少し大き過ぎるようで、
あっちにフラフラこっちにフラフラ・・・
なかなかまっすぐじっとしていられないようです(^_^;)
砂地の上にあるサンゴの下では、
“ヒメオニオコゼ”が砂の中から目と鼻だけ出して隠れています。
近づいてじ~っと観察していたらこちらの目線を感じたようで、
モゾモゾ動いて砂から這い出しきました。
こちらにお尻を向けて方向を変えてから、また体を砂に埋めていきました。
ノソノソと迷惑そうに動く様子がおもしろいです(^_^)
船の下まで戻ってくると
岩に開いた1センチほどの小さな穴からひょっこり顔を出している
“クロスジギンポ”に会いました。
キョロキョロとよく動く目がいろんな方向を向いています。
ダイバーが近づくと驚いて穴に引っ込んで、
様子を見るために出てはまた引っ込んで・・・。
ピョコピョコ何度も繰り返しています(^_^)
少しずつですが、お天気が回復してきているようです。
明日は石垣島ダイビングの2日目。
どんな生き物たちに出会えるか楽しみですね♪
大雨強風で波の高めな日が続く石垣島です。
雨は夜からほとんど絶え間なく降り続けて、
時々ザーザーッと激しい音を立てています。
お客様は、今日が7年ぶりのダイビングだそうです。
講習を終えてライセンスを取得された後、海から遠ざかっていたそうですが、
もう一度ダイビングを始めよう!と、今回は石垣島にいらしたそうです。
海外でライセンス講習を受けたそうですが、
その時は海の透明度があまり良くなかったそうです。
いつもの透明度の高くて光がたっぷり射し込む石垣島の海で
思い切り久々のダイビングを楽しんでいただきたかったのですが・・・
大雨の影響で大量の赤土が岸から流れ込んでしまったので、
石垣島の沿岸線は今までに見たことがないくらい茶色い水で濁っています。
それでも!できるだけきれいな海で潜れるよう、
張り切って出港しましょう♪
船で沖の方のポイントへ向かうと、
透明なブルーの海が迎えてくれました(^_^)
まずは7年間のブランクを埋めるために、
水深10メートルの浅めの水深でリハビリダイビングをしましょう♪
本日の1本目は、砂地の上に岩山やサンゴが点在するポイントです。
サンゴの周りには透明な“スカシテンジクダイ”たちがたくさん泳いでいて、
ダイバーが近づくと、ギュッと群れの密度を高めて警戒します。
しばらくじっとしているとまたソロソロと出てきて、
安心した様子でサンゴ全体をふわりと覆うように広がります。
キラキラと光りを反射して銀色に輝く“スカシテンジクダイ”の群れです。
銀色の“スカシテンジクダイ”たちの群れに混じって、
かわいく動く小さな黄色が見えました(^_^)
1センチほどのサイコロみたいにコロコロとした
“ミナミハコフグ”がフワフワ頼りなさそうに泳いでいます。
おもちゃのようなその泳ぎは、一目で虜になってしまいます!!
あんまりかわいいので、しばらく見ていても全く飽きません♪
“スカシテンジクダイ”たちが群れるサンゴの周りや岩山のふもとには、
小さな獲物たちを狙ってたくさんのエソたちが集まってきます。
隙あらば食べてやろう!と下から虎視眈々と見つめています。
狙いやすい場所なのか・・・3匹重なって構えていました。
60分のダイビングで、リハビリは無事に完了です!
感覚がかなり戻ってきたようなので、
2本目は少し水深を下げて、13メートルまで降りて行きましょう。
こちらも砂地のポイントですが、
海の中の風景も出会える生き物たちも先ほどと違います(^_^)
砂地の上にある小さなサンゴの表面にピタッと身を寄せて隠れているのは、
ゴマのような模様のある“ゴマモンガラ”の赤ちゃんです。
本人は一生懸命隠れているつもりのようですが・・・
こっちからだと丸見え、全然隠れられていないのがかわいいです(^_^)
見かけだけではなく行動もヨチヨチと(?)子供っぽくて、
魚の赤ちゃんたちはとってもかわいくていつまでも見ていたくなります。
少し離れたところにある海草の茎にしっかりつかまって、
ユラユラ揺られているのは“コノハガニ”というカニです。
切った海草を頭にくっつけて、上手に擬態しています。
ただ、自分で持ってきた海草ですが少し大き過ぎるようで、
あっちにフラフラこっちにフラフラ・・・
なかなかまっすぐじっとしていられないようです(^_^;)
砂地の上にあるサンゴの下では、
“ヒメオニオコゼ”が砂の中から目と鼻だけ出して隠れています。
近づいてじ~っと観察していたらこちらの目線を感じたようで、
モゾモゾ動いて砂から這い出しきました。
こちらにお尻を向けて方向を変えてから、また体を砂に埋めていきました。
ノソノソと迷惑そうに動く様子がおもしろいです(^_^)
船の下まで戻ってくると
岩に開いた1センチほどの小さな穴からひょっこり顔を出している
“クロスジギンポ”に会いました。
キョロキョロとよく動く目がいろんな方向を向いています。
ダイバーが近づくと驚いて穴に引っ込んで、
様子を見るために出てはまた引っ込んで・・・。
ピョコピョコ何度も繰り返しています(^_^)
少しずつですが、お天気が回復してきているようです。
明日は石垣島ダイビングの2日目。
どんな生き物たちに出会えるか楽しみですね♪
2010年10月20日
雨の日の夜/ナイトシュノーケリング
前線の通過で昨日今日と石垣島は大雨でした。
今夜のナイトシュノーケリングに出発する頃には、
タイミング良く雨も収まって雲の隙間から月が顔を出しました。
ナイトシュノーケリングにご参加いただいたのは、
石垣島にいらっしゃるのは今回が4回目という石垣島大好きのお客様。
島の中のいろんな観光はほとんど行かれたそうです(^_^)
もちろん海も大好きで、昼間の海でのシュノーケリングも満喫され、
あとは、石垣島の夜の海でシュノーケリングを残すのみ・・・?
以前小笠原でされたナイトシュノーケリングや
ナイトダイビングで潜った夜の海の魅力が忘れられず、
今夜は石垣島の夜の海でも泳いでみることにされたそうです(^_^)
連日の大雨の影響で海に雨水が流れ込み、
残念ながら海の透明度はあまりいいとは言えませんでした・・・。
それでも、やっぱり夜の海に入るということは特別なワクワク感があります。
沖に出て水中ライトを消し、パタパタと足ヒレや手を動かすと、
それに反応して“夜光虫”たちが青白い光をポッポッっと放ち始めます。
あと数日で満月。
今夜も月が大きく、光が海の中まで届いて海の中も明るいので、
水中ライトがなくても海底の景色まで見えるほどです。
そのため、淡い“夜光虫”の光はあまり見られませんでしたが、
今夜は明るい月に照らされた雲が作る神秘的な景色に包まれていました。
チョウチョウウオの仲間・“ヤリカタギ”はテーブルサンゴの上に仲良く並んで、
シマシマ模様の“シマハギ”は波に体を小さく揺られてながら、
いろんな魚たちが静かな海の中でぐっすりと眠っています。
反対に、昼間は魚たちに食べられないように岩の隙間に隠れているウニたちは
みんなが寝静まった夜にモゾモゾ出てきてエサを探し回っています。
中には人間のグーの手よりも大きいウニもいました。
あいにくの空模様で本来はたくさん見ることができる星たちも
今日はほとんど見ることができませんでした。
こんな日は、雲の切れ間から見える数粒の星たちでもとても輝いて見えます。
楽しもう♪とする好奇心があれば、いろんなものが見えてくるんですね(^_^)
今夜のナイトシュノーケリングに出発する頃には、
タイミング良く雨も収まって雲の隙間から月が顔を出しました。
ナイトシュノーケリングにご参加いただいたのは、
石垣島にいらっしゃるのは今回が4回目という石垣島大好きのお客様。
島の中のいろんな観光はほとんど行かれたそうです(^_^)
もちろん海も大好きで、昼間の海でのシュノーケリングも満喫され、
あとは、石垣島の夜の海でシュノーケリングを残すのみ・・・?
以前小笠原でされたナイトシュノーケリングや
ナイトダイビングで潜った夜の海の魅力が忘れられず、
今夜は石垣島の夜の海でも泳いでみることにされたそうです(^_^)
連日の大雨の影響で海に雨水が流れ込み、
残念ながら海の透明度はあまりいいとは言えませんでした・・・。
それでも、やっぱり夜の海に入るということは特別なワクワク感があります。
沖に出て水中ライトを消し、パタパタと足ヒレや手を動かすと、
それに反応して“夜光虫”たちが青白い光をポッポッっと放ち始めます。
あと数日で満月。
今夜も月が大きく、光が海の中まで届いて海の中も明るいので、
水中ライトがなくても海底の景色まで見えるほどです。
そのため、淡い“夜光虫”の光はあまり見られませんでしたが、
今夜は明るい月に照らされた雲が作る神秘的な景色に包まれていました。
チョウチョウウオの仲間・“ヤリカタギ”はテーブルサンゴの上に仲良く並んで、
シマシマ模様の“シマハギ”は波に体を小さく揺られてながら、
いろんな魚たちが静かな海の中でぐっすりと眠っています。
反対に、昼間は魚たちに食べられないように岩の隙間に隠れているウニたちは
みんなが寝静まった夜にモゾモゾ出てきてエサを探し回っています。
中には人間のグーの手よりも大きいウニもいました。
あいにくの空模様で本来はたくさん見ることができる星たちも
今日はほとんど見ることができませんでした。
こんな日は、雲の切れ間から見える数粒の星たちでもとても輝いて見えます。
楽しもう♪とする好奇心があれば、いろんなものが見えてくるんですね(^_^)
タグ :石垣島ナイトシュノーケリング
2010年10月18日
岩になったコブシメ/ファンダイブ・ダイビング体験
予報に反して今日も台風の影響はあまりありません(^_^)
風もそれほど強くなく、太陽も顔を出してくた今朝の石垣島です。
お客様はご夫婦でご参加くださいました。
奥さんは何度かダイビング体験をされ、
今年7月にライセンスを取得されたそうです。
そして、ご主人は今回初めてダイビングに挑戦されるそうです。
ご主人ははじめのうちこそ耳抜きに少し戸惑われていたようですが、
コツをつかんでしまえば、奥さんの待つ海底5メートルへも無事到着!
たくさんのスズメダイたちが群れるサンゴの群生を通り抜けると、
真っ赤なイソギンチャクに棲む“ハマクマノミ”の夫婦の家に到着です。
イソギンチャクの赤も“ハマクマノミ”のオレンジも
ブルーの海をバックに、鮮やかでとってもきれい映えます。
縄張り意識の強い体の大きな“ハマクマノミ”のメス。
ダイバーに「これ以上近づいて来るな~っ!」と警告の意味を込めて
ツンツン!と突いてくることもあります。
本人は必死に縄張りを守っているつもりなのですが、
その様子がなんともかわいく、指先をツンツンされると嬉しくなってしまいます。
ポイントを変えて2本目。
奥さん少しずつ感覚がつかめてきたようです。
ご主人も海の中にいることに慣れてきて、泳ぎも安定してきました。
やや深めの水深にも挑戦して、
銀色の円盤のような体をした“アカククリ”が棲むところまで行ってみましょう!
順調に潜っていくと、次第に“アカククリ”たちのシルエットが見え始めます。
岩陰やテーブルサンゴの屋根の下では、
大きな“アカククリ”たちが“ホンソメワケベラ”に体を掃除してもらって、
気持ちよさそうにしている様子を観察できました。
“ホンソメワケベラ”は海のお掃除屋さんとして、
いろんな生き物の体についた寄生虫やゴミ、コケなどを
取ってきれいにしています。
“アカククリ”たちは列をなして掃除の順番待ちをしていました(^_^)
岩そっくりの色に擬態した“コブシメ”。
岩のフリをして、ダイバーが通り過ぎるのをじーっと待っているようでした。
よ~く見ると、目がキョロキョロ、ヒレがヒラヒラと動いているので、
見事な擬態も見破って見つけることができました。
その他にも岩そっくりに擬態したタコやカサゴにも会いましたが、
見破られたと気付くと、スーっと逃げて行きました(^_^)
風もそれほど強くなく、太陽も顔を出してくた今朝の石垣島です。
お客様はご夫婦でご参加くださいました。
奥さんは何度かダイビング体験をされ、
今年7月にライセンスを取得されたそうです。
そして、ご主人は今回初めてダイビングに挑戦されるそうです。
ご主人ははじめのうちこそ耳抜きに少し戸惑われていたようですが、
コツをつかんでしまえば、奥さんの待つ海底5メートルへも無事到着!
たくさんのスズメダイたちが群れるサンゴの群生を通り抜けると、
真っ赤なイソギンチャクに棲む“ハマクマノミ”の夫婦の家に到着です。
イソギンチャクの赤も“ハマクマノミ”のオレンジも
ブルーの海をバックに、鮮やかでとってもきれい映えます。
縄張り意識の強い体の大きな“ハマクマノミ”のメス。
ダイバーに「これ以上近づいて来るな~っ!」と警告の意味を込めて
ツンツン!と突いてくることもあります。
本人は必死に縄張りを守っているつもりなのですが、
その様子がなんともかわいく、指先をツンツンされると嬉しくなってしまいます。
ポイントを変えて2本目。
奥さん少しずつ感覚がつかめてきたようです。
ご主人も海の中にいることに慣れてきて、泳ぎも安定してきました。
やや深めの水深にも挑戦して、
銀色の円盤のような体をした“アカククリ”が棲むところまで行ってみましょう!
順調に潜っていくと、次第に“アカククリ”たちのシルエットが見え始めます。
岩陰やテーブルサンゴの屋根の下では、
大きな“アカククリ”たちが“ホンソメワケベラ”に体を掃除してもらって、
気持ちよさそうにしている様子を観察できました。
“ホンソメワケベラ”は海のお掃除屋さんとして、
いろんな生き物の体についた寄生虫やゴミ、コケなどを
取ってきれいにしています。
“アカククリ”たちは列をなして掃除の順番待ちをしていました(^_^)
岩そっくりの色に擬態した“コブシメ”。
岩のフリをして、ダイバーが通り過ぎるのをじーっと待っているようでした。
よ~く見ると、目がキョロキョロ、ヒレがヒラヒラと動いているので、
見事な擬態も見破って見つけることができました。
その他にも岩そっくりに擬態したタコやカサゴにも会いましたが、
見破られたと気付くと、スーっと逃げて行きました(^_^)
2010年10月17日
どっちが似てる??/アドバンスドライセンス講習
台風接近でお天気が崩れて波も高くなるとの予報でしたが、
実際にはそれほどでもなく、今日は晴れの石垣島です。
アドバンスド オープンウォーターダイバーコースの2日目です。
講習終了までに必要な5本のダイビングのうち、
昨日のうちに、必須科目の『ディープダイビング』、
『ナビゲーションダイビング』、『ナチュラリストの講習』、
『ナイトのダイビング』は無事終了しました。
今日は残りの『サーチ&リカバリーダイビング』、
海の中で物を探し出す練習です。
おふたりから離れたところにボードを置いたので、
それを探していただきます。
ひとりが紐の片端を持ちます。
そこを中心に、紐が緩まないようにもうひとりが円を描くように泳ぎます。
一周したら少し紐の少し長くして、また円を描くように泳ぎます。
これを繰り返しながら少しずつ円の面積を広くしていくと、
迷ってしまうことなく目的の物を探しだすことができます。
普段のダイビングではなかなかこのような事をしないので、
おもしろい講習です。
おふたりで力を合わせ、広い砂地で
目的のボードを見つけ出すことができました。
これでアドバンスド オープンウォーターダイバーコースの講習は
全項目無事終了!
最後の6本目は終了のお祝いのプレゼントダイビングです。
今日行った砂地のポイントは、バシャバシャと揺れる水面の波とは反対に、
透明度もよく、なかなかのコンディションでした。
砂地の上にぽつんとある小さな岩には
“クマノミ”や“ミツボシクロスズメダイ”など
たくさんの魚たちが棲んでいます。
砂漠の中のオアシスのように、今日も賑わっていました(^_^)
“クマノミ”夫婦は現在子育て中で、2匹で力を合わせて卵を守っています。
少しでも卵に近づくと何百倍も大きなダイバーにだって
果敢に向かってきます!
警戒心が強いので、
いつもはダイバーが近づくとイソギンチャクの中に隠れてしまうのですが、
この時季は外まで出て来て一生懸命卵を守ろうとしています。
卵の中の子供たち、もうそろそろ目ができていて
今日明日にでも孵りそうです。
砂地の上にフッと手を着くと、急に“マゴチ”が飛び出してきました!
何もないと思っていた砂地からの突然の登場にびっくりしましたが、
“マゴチ”の方もかなり驚いて慌てて飛び出してしまったようです。
“マゴチ”もとても警戒心が強いので、
すぐにまた器用に体を震わせながら砂の中に潜りこんでいました。
忍者のようなとても素早い身のこなしで一度見失うと見つけるが大変ですが、
顔だけ出してこちらを見ているので、どこにいるか分かりました(^_^)
ユラユラ揺れる海草の切れ端に擬態しているのは“カミソリウオ”。
色も動きも本物そっくりなので、すぐには魚だと気が付きません。
ただ、よ~く見ると、海草の切れ端に目が
キョロキョロと動いているのが分かります。
それくらいじっくり見ないと分からないくらい見事な擬態ぶりに感心です。
その少し離れたところにも、見事に海草に擬態した魚を発見!
“カミソリウオ”によく似ていますが、こちらは“ホソフウライウオ”です。
虫食いで少し細くなった海草の切れ端に擬態しているようです。
どちらも見事な擬態ぶりの2匹!ものまね勝負の軍配は!?
台風の動向にヒヤヒヤさせられた2日間ですが、
影響もそれほどなく、全6本のダイビングですべての項目が無事終了。
アドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを
取得することができました!
あとは・・・帰ってからレポートを仕上げて終了ですね。
お待ちしていま~す!
実際にはそれほどでもなく、今日は晴れの石垣島です。
アドバンスド オープンウォーターダイバーコースの2日目です。
講習終了までに必要な5本のダイビングのうち、
昨日のうちに、必須科目の『ディープダイビング』、
『ナビゲーションダイビング』、『ナチュラリストの講習』、
『ナイトのダイビング』は無事終了しました。
今日は残りの『サーチ&リカバリーダイビング』、
海の中で物を探し出す練習です。
おふたりから離れたところにボードを置いたので、
それを探していただきます。
ひとりが紐の片端を持ちます。
そこを中心に、紐が緩まないようにもうひとりが円を描くように泳ぎます。
一周したら少し紐の少し長くして、また円を描くように泳ぎます。
これを繰り返しながら少しずつ円の面積を広くしていくと、
迷ってしまうことなく目的の物を探しだすことができます。
普段のダイビングではなかなかこのような事をしないので、
おもしろい講習です。
おふたりで力を合わせ、広い砂地で
目的のボードを見つけ出すことができました。
これでアドバンスド オープンウォーターダイバーコースの講習は
全項目無事終了!
最後の6本目は終了のお祝いのプレゼントダイビングです。
今日行った砂地のポイントは、バシャバシャと揺れる水面の波とは反対に、
透明度もよく、なかなかのコンディションでした。
砂地の上にぽつんとある小さな岩には
“クマノミ”や“ミツボシクロスズメダイ”など
たくさんの魚たちが棲んでいます。
砂漠の中のオアシスのように、今日も賑わっていました(^_^)
“クマノミ”夫婦は現在子育て中で、2匹で力を合わせて卵を守っています。
少しでも卵に近づくと何百倍も大きなダイバーにだって
果敢に向かってきます!
警戒心が強いので、
いつもはダイバーが近づくとイソギンチャクの中に隠れてしまうのですが、
この時季は外まで出て来て一生懸命卵を守ろうとしています。
卵の中の子供たち、もうそろそろ目ができていて
今日明日にでも孵りそうです。
砂地の上にフッと手を着くと、急に“マゴチ”が飛び出してきました!
何もないと思っていた砂地からの突然の登場にびっくりしましたが、
“マゴチ”の方もかなり驚いて慌てて飛び出してしまったようです。
“マゴチ”もとても警戒心が強いので、
すぐにまた器用に体を震わせながら砂の中に潜りこんでいました。
忍者のようなとても素早い身のこなしで一度見失うと見つけるが大変ですが、
顔だけ出してこちらを見ているので、どこにいるか分かりました(^_^)
ユラユラ揺れる海草の切れ端に擬態しているのは“カミソリウオ”。
色も動きも本物そっくりなので、すぐには魚だと気が付きません。
ただ、よ~く見ると、海草の切れ端に目が
キョロキョロと動いているのが分かります。
それくらいじっくり見ないと分からないくらい見事な擬態ぶりに感心です。
その少し離れたところにも、見事に海草に擬態した魚を発見!
“カミソリウオ”によく似ていますが、こちらは“ホソフウライウオ”です。
虫食いで少し細くなった海草の切れ端に擬態しているようです。
どちらも見事な擬態ぶりの2匹!ものまね勝負の軍配は!?
台風の動向にヒヤヒヤさせられた2日間ですが、
影響もそれほどなく、全6本のダイビングですべての項目が無事終了。
アドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを
取得することができました!
あとは・・・帰ってからレポートを仕上げて終了ですね。
お待ちしていま~す!
2010年10月16日
実験!/アドバンスドライセンス講習
台風接近と前線通過の影響を受け、お天気の安定しない石垣島です。
太陽も顔を出して一応晴れてはいるのですが、
海に出ると波がかなり高めでした。
本日から2日間の日程で、
アドバンスド オープンウォーターダイバーコースライセンス取得講習が
スタートです。
ご主人はカメラマンで、この夏サンゴの写真撮影にお越しいただいており、
今回は奥様とご一緒に、
ご夫婦でライセンス取得を目指してご参加くださいました。
台風が発生したのがちょうどお家を出発される前日。
台風の動きとお天気が気がかりでしたが、
講習初日の今日は、波が高めでしたが海の中は穏やかでした。
船の上にいた時の揺れがウソのように静かな海底で、
ライセンス講習を始めましょう!
アドバンスライセンスの講習では、2日間で5ダイブ潜ります。
まず1本目は『ナチュラリストの講習』。
自然環境や水中生物にやさしい観察の仕方を考えるダイビングです。
2メートルほどの小さな“ハマサンゴ”の中にも、生態系が成立しています。
小さな“スカシテンジクダイ”たちの群れを見ていると、
この“ハマサンゴ”を取り仕切るボスのアザハタが見回りにやってきました。
ここの安全を見守る(?)ボスとして、ダイバーが来ると必ずチェックします。
ボスのご機嫌を損ねないよう、そっとここに棲む生き物たちを観察します。
“アザハタ”に次ぐナンバー2の座に君臨しているのが、“サビウツボ”です。
その周りには、たくさんの“スザクサラサエビ”が
せっせと小さなハサミを動かして
強面のナンバー2のご機嫌をうかがうように、体の掃除に忙しそうでした。
少し離れたところにいた“アカシマシラヒゲエビ”の方は
“アザハタ”お抱えのお掃除係のようです。
“ハマサンゴ”の下のクリーニングステーションに“アザハタ”がやってくると
わらわらと集まって隅々まで掃除してあげていました。
“アザハタ”がどこかに行っている隙に・・・
ダイバーの指もチョコチョコと掃除してくれました(^_^)
再び船の下を目指して進んでいると、
“セミホウボウ”が胸ビレを上手に使って砂地の上を歩いていました。
泳ぎが苦手なので、こちらの方が泳ぐよりも早く進むことができるようです。
2本目は『ナビゲーションのダイビング』。
コンパスを使って、海の中での自分の位置や船の方向を見つける練習です。
水中の景色を目印を探しながら、ダイビングポイントを一周します。
目印にしていた海の中に落ちているロープを見つけたら、船までは一直線!
おふたりの力だけで無事に船へと戻ってくることができました。
3本目は『ディープダイビング』。
水深によって変わる海の中での色の見え方や、
水深30メートルでダイバーかかる水圧を体感するダイビングです。
深い水深では、ペットボトルが押しつぶされたり、
フカフカだったウエットスーツがほぼペッタンコになったりと
地上や浅い水深での水圧との違いを見ることができました。
水深30メートルに潜っても体感する水圧は
浅い水深での場合とあまり変わりませんが、
実際にはこれほどの水圧が掛っているということには驚きです。
昼間のダイビングはこれで終了。
しばらく休憩を挟み、夕方からは『ナイトダイビングの講習』をしましょう!
昼間とは違い、水中ライトで照らされた範囲しか視界がない夜の海。
そんな中でのサインの出し方、
迷子になってしまった場合の対処方法などを復習して
薄暗い夜の海へと潜り、海底から湧き出す温泉を目指します。
途中では“セジロクマノミ”たちが眠っていました。
イソギンチャクのにしっかり包まって気持ちよさそうです。
真っ暗な海中で、水中ライトの光に浮かび上がるサンゴ礁が神秘的です。
無事に海底温泉まで到着すると、
湧き出し口から出る温水と気泡が
水中ライトに照らされてキラキラ、ユラユラ。
昼間の海底温泉ともちょっと違う不思議な景色です。
岩の割れ目の中で眠っている“グルクン”は、
昼間は鮮やかなブルーですが、夜は真っ赤なパジャマに着替えるようです。
昼間のディープダイビングの講習ではいろんな色のサンプルを持って潜り、
水深によってどのように色の見え方が変化するかを試しました。
その時も、海の中では赤い色は光を吸収・反射されて目立たなくなります。
水中ライトで照らすと鮮やかな赤に見えるグルクンの体の色も、
実は、眠っていて無防備な時にも敵に襲われない安全な色なのでしょう。
今夜はいろんなところで寝ている“グルクン”を見つけました。
ここは“グルクン”たちのお気に入りの寝床のようです。
昼間は何百匹で群れて泳いでいるのを見かけますが、
この辺りのどこかにみんな上手に隠れて眠っているのでしょうか!?
台風13号の接近で、明日はますます波が高くなりそうです。
比較的海況の落ち着いている今日のうちにできるだけ講習を消化しょうと、
今日は昼夜合わせて合計4本のダイビングでした。
「4本!?体力的に大丈夫かな?」と心配されていましたが、
終わってみると意外と疲れもなく余裕の表情(^_^)明日も頑張りましょう!
太陽も顔を出して一応晴れてはいるのですが、
海に出ると波がかなり高めでした。
本日から2日間の日程で、
アドバンスド オープンウォーターダイバーコースライセンス取得講習が
スタートです。
ご主人はカメラマンで、この夏サンゴの写真撮影にお越しいただいており、
今回は奥様とご一緒に、
ご夫婦でライセンス取得を目指してご参加くださいました。
台風が発生したのがちょうどお家を出発される前日。
台風の動きとお天気が気がかりでしたが、
講習初日の今日は、波が高めでしたが海の中は穏やかでした。
船の上にいた時の揺れがウソのように静かな海底で、
ライセンス講習を始めましょう!
アドバンスライセンスの講習では、2日間で5ダイブ潜ります。
まず1本目は『ナチュラリストの講習』。
自然環境や水中生物にやさしい観察の仕方を考えるダイビングです。
2メートルほどの小さな“ハマサンゴ”の中にも、生態系が成立しています。
小さな“スカシテンジクダイ”たちの群れを見ていると、
この“ハマサンゴ”を取り仕切るボスのアザハタが見回りにやってきました。
ここの安全を見守る(?)ボスとして、ダイバーが来ると必ずチェックします。
ボスのご機嫌を損ねないよう、そっとここに棲む生き物たちを観察します。
“アザハタ”に次ぐナンバー2の座に君臨しているのが、“サビウツボ”です。
その周りには、たくさんの“スザクサラサエビ”が
せっせと小さなハサミを動かして
強面のナンバー2のご機嫌をうかがうように、体の掃除に忙しそうでした。
少し離れたところにいた“アカシマシラヒゲエビ”の方は
“アザハタ”お抱えのお掃除係のようです。
“ハマサンゴ”の下のクリーニングステーションに“アザハタ”がやってくると
わらわらと集まって隅々まで掃除してあげていました。
“アザハタ”がどこかに行っている隙に・・・
ダイバーの指もチョコチョコと掃除してくれました(^_^)
再び船の下を目指して進んでいると、
“セミホウボウ”が胸ビレを上手に使って砂地の上を歩いていました。
泳ぎが苦手なので、こちらの方が泳ぐよりも早く進むことができるようです。
2本目は『ナビゲーションのダイビング』。
コンパスを使って、海の中での自分の位置や船の方向を見つける練習です。
水中の景色を目印を探しながら、ダイビングポイントを一周します。
目印にしていた海の中に落ちているロープを見つけたら、船までは一直線!
おふたりの力だけで無事に船へと戻ってくることができました。
3本目は『ディープダイビング』。
水深によって変わる海の中での色の見え方や、
水深30メートルでダイバーかかる水圧を体感するダイビングです。
深い水深では、ペットボトルが押しつぶされたり、
フカフカだったウエットスーツがほぼペッタンコになったりと
地上や浅い水深での水圧との違いを見ることができました。
水深30メートルに潜っても体感する水圧は
浅い水深での場合とあまり変わりませんが、
実際にはこれほどの水圧が掛っているということには驚きです。
昼間のダイビングはこれで終了。
しばらく休憩を挟み、夕方からは『ナイトダイビングの講習』をしましょう!
昼間とは違い、水中ライトで照らされた範囲しか視界がない夜の海。
そんな中でのサインの出し方、
迷子になってしまった場合の対処方法などを復習して
薄暗い夜の海へと潜り、海底から湧き出す温泉を目指します。
途中では“セジロクマノミ”たちが眠っていました。
イソギンチャクのにしっかり包まって気持ちよさそうです。
真っ暗な海中で、水中ライトの光に浮かび上がるサンゴ礁が神秘的です。
無事に海底温泉まで到着すると、
湧き出し口から出る温水と気泡が
水中ライトに照らされてキラキラ、ユラユラ。
昼間の海底温泉ともちょっと違う不思議な景色です。
岩の割れ目の中で眠っている“グルクン”は、
昼間は鮮やかなブルーですが、夜は真っ赤なパジャマに着替えるようです。
昼間のディープダイビングの講習ではいろんな色のサンプルを持って潜り、
水深によってどのように色の見え方が変化するかを試しました。
その時も、海の中では赤い色は光を吸収・反射されて目立たなくなります。
水中ライトで照らすと鮮やかな赤に見えるグルクンの体の色も、
実は、眠っていて無防備な時にも敵に襲われない安全な色なのでしょう。
今夜はいろんなところで寝ている“グルクン”を見つけました。
ここは“グルクン”たちのお気に入りの寝床のようです。
昼間は何百匹で群れて泳いでいるのを見かけますが、
この辺りのどこかにみんな上手に隠れて眠っているのでしょうか!?
台風13号の接近で、明日はますます波が高くなりそうです。
比較的海況の落ち着いている今日のうちにできるだけ講習を消化しょうと、
今日は昼夜合わせて合計4本のダイビングでした。
「4本!?体力的に大丈夫かな?」と心配されていましたが、
終わってみると意外と疲れもなく余裕の表情(^_^)明日も頑張りましょう!
2010年10月15日
ハリセンボンの寝顔/ナイトシュノーケリング
風が強い今日の石垣島です。
海もやや波とうねりがあります。
娘さんとお母さん親子でお越しいただいたお客様と
今夜は夜の海へナイトシュノーケリングに向かいます。
昼間は石垣島の北部でダイビングをされたそうです。
今度は、昼間の海とはまた一味違う夜の海の景色を求め、
沖へと向かって泳ぎ出しましょう(^_^)
顔を海につけて泳ぎ始めますが、
ビーチから浅瀬の辺りまでは何もない砂地が広がる景色です。
真っ暗な中に水中ライトで照らしだされる景色は
なぜか神秘的で特別な景色に見えます。
夜の海に入っている!というだけでも
ちょっとドキドキしてしまうせいかもしれませんね(^_^)
しばらく泳いで進んでいくと、
砂地の上で波に揺られながら眠っている“ハリセンボン”を見つけました。
流されてしまわないようにヒレを
パタパタと動かしながら眠る姿がかわいいです。
とても気持ちよさそうにグッスリ眠っていたので、
そ~っと抱きかかえてみたら・・・
目を覚ましてしまったようで、
おなかいっぱいに水を吸い込んでぷっく~っと膨らんでしまいました。
熟睡しているところを・・・邪魔してしまいました(^_^;)
ごめんなさい。。。
もともと大きなコでしたが、
プックプクにまん丸く膨らんだ様子もかわいかったです。
手をはなすとゆっくりまた元の寝場所へと戻っていって、
水も吐き出して元の姿に戻って、何事もなかったように眠っていました。
テーブルサンゴの屋根の下に上手にスペースを見つけて
昼間よりずっと鮮やかな色のパジャマに着替えた“ブダイ”が寝ていました。
水中ライトの光にも微動だにせず、
いびきまで聞こえてきそうなほどぐっすり熟睡していました(^_^)
水中ライトを消して、真っ暗な海の世界を作り出します。
すると、緑色に輝く“夜光虫”たちの光が浮きあがってきます。
おふたりの足ヒレの動きに合わせて“夜光虫”たちがポッポッポッと光るので、
まるで辺りに小さな光を振り撒きながら泳いでいるように見えます。
泳いだ後には天の川のように緑の“夜光虫”たちが光っていました。
岸に向かう途中で岩の隙間で眠る“ネッタイミノカサゴ”も見つけました。
そのとなりでは2匹の“ヒフキアイゴ”も岩に張り付くように眠っています。
場所の取り合いでケンカなどすることもなく、仲良く並んでグッスリです。
みんな考えることは同じなのか、
時々数匹の魚たちが一緒に穴に入って眠っているのも見かけます。
小さな穴に種類の違う魚たちが何匹も・・・ちょっとおもしろい光景です(^_^)
今夜の空は雲も多く、海は少しうねりがありました。
絶好のコンディション、というわけにはいきませんでしたが、
海の中では平和に眠るたくさんの魚たちに会うことができました(^_^)
また機会があったら、ぜひ今度は雲のない満天の星空の下、
穏やかな海でいろんな魚たちの寝顔や
“夜光虫”のイルミネーションを見に行きましょう!
海もやや波とうねりがあります。
娘さんとお母さん親子でお越しいただいたお客様と
今夜は夜の海へナイトシュノーケリングに向かいます。
昼間は石垣島の北部でダイビングをされたそうです。
今度は、昼間の海とはまた一味違う夜の海の景色を求め、
沖へと向かって泳ぎ出しましょう(^_^)
顔を海につけて泳ぎ始めますが、
ビーチから浅瀬の辺りまでは何もない砂地が広がる景色です。
真っ暗な中に水中ライトで照らしだされる景色は
なぜか神秘的で特別な景色に見えます。
夜の海に入っている!というだけでも
ちょっとドキドキしてしまうせいかもしれませんね(^_^)
しばらく泳いで進んでいくと、
砂地の上で波に揺られながら眠っている“ハリセンボン”を見つけました。
流されてしまわないようにヒレを
パタパタと動かしながら眠る姿がかわいいです。
とても気持ちよさそうにグッスリ眠っていたので、
そ~っと抱きかかえてみたら・・・
目を覚ましてしまったようで、
おなかいっぱいに水を吸い込んでぷっく~っと膨らんでしまいました。
熟睡しているところを・・・邪魔してしまいました(^_^;)
ごめんなさい。。。
もともと大きなコでしたが、
プックプクにまん丸く膨らんだ様子もかわいかったです。
手をはなすとゆっくりまた元の寝場所へと戻っていって、
水も吐き出して元の姿に戻って、何事もなかったように眠っていました。
テーブルサンゴの屋根の下に上手にスペースを見つけて
昼間よりずっと鮮やかな色のパジャマに着替えた“ブダイ”が寝ていました。
水中ライトの光にも微動だにせず、
いびきまで聞こえてきそうなほどぐっすり熟睡していました(^_^)
水中ライトを消して、真っ暗な海の世界を作り出します。
すると、緑色に輝く“夜光虫”たちの光が浮きあがってきます。
おふたりの足ヒレの動きに合わせて“夜光虫”たちがポッポッポッと光るので、
まるで辺りに小さな光を振り撒きながら泳いでいるように見えます。
泳いだ後には天の川のように緑の“夜光虫”たちが光っていました。
岸に向かう途中で岩の隙間で眠る“ネッタイミノカサゴ”も見つけました。
そのとなりでは2匹の“ヒフキアイゴ”も岩に張り付くように眠っています。
場所の取り合いでケンカなどすることもなく、仲良く並んでグッスリです。
みんな考えることは同じなのか、
時々数匹の魚たちが一緒に穴に入って眠っているのも見かけます。
小さな穴に種類の違う魚たちが何匹も・・・ちょっとおもしろい光景です(^_^)
今夜の空は雲も多く、海は少しうねりがありました。
絶好のコンディション、というわけにはいきませんでしたが、
海の中では平和に眠るたくさんの魚たちに会うことができました(^_^)
また機会があったら、ぜひ今度は雲のない満天の星空の下、
穏やかな海でいろんな魚たちの寝顔や
“夜光虫”のイルミネーションを見に行きましょう!
タグ :石垣島ナイトシュノーケリング
2010年10月14日
今日は日中の海へ(^_^)/シュノーケル・ダイビング体験
今日も石垣島はいい天気です。
台風13号が発生したので、その影響を受けると心配されますが、
今のところは、穏やかで静かな海が広がっています。
久しぶりに日焼けしそうな強い陽射しがまぶしいです。
一昨日のナイトシュノーケリングにご参加くださったお客様が、
「夜の海の景色が幻想的で楽しかったので、
昼間の海も泳ぎたい!」ということで、
本日もお母さん娘さんとおふたりお揃いでお越しくださいました。
魚たちが寝静まって静かな夜の海と違い、
昼間の海は元気に泳ぎ回る多くの魚たちでとても賑やか!
昼と夜、どちらの海も特別な楽しさがあります(^_^)
慣れてきたところで、少し船から離れたところまで泳ぎます。
水深50センチほどにあるサンゴの山のてっぺんのイソギンチャクには、
若い“ハマクマノミ”の仲良し夫婦が棲んでいます。
少し大きい方がメスで、かわいい外見に似合わずとても気が強いです。
顔の前で指をチョコチョコッと動かして挨拶をすると、
小さな口で指先をカプッと攻撃してきます。
といっても、痛くはないのでとてもかわいいです(^_^)
メスよりふたまわりほど体の小さなオスは、ずっとイソギンチャクに隠れたまま。
メスの陰に隠れるようにして、チョロチョロと泳いでいます。
デコボコ夫婦の2匹ですが、イソギンチャクの中から仲良く顔を出し、
いつもシュノーケリングで上を通る人たちを見上げています。
水中に向けていた顔を上げると、
船をポイントに留める為に海に浮かんでいる目印の浮きの上に
“アジサシ”という海鳥がちょこんと止まって休憩していました(^_^)
シッポをピコピコとしてかわいいので、もう少し近づいて見てみようと
驚かさないようにゆっくり近づいてみました。
普通は少しでも人が近寄ってくる気配を感じとると
サッと飛び去ってしまいますが、
このコはまったく逃げる様子はありません。
まさか海の上に人間がいるとは思っていないのか、
人の頭を浮きだと思っているのか、
のんびりとプカプカ浮かんで、いつまでも休憩しました(^_^)
野生の鳥を近くで見ることができた貴重な体験でした。
船の下では、“ハナミノカサゴ”の子がのんびりフワフワ泳いでいます。
水面からは4メートルほど離れた岩の上にいましたが、
こちらからでもはっきり見えるほど長ーいヒレを
大きく広げて優雅に泳いでいます。
パッと見ただけでは、魚とは思えないような変わった形です。
ポイントを変えて、“マンタ”の集まるポイントへも行ってみました。
見れるかな~!?と少し心配しながら海に入りましたが、
少し泳ぎ出しただけで4匹の“マンタ”が見られました。
行ったり来たり、雄大にのびのびと泳いでいました(^_^)
下を泳ぐダイバーと比べると、その大きさがよく分かります。
3メートル超の迫力ある巨体ですが、
“ホンソメワケベラ”たちに口の中をお掃除してもらおうと
大きな口を広げて泳いでいる表情はとてもかわいかったです。
少し休憩して、午後からは娘さんが初ダイビングに挑戦です。
今度は海の中に潜って海底から海の景色を見てみたいとのこと(^_^)
今回の旅行では2回のシュノーケリングをご経験済みなので、
ダイビングの練習も余裕ですべてクリアされました♪
少し練習しただけで、海底へもあっという間に到着しました。
念願の海中世界に期待値もアップしますね(^_^)
まず砂地の上では、“シチセンムスメベラ"が歓迎に来てくれました。
"オグロトラギス”も岩の上から大きな目でこちらの様子をうかがいながら
少しずつ近づいてきて、最後は仲良く遊んでくれるまでになりました。
海底での動きに慣れてきたところで、水中カメラで写真撮影にも挑戦!
まずはすぐ近くにあるサンゴ山に棲む“カクレクマノミ”たちの撮影です。
麓のイソギンチャクの家の触手に隠れながらチョコチョコと動き回るので
なかなか上手くフレームに収まってくれません。
初めての撮影には少し難易度が高めのモデルさんかもしれません。
バッチリ撮影させてくれるプロ級のモデルさんは
“ハマクマノミ”の夫婦です(^_^)
カメラを構えると近づいてきてくれて、カメラ目線も向けてくれるので、
かわいい写真がたくさん撮れたのではないでしょうか。
いろんなスズメダイたちが泳ぐ下では、
ちっちゃな“イシガキカエルウオ”が、大きな目をキョロキョロさせています。
右の目と左の目でそれぞれ違う方向を見ていて、
とってもおもしろい表情になっていました(^_^)
60分間の海底の旅も無事修了!
沈み始めた太陽の光が海底まで射し込んで揺れているのを見ながら、
ゆっくり上を目指して船へと戻りましょう。
最後までサンゴの上を泳ぐたくさんの熱帯魚たちが見えるので、
もっともっと海の中にいたくなってしまいます(^_^)
先にホテルに戻って休憩されていたお母さんにも、
写真とともにダイビングのお土産話を聞かせてあげたら・・・
今度はダイビングにもおふたりで挑戦されることになるかもしれませんね(^_^)
台風13号が発生したので、その影響を受けると心配されますが、
今のところは、穏やかで静かな海が広がっています。
久しぶりに日焼けしそうな強い陽射しがまぶしいです。
一昨日のナイトシュノーケリングにご参加くださったお客様が、
「夜の海の景色が幻想的で楽しかったので、
昼間の海も泳ぎたい!」ということで、
本日もお母さん娘さんとおふたりお揃いでお越しくださいました。
魚たちが寝静まって静かな夜の海と違い、
昼間の海は元気に泳ぎ回る多くの魚たちでとても賑やか!
昼と夜、どちらの海も特別な楽しさがあります(^_^)
慣れてきたところで、少し船から離れたところまで泳ぎます。
水深50センチほどにあるサンゴの山のてっぺんのイソギンチャクには、
若い“ハマクマノミ”の仲良し夫婦が棲んでいます。
少し大きい方がメスで、かわいい外見に似合わずとても気が強いです。
顔の前で指をチョコチョコッと動かして挨拶をすると、
小さな口で指先をカプッと攻撃してきます。
といっても、痛くはないのでとてもかわいいです(^_^)
メスよりふたまわりほど体の小さなオスは、ずっとイソギンチャクに隠れたまま。
メスの陰に隠れるようにして、チョロチョロと泳いでいます。
デコボコ夫婦の2匹ですが、イソギンチャクの中から仲良く顔を出し、
いつもシュノーケリングで上を通る人たちを見上げています。
水中に向けていた顔を上げると、
船をポイントに留める為に海に浮かんでいる目印の浮きの上に
“アジサシ”という海鳥がちょこんと止まって休憩していました(^_^)
シッポをピコピコとしてかわいいので、もう少し近づいて見てみようと
驚かさないようにゆっくり近づいてみました。
普通は少しでも人が近寄ってくる気配を感じとると
サッと飛び去ってしまいますが、
このコはまったく逃げる様子はありません。
まさか海の上に人間がいるとは思っていないのか、
人の頭を浮きだと思っているのか、
のんびりとプカプカ浮かんで、いつまでも休憩しました(^_^)
野生の鳥を近くで見ることができた貴重な体験でした。
船の下では、“ハナミノカサゴ”の子がのんびりフワフワ泳いでいます。
水面からは4メートルほど離れた岩の上にいましたが、
こちらからでもはっきり見えるほど長ーいヒレを
大きく広げて優雅に泳いでいます。
パッと見ただけでは、魚とは思えないような変わった形です。
ポイントを変えて、“マンタ”の集まるポイントへも行ってみました。
見れるかな~!?と少し心配しながら海に入りましたが、
少し泳ぎ出しただけで4匹の“マンタ”が見られました。
行ったり来たり、雄大にのびのびと泳いでいました(^_^)
下を泳ぐダイバーと比べると、その大きさがよく分かります。
3メートル超の迫力ある巨体ですが、
“ホンソメワケベラ”たちに口の中をお掃除してもらおうと
大きな口を広げて泳いでいる表情はとてもかわいかったです。
少し休憩して、午後からは娘さんが初ダイビングに挑戦です。
今度は海の中に潜って海底から海の景色を見てみたいとのこと(^_^)
今回の旅行では2回のシュノーケリングをご経験済みなので、
ダイビングの練習も余裕ですべてクリアされました♪
少し練習しただけで、海底へもあっという間に到着しました。
念願の海中世界に期待値もアップしますね(^_^)
まず砂地の上では、“シチセンムスメベラ"が歓迎に来てくれました。
"オグロトラギス”も岩の上から大きな目でこちらの様子をうかがいながら
少しずつ近づいてきて、最後は仲良く遊んでくれるまでになりました。
海底での動きに慣れてきたところで、水中カメラで写真撮影にも挑戦!
まずはすぐ近くにあるサンゴ山に棲む“カクレクマノミ”たちの撮影です。
麓のイソギンチャクの家の触手に隠れながらチョコチョコと動き回るので
なかなか上手くフレームに収まってくれません。
初めての撮影には少し難易度が高めのモデルさんかもしれません。
バッチリ撮影させてくれるプロ級のモデルさんは
“ハマクマノミ”の夫婦です(^_^)
カメラを構えると近づいてきてくれて、カメラ目線も向けてくれるので、
かわいい写真がたくさん撮れたのではないでしょうか。
いろんなスズメダイたちが泳ぐ下では、
ちっちゃな“イシガキカエルウオ”が、大きな目をキョロキョロさせています。
右の目と左の目でそれぞれ違う方向を見ていて、
とってもおもしろい表情になっていました(^_^)
60分間の海底の旅も無事修了!
沈み始めた太陽の光が海底まで射し込んで揺れているのを見ながら、
ゆっくり上を目指して船へと戻りましょう。
最後までサンゴの上を泳ぐたくさんの熱帯魚たちが見えるので、
もっともっと海の中にいたくなってしまいます(^_^)
先にホテルに戻って休憩されていたお母さんにも、
写真とともにダイビングのお土産話を聞かせてあげたら・・・
今度はダイビングにもおふたりで挑戦されることになるかもしれませんね(^_^)
2010年10月13日
いい天気です(^_^)/ダイビング体験
今日も快晴、ダイビング日和の石垣島です。
港で出発の準備とダイビング体験の練習をしていると汗がにじんできて
早く海に入りたくなってきます(^_^)
午前中のダイビングのお客様は、お友達同士の3名様。
1年前にもダイビング体験されて、とっても楽しかったそうです(^_^)
今回はどんな海の景色を見ることができるか、ワクワクしてきますね♪
みなさん潜行も順調に、海底についてさっそく白い砂地の上を進みます。
すぐにブルーの“デバスズメダイ”たちの姿がチラホラと現われて、
その後をついていくとさらにたくさんの“デバスズメダイ”や
網目模様のついた“アミメフエダイ”、白くて大きな“ハマフエフキ”など
いろんな魚たちの群れが集まるにぎやかなサンゴの山に到着します。
目の前を泳ぎ回る元気な魚たちの姿を見ていると、
ワクワクもアップします(^_^)
水中カメラをお使いいただいて、写真撮影にも挑戦です。
サンゴの山の麓には“ハマクマノミ”の夫婦が棲んでいるので、
まずはこの2匹から水中写真撮影開始です。
よくモデルさんをお願いしているので、撮影されるのにも慣れているよう(^_^)
正面からの顔に、横を向いてカメラ目線もくれた上、
カメラのすぐ前でバッチリポーズも決めてくれました。
次のサンゴの山でカメラマン交替です。
こちらにはちっちゃな4匹の“カクレクマノミ”家族を撮影。
こちらはまだまだ新米モデルなので、ピントを合わせるのも大変です。
あっちへフラフラこっちへフラフラ落ち着きがないのですが、
無事に写真に収めることができたようです(^_^)
気温も30℃前後と快適な1日。
海に入るととっても気持ちいいので、夏の日を思い出しました。
港で出発の準備とダイビング体験の練習をしていると汗がにじんできて
早く海に入りたくなってきます(^_^)
午前中のダイビングのお客様は、お友達同士の3名様。
1年前にもダイビング体験されて、とっても楽しかったそうです(^_^)
今回はどんな海の景色を見ることができるか、ワクワクしてきますね♪
みなさん潜行も順調に、海底についてさっそく白い砂地の上を進みます。
すぐにブルーの“デバスズメダイ”たちの姿がチラホラと現われて、
その後をついていくとさらにたくさんの“デバスズメダイ”や
網目模様のついた“アミメフエダイ”、白くて大きな“ハマフエフキ”など
いろんな魚たちの群れが集まるにぎやかなサンゴの山に到着します。
目の前を泳ぎ回る元気な魚たちの姿を見ていると、
ワクワクもアップします(^_^)
水中カメラをお使いいただいて、写真撮影にも挑戦です。
サンゴの山の麓には“ハマクマノミ”の夫婦が棲んでいるので、
まずはこの2匹から水中写真撮影開始です。
よくモデルさんをお願いしているので、撮影されるのにも慣れているよう(^_^)
正面からの顔に、横を向いてカメラ目線もくれた上、
カメラのすぐ前でバッチリポーズも決めてくれました。
次のサンゴの山でカメラマン交替です。
こちらにはちっちゃな4匹の“カクレクマノミ”家族を撮影。
こちらはまだまだ新米モデルなので、ピントを合わせるのも大変です。
あっちへフラフラこっちへフラフラ落ち着きがないのですが、
無事に写真に収めることができたようです(^_^)
気温も30℃前後と快適な1日。
海に入るととっても気持ちいいので、夏の日を思い出しました。
2010年10月12日
サンゴ山巡り/ダイビング体験
朝から久々の青空がのぞく石垣島です。
港を出ると、波もなく凪いだ静かな海面に太陽が反射して眩しいです。
船に乗って十数分で到着したダイビングポイントも、
ガラスのような水面の下に黄色やブルーの
スズメダイたちの泳ぐ姿が見えるほど
今日の海はとても穏やかです。
海の中から見上げると、青空と白い雲もきれいに見えました。
お客様は初めてダイビングに挑戦されるお友達同士のおふたり。
スムーズに潜降し、海底に無事到着してホッと一息ついていると、
さっそく海のお掃除屋さん・“ホンソメワケベラ”がやってきました。
「どこを掃除しようかなぁ~♪」と、
おふたりの周りをクルクル泳ぎ回っています。
まずは耳の中をツンツン・・・ちょっとくすぐったいです(^_^)
ひとしきり耳の中を掃除して・・・今度は口の周りをツンツンツン!
張り切っているのか、ちょっとだけ痛いですね(^_^;)
少し慣れてきたところで、
少し離れたところにあるサンゴの山まで泳いで行ってみましょう!
ここのイソギンチャクには、“カクレクマノミ”たちが棲んでいます。
透明度のいいブルーの海の中を泳ぎ、水面には反射した太陽がキラキラ!
その光は海底一面に広がる真っ白な砂地にもユラユラと映っていて、
久しぶりの太陽からのプレゼントのような景色の中を泳ぐことができました(^_^)
やっとサンゴの山へ到着すると、3匹と今年から仲間に加わった1匹の、
4匹の“カクレクマノミ”たちが仲良く泳ぐ様子が見られました。
最後に、このポイントで一番たくさん魚たちが集まるサンゴの山へ。
いつも仲のいい“ハマクマノミ”夫婦
一番数が多く、何百匹で群れるブルーの“デバスズメダイ”
サンゴの隙間からこちらの様子をうかがう黄色い“ネッタイスズメダイ”
白黒のシマシマ模様がかわいい“ミスジリュウキュウスズメダイ”などなど・・・
たくさんの魚たちで賑わっていました。
明日も晴天が続き、海日和になりそうです(^_^)
やっぱり石垣島の空には太陽が似合います。
港を出ると、波もなく凪いだ静かな海面に太陽が反射して眩しいです。
船に乗って十数分で到着したダイビングポイントも、
ガラスのような水面の下に黄色やブルーの
スズメダイたちの泳ぐ姿が見えるほど
今日の海はとても穏やかです。
海の中から見上げると、青空と白い雲もきれいに見えました。
お客様は初めてダイビングに挑戦されるお友達同士のおふたり。
スムーズに潜降し、海底に無事到着してホッと一息ついていると、
さっそく海のお掃除屋さん・“ホンソメワケベラ”がやってきました。
「どこを掃除しようかなぁ~♪」と、
おふたりの周りをクルクル泳ぎ回っています。
まずは耳の中をツンツン・・・ちょっとくすぐったいです(^_^)
ひとしきり耳の中を掃除して・・・今度は口の周りをツンツンツン!
張り切っているのか、ちょっとだけ痛いですね(^_^;)
少し慣れてきたところで、
少し離れたところにあるサンゴの山まで泳いで行ってみましょう!
ここのイソギンチャクには、“カクレクマノミ”たちが棲んでいます。
透明度のいいブルーの海の中を泳ぎ、水面には反射した太陽がキラキラ!
その光は海底一面に広がる真っ白な砂地にもユラユラと映っていて、
久しぶりの太陽からのプレゼントのような景色の中を泳ぐことができました(^_^)
やっとサンゴの山へ到着すると、3匹と今年から仲間に加わった1匹の、
4匹の“カクレクマノミ”たちが仲良く泳ぐ様子が見られました。
最後に、このポイントで一番たくさん魚たちが集まるサンゴの山へ。
いつも仲のいい“ハマクマノミ”夫婦
一番数が多く、何百匹で群れるブルーの“デバスズメダイ”
サンゴの隙間からこちらの様子をうかがう黄色い“ネッタイスズメダイ”
白黒のシマシマ模様がかわいい“ミスジリュウキュウスズメダイ”などなど・・・
たくさんの魚たちで賑わっていました。
明日も晴天が続き、海日和になりそうです(^_^)
やっぱり石垣島の空には太陽が似合います。
2010年10月11日
初挑戦(^_^)v/ダイビング体験・ナイトシュノーケリング
相変わらずの曇り空ですが、気温29℃と過ごしやすい石垣島。
朝のうちは灰色の雲が空を覆っていましたが、
お昼を過ぎるころからは久しぶりの青空ものぞいてきました(^_^)
午後からは本日石垣島に到着されたお客様とダイビングへ。
以前にも、ダイビング体験にお越しいただいたことがあります(^_^)
石垣島には何度もいらしていて、毎回ダイビングをしているそうです。
これまでのダイビングよりもさらにステップアップした内容で、
やや深い水深でのダイビングに挑戦したいとリクエストをいただきました(^_^)
前回は竹富島近海の砂地のやさしいポイントで潜ったので、
今回は、石垣島西海岸の山あり谷ありの少し上級のポイントへ行きました。
水深は前回の約2倍の12メートル。
障害物のない広場のような場所で泳ぎの練習を済ませてから、
いよいよ地形の楽しめる場所へと泳ぎだします!
ここには海底トンネルがあるので、その中をくぐり抜けます。
天井に開いた亀裂の向こうからはブルーの光が射し込み、とても幻想的です。
奥へと入っていくと、ここに棲んでいる何万匹もの“キンメモドキ”の群れが
ダイバーが入ってきたのに驚いて、右に左に、みんな揃って行ったり来たり!
金色の体に天井からの光が反射して、キラキラと輝いています。
岩に開いた穴の中に棲む“ソリハシコモンエビ”は海のお掃除屋さんです。
普段は魚や他の生き物たちの体に着いた汚れなどを取ってあげています。
岩場に手を着くと、どこからともなくやって来て・・・
ダイバーの手まで熱心に掃除をし始めます(^_^)
ちっちゃなハサミでチョキチョキ、角質や甘皮をきれいにしてくれます。
トンネルを抜けると、“ソフトコーラル”が広がる場所に出ます。
その柔らかいサンゴの上では、
体長40センチほどの小さなウミガメ・“タイマイ”が休憩していました。
驚かさないようにそ~っと近づくと、
逃げて行くこともなく、すぐそばでじっくり観察させてくれました(^_^)
しばらくするとス~ッと泳ぎだし、
息継ぎをするために水面へと上がっていきました。
「今までのダイビングの中で1番楽しかった!」という今回のダイビング(^_^)
最深12メートルも記録しました!
次回はぜひ、マンタにも会いに行ってみましょう♪
今夜はナイトシュノーケリングへ出掛けました。
お客様は、本日石垣島に到着されたばかりの娘さんとお母さんの親子です。
娘さんは8年前にシュノーケリングのご経験があり、
お母さんは今回の石垣島が初めてのシュノーケリング挑戦だそうです。
「初めてのシュノーケリングがいきなり夜の海で、怖くないですか?」と伺うと、
「怖さより、人生初めての体験にワクワクしている♪」そうです(^_^)
ウエットスーツを着込んで海に入ると、海水温は思っていたよりも温かです。
昼間と変わらないくらいの水温なので、
ウエットスーツの浮力に任せてプカプカ浮かんでリラックスできます♪
沖に向かって泳ぎ出すと、“ハリセンボン”の子供を見つけました。
波のゆりかごにユラユラ身をまかせて、気持ちよさそうに眠っています。
大きな眼はパッチリ開いていますが、
ぐっすりと熟睡している表情に思わずニッコリしてしまいます(^_^)
海底に開いた小さな穴の中では、“フタスジタマガシラ”と一緒に
“イットウダイ”の仲間が3匹で仲良く(?)眠っていました。
狭い穴がギュウギュウに見えますが・・・安心できるのでしょうか?
スタート前までは雲で覆われていた夜空も、
いつの間にか雲が晴れ、満天の星空が広がっていました。
海の中でも“夜光虫”が星のように青白い光を放っています。
プカプカ浮かぶおふたりを周りを、幻想的な風景が包んでいます。
念願のナイトシュノーケリングも無事終了!
次は、昼間の海の景色も見てみたいそうです(^_^)
朝のうちは灰色の雲が空を覆っていましたが、
お昼を過ぎるころからは久しぶりの青空ものぞいてきました(^_^)
午後からは本日石垣島に到着されたお客様とダイビングへ。
以前にも、ダイビング体験にお越しいただいたことがあります(^_^)
石垣島には何度もいらしていて、毎回ダイビングをしているそうです。
これまでのダイビングよりもさらにステップアップした内容で、
やや深い水深でのダイビングに挑戦したいとリクエストをいただきました(^_^)
前回は竹富島近海の砂地のやさしいポイントで潜ったので、
今回は、石垣島西海岸の山あり谷ありの少し上級のポイントへ行きました。
水深は前回の約2倍の12メートル。
障害物のない広場のような場所で泳ぎの練習を済ませてから、
いよいよ地形の楽しめる場所へと泳ぎだします!
ここには海底トンネルがあるので、その中をくぐり抜けます。
天井に開いた亀裂の向こうからはブルーの光が射し込み、とても幻想的です。
奥へと入っていくと、ここに棲んでいる何万匹もの“キンメモドキ”の群れが
ダイバーが入ってきたのに驚いて、右に左に、みんな揃って行ったり来たり!
金色の体に天井からの光が反射して、キラキラと輝いています。
岩に開いた穴の中に棲む“ソリハシコモンエビ”は海のお掃除屋さんです。
普段は魚や他の生き物たちの体に着いた汚れなどを取ってあげています。
岩場に手を着くと、どこからともなくやって来て・・・
ダイバーの手まで熱心に掃除をし始めます(^_^)
ちっちゃなハサミでチョキチョキ、角質や甘皮をきれいにしてくれます。
トンネルを抜けると、“ソフトコーラル”が広がる場所に出ます。
その柔らかいサンゴの上では、
体長40センチほどの小さなウミガメ・“タイマイ”が休憩していました。
驚かさないようにそ~っと近づくと、
逃げて行くこともなく、すぐそばでじっくり観察させてくれました(^_^)
しばらくするとス~ッと泳ぎだし、
息継ぎをするために水面へと上がっていきました。
「今までのダイビングの中で1番楽しかった!」という今回のダイビング(^_^)
最深12メートルも記録しました!
次回はぜひ、マンタにも会いに行ってみましょう♪
今夜はナイトシュノーケリングへ出掛けました。
お客様は、本日石垣島に到着されたばかりの娘さんとお母さんの親子です。
娘さんは8年前にシュノーケリングのご経験があり、
お母さんは今回の石垣島が初めてのシュノーケリング挑戦だそうです。
「初めてのシュノーケリングがいきなり夜の海で、怖くないですか?」と伺うと、
「怖さより、人生初めての体験にワクワクしている♪」そうです(^_^)
ウエットスーツを着込んで海に入ると、海水温は思っていたよりも温かです。
昼間と変わらないくらいの水温なので、
ウエットスーツの浮力に任せてプカプカ浮かんでリラックスできます♪
沖に向かって泳ぎ出すと、“ハリセンボン”の子供を見つけました。
波のゆりかごにユラユラ身をまかせて、気持ちよさそうに眠っています。
大きな眼はパッチリ開いていますが、
ぐっすりと熟睡している表情に思わずニッコリしてしまいます(^_^)
海底に開いた小さな穴の中では、“フタスジタマガシラ”と一緒に
“イットウダイ”の仲間が3匹で仲良く(?)眠っていました。
狭い穴がギュウギュウに見えますが・・・安心できるのでしょうか?
スタート前までは雲で覆われていた夜空も、
いつの間にか雲が晴れ、満天の星空が広がっていました。
海の中でも“夜光虫”が星のように青白い光を放っています。
プカプカ浮かぶおふたりを周りを、幻想的な風景が包んでいます。
念願のナイトシュノーケリングも無事終了!
次は、昼間の海の景色も見てみたいそうです(^_^)
2010年10月10日
マンタは次回!/ファンダイビング
今日は時折太陽が顔を出してくれた石垣島です。
昨日よりは少しずつお天気が回復してきた朝から、
お母さんと娘さんの親子でお越しいただいたお客様と
ファンダイビングに出港です!
8月にダイビングライセンスを取得されたそうで、
このご旅行に向けて毎週末練習をされてきたそうです。
初めての石垣島の海、どんな景色に出会えるか期待が高まりますね(^_^)
まず1本目は「会ってみたい!」とリクエストをいただいていた
ウミガメと“カクレクマノミ”に会えるポイントへ行きました。
潜降を始めて、ウミガメのいる休憩場所に向かうまでの間は
一面のサンゴの森の上を泳いでいきます。
まるで壁のように群れる何百匹もの“グルクン”の群れの横を通り、
ウミガメたちの休憩するフワフワの“ソフトコーラル”がある場所に到着。
いつもここでよく休憩している3匹のウミガメのうち、
今日は中くらいの“アオウミガメ”に会うことができました。
岩陰からヌッと顔を出しましたが・・・
何か食べていたのでしょうか?
口の周りには食べカスがたくさんついていました(^_^)
船の下では“カクレクマノミ”の3匹家族に会いました。
大きな広いイソギンチャクの家の中で、元気いっぱい泳ぎ回っています。
ただ・・・あんまり元気なので、写真を撮るのは難しかったようです。
船に乗ってポイントを移動します。
1本目のポイントはややうねりが会ったのですが、こちらは静かです。
透明度も良く、船の上からでも
海底13メートルにいる小さな魚たちの泳ぐ姿までよく見えるほどでした。
先ほどの山あり谷ありのポイントとはうって変わって、
今度は平らな真っ白い砂地が広がる、やさしく泳ぎやすいポイントです。
大きな“コモンシコロサンゴ”が群生する上で
“アカヒメジ”や“ロクセンフエダイ”、“ヨスジフエダイ”、“デバスズメダイ”など
いろんな種類のたくさんの魚たちが所狭しと泳ぎ回っています。
この“コモンシコロサンゴ”の周りだけはとっても賑やかです(^_^)
ブルーの水の中、真っ白な砂地の上を泳いで進んでいくと、
大きな岩のような“ハマサンゴ”に到着します。
ガラス細工のように透明な“スカシテンジクダイ”が群れが集まっています。
何百匹もの“スカシテンジクダイ”の泳ぎに見とれていると、
この“ハマサンゴ”に棲む魚たちのボス・“アザハタ”がさっそく登場です。
ダイバーが来ると、必ず見回りにやってきます。
今日もひとしきりこちらの様子を監視して、
何も悪さをしないと分かったのか、また離れて行きました。
岩に開いた1センチほどの小さな穴から“ミナミギンポ”が覗いています。
しっかり顔を出して、こちらの様子をうかがっているようです。
笑っているわけではないのですが、
ニッコリしているように見える形の口がとてもかわいい魚です。
こちらを警戒しているのでしょうが・・・
その表情からは全く緊迫感が感じられないような気がします(^_^;)
今回のダイビングに備えて地元の海で練習されてきた甲斐あって、
初☆石垣島ダイビングは無事終了です!
マンタにも会ってみたかったそうですが、
今回は海況が思わしくなくポイントへ行くのは止めておくことに。
少し残念ですが、また次回のお楽しみにとっておいてください(^_^)
午後からも初めての石垣島ダイビングにお越しいただいたお客様とファンダイビング!
ご夫婦でお越しいただき、リクエストのサンゴが群生するポイントへ向かいます。
十数メートルはあるサンゴでできた大きな山は、
上から下までいろんな種類のサンゴで埋め尽くされています。
その大きなサンゴ山の周りでは、“クマノミ”や
何百万匹もの“アサドスズメダイ”、“オキナワスズメダイ”などが
流れてくるプランクトンを追いかけて元気よく泳ぎ回っています。
さらにその上の水面を見上げると、
“グルクン”たちもエサを求めてパクパクパクパク・・・。
こちらも何百匹も集まり、壁のように群れを作って泳いでいます。
サンゴの山の向こう側では、
80センチほどの“バラフエダイ”や“アオブダイ”たちも泳いでいます。
たくさんのサンゴに囲まれ、あちこちでたくさんの魚たちが泳いでいて、
どこにカメラを向けていいのか迷ってしまうほどです(^_^)
舟の下の真っ白な“センジュイソギンチャク”の中で
3匹の“カクレクマノミ”が暮らしています。
この“センジュイソギンチャク”は本来は薄いオレンジ色なのですが、
あまり健康状態が良くないようで、このように白化しています。
イソギンチャクの鮮やかな色の元である、“褐虫藻”が離れてしまったのでしょう。
イソギンチャクは“褐虫藻”の光合成によって栄養を補給しているので、
その“褐虫藻”がいなくなると、イソギンチャクも元気がなくなってしまいます。
すると、そこに棲んでいる“カクレクマノミ”も棲み家を失い、
生きて行くことができなくなってしまいます。
これからまた無事に回復してくれるか心配です。
今日の海況で行けるポイントの中で一番おすすめの
海底温泉が湧き出るポイントで2本目は潜りましょう。
他にはなかなかない海底温泉に興味津々です(^_^)
潜降したら、さっそく目当ての温泉へと向かいます。
温泉に近づくと、すり鉢状になった湧き出し口から
温泉ガスと一緒にモワモワと温かい温泉が出ているのが分かります。
とても温かくて気持ちがいいのですが、あまり長湯をしてしまうと
それまで快適に感じていた海水がとても冷たく感じてしまいます。
温泉ポイントに棲んでいるアイドルは“セジロクマノミ”です。
ダイバーが近づくと警戒してイソギンチャクの中に隠れてしまいますが、
触手に守られ安心したのか、顔だけを出してこちらの様子を見ています。
今日はうねりが強く、残念ながら、
ご希望のマンタポイントへは行くことができませんでしたが、
ご主人はビデオカメラ、奥さんはデジカメを持って、
それぞれの視点でいろいろな石垣島の海を収めていらっしゃいました(^_^)
昨日よりは少しずつお天気が回復してきた朝から、
お母さんと娘さんの親子でお越しいただいたお客様と
ファンダイビングに出港です!
8月にダイビングライセンスを取得されたそうで、
このご旅行に向けて毎週末練習をされてきたそうです。
初めての石垣島の海、どんな景色に出会えるか期待が高まりますね(^_^)
まず1本目は「会ってみたい!」とリクエストをいただいていた
ウミガメと“カクレクマノミ”に会えるポイントへ行きました。
潜降を始めて、ウミガメのいる休憩場所に向かうまでの間は
一面のサンゴの森の上を泳いでいきます。
まるで壁のように群れる何百匹もの“グルクン”の群れの横を通り、
ウミガメたちの休憩するフワフワの“ソフトコーラル”がある場所に到着。
いつもここでよく休憩している3匹のウミガメのうち、
今日は中くらいの“アオウミガメ”に会うことができました。
岩陰からヌッと顔を出しましたが・・・
何か食べていたのでしょうか?
口の周りには食べカスがたくさんついていました(^_^)
船の下では“カクレクマノミ”の3匹家族に会いました。
大きな広いイソギンチャクの家の中で、元気いっぱい泳ぎ回っています。
ただ・・・あんまり元気なので、写真を撮るのは難しかったようです。
船に乗ってポイントを移動します。
1本目のポイントはややうねりが会ったのですが、こちらは静かです。
透明度も良く、船の上からでも
海底13メートルにいる小さな魚たちの泳ぐ姿までよく見えるほどでした。
先ほどの山あり谷ありのポイントとはうって変わって、
今度は平らな真っ白い砂地が広がる、やさしく泳ぎやすいポイントです。
大きな“コモンシコロサンゴ”が群生する上で
“アカヒメジ”や“ロクセンフエダイ”、“ヨスジフエダイ”、“デバスズメダイ”など
いろんな種類のたくさんの魚たちが所狭しと泳ぎ回っています。
この“コモンシコロサンゴ”の周りだけはとっても賑やかです(^_^)
ブルーの水の中、真っ白な砂地の上を泳いで進んでいくと、
大きな岩のような“ハマサンゴ”に到着します。
ガラス細工のように透明な“スカシテンジクダイ”が群れが集まっています。
何百匹もの“スカシテンジクダイ”の泳ぎに見とれていると、
この“ハマサンゴ”に棲む魚たちのボス・“アザハタ”がさっそく登場です。
ダイバーが来ると、必ず見回りにやってきます。
今日もひとしきりこちらの様子を監視して、
何も悪さをしないと分かったのか、また離れて行きました。
岩に開いた1センチほどの小さな穴から“ミナミギンポ”が覗いています。
しっかり顔を出して、こちらの様子をうかがっているようです。
笑っているわけではないのですが、
ニッコリしているように見える形の口がとてもかわいい魚です。
こちらを警戒しているのでしょうが・・・
その表情からは全く緊迫感が感じられないような気がします(^_^;)
今回のダイビングに備えて地元の海で練習されてきた甲斐あって、
初☆石垣島ダイビングは無事終了です!
マンタにも会ってみたかったそうですが、
今回は海況が思わしくなくポイントへ行くのは止めておくことに。
少し残念ですが、また次回のお楽しみにとっておいてください(^_^)
午後からも初めての石垣島ダイビングにお越しいただいたお客様とファンダイビング!
ご夫婦でお越しいただき、リクエストのサンゴが群生するポイントへ向かいます。
十数メートルはあるサンゴでできた大きな山は、
上から下までいろんな種類のサンゴで埋め尽くされています。
その大きなサンゴ山の周りでは、“クマノミ”や
何百万匹もの“アサドスズメダイ”、“オキナワスズメダイ”などが
流れてくるプランクトンを追いかけて元気よく泳ぎ回っています。
さらにその上の水面を見上げると、
“グルクン”たちもエサを求めてパクパクパクパク・・・。
こちらも何百匹も集まり、壁のように群れを作って泳いでいます。
サンゴの山の向こう側では、
80センチほどの“バラフエダイ”や“アオブダイ”たちも泳いでいます。
たくさんのサンゴに囲まれ、あちこちでたくさんの魚たちが泳いでいて、
どこにカメラを向けていいのか迷ってしまうほどです(^_^)
舟の下の真っ白な“センジュイソギンチャク”の中で
3匹の“カクレクマノミ”が暮らしています。
この“センジュイソギンチャク”は本来は薄いオレンジ色なのですが、
あまり健康状態が良くないようで、このように白化しています。
イソギンチャクの鮮やかな色の元である、“褐虫藻”が離れてしまったのでしょう。
イソギンチャクは“褐虫藻”の光合成によって栄養を補給しているので、
その“褐虫藻”がいなくなると、イソギンチャクも元気がなくなってしまいます。
すると、そこに棲んでいる“カクレクマノミ”も棲み家を失い、
生きて行くことができなくなってしまいます。
これからまた無事に回復してくれるか心配です。
今日の海況で行けるポイントの中で一番おすすめの
海底温泉が湧き出るポイントで2本目は潜りましょう。
他にはなかなかない海底温泉に興味津々です(^_^)
潜降したら、さっそく目当ての温泉へと向かいます。
温泉に近づくと、すり鉢状になった湧き出し口から
温泉ガスと一緒にモワモワと温かい温泉が出ているのが分かります。
とても温かくて気持ちがいいのですが、あまり長湯をしてしまうと
それまで快適に感じていた海水がとても冷たく感じてしまいます。
温泉ポイントに棲んでいるアイドルは“セジロクマノミ”です。
ダイバーが近づくと警戒してイソギンチャクの中に隠れてしまいますが、
触手に守られ安心したのか、顔だけを出してこちらの様子を見ています。
今日はうねりが強く、残念ながら、
ご希望のマンタポイントへは行くことができませんでしたが、
ご主人はビデオカメラ、奥さんはデジカメを持って、
それぞれの視点でいろいろな石垣島の海を収めていらっしゃいました(^_^)
2010年10月09日
港に来たお客さん/ダイビング・ナイトシュノーケリング
今朝も相変わらずぐずついた空模様の石垣島。
寒いわけではなく陸ではわりと快適に過ごせるのですが、
やっぱり青空が恋しいです。
午前中は昨日のファンダイビングに引き続いてお越しくださったお客様と、
今日はお友達とその姪御さんも合流されて、3名様でのダイビングです(^_^)
おふたりはダイビングライセンスをお持ちで、
姪御さんは今回が初めてのダイビングに挑戦だそうです。
みんなで船に乗り込み、出港!
・・・と思ったら、普段港では見かけない生き物を発見!
船から見える水面のすぐ下をフワフワとの~んびり泳いでいる
タツノオトシゴの仲間“オオミウミウマ”の子供でした。
大人になると体長が10センチを越える大きなタツノオトシゴですが、
小さな子供のうちはとてもかわいらしいです。
このコもまだまだ体長5センチほど、小さなシッポがクルクルしています(^_^)
珍しいお客さんの登場に、出港前にしばらく写真撮影会が続きました。
本日の1本目は砂地の上に“コモンシコロサンゴ”が群生するポイントへ。
“ミドリイシ”などのエダサンゴのように繊細なサンゴとは違い、
大きなグローブがたくさん集まってこんもりとした山を作っています。
まずはファンダイビングのおふたりも初のダイビング体験の姪御さんも、
3人揃って一緒に潜れるこのポイントで1ダイブ目スタートです!
ダイビングは初めて、とは言え、
姪御さんはシンクロナイズドスイミングをされているそうなので、
水の中には慣れたものです。
いろんな器材を付けて潜るダイビングは、
いつもと少し勝手が違うかもしれませんが、
一度海底に着いて感覚が分かれば、
それにもすぐに慣れていらっしゃいました(^_^)
ライセンスをお持ちのおふたりとご一緒に、
すいすいスムーズに魚たちの群れ中を泳いでいました。
鮮やかな黄色いに白いストライプ模様の“ヨスジフエダイ”たちは
透明度のいいブルーの海の中ではとってもきれいに映えます。
統制のとれたフォーメーションはシンクロを思わせる優雅さです(^_^)
見上げると何百匹もの“グルクン”の子供たちの群れが行ったり来たり。
こちらの泳ぎも“ヨスジフエダイ”に負けず劣らず見事に揃っています。
みんな同じ方向に一斉に泳ぎだしては引き返し、
光を反射させながら、キラキラと上空を覆っています。
たくさんの魚たちに出会えた3人でのダイビングを終え、
少し船に乗ってポイントを移動します。
今度はライセンスをお持ちのおふたりのファンダイビングです。
水中写真をたくさん撮りながら泳ぎましょう♪
人なつっこく寄ってくる黄色い“オキゴンベ”。
ほとんどの魚たちはこちらがカメラを構えると警戒して距離を置きますが、
このコは「撮って撮って♪」と言っているかのように
カメラのピントが合わなくなってしまうほど近づいてきます。
逆に、思わずこちらが後ろに下がってしまうくらい(^_^;)
このコはこの場所に随分長く棲みついているのですが、
たくさんのダイバーに写真を撮られているうちに慣れたのでしょうか。
警戒心がだいぶ薄らぎ、仲良くしてくれるようになりました。
“カエルアンコウ”の子供は、擬態がとっても上手です。
サンゴの枝が分かれているところがお気に入りの隠れ場所のようで、
この隙間を覗いてよ~く見るといつも見つけることができます。
今日も赤ちゃんの手のようなちっちゃな胸ビレで
サンゴを器用にしっかりとつかんで、海草やホヤと一体化していました。
今日会えた中でも特にお気に入りという“オビイシヨウジ”。
細長い紐のように岩の上をスルスルと泳いでいる魚です。
顔をじっくり見てみると、大きな眼をキョロキョロさせながら
細長いおちょぼ口でエサをツンツンついばんでいます。
マッチ棒の先くらいの小さな頭で、とってもかわいいです(^_^)
久しぶりの石垣島の海で、
かわいい魚たちの写真もたくさん撮影されていました。
次は姪御さんのダイビング体験の2本目!
1本目で感覚はしっかりつかめていたので、潜降もスムースです。
あっという間に海底に到着して、まずは“サカサクラゲ”に会いました。
大きな頭を下にヒラヒラした足を上に、
上下逆さまになって海底に張り付いて泳ぎます。
泳いでいるというよりは海底でプカプカしているだけですが
少しすくい上げると、プカプカと泳ぎながら降りて行きます。
しばらく泳いでいると・・・バランスが悪くてまた海底に逆戻りしてしまう、
頭でっかちがチャームポイントのクラゲです。
“ハナミノカサゴ”の子供にも会いました。
とても繊細でアメ細工のような透き通った可憐なヒレは
ちょっと触っただけでも壊れてしまいそうです。
でも、絶対に触ってはいけません!!!
きれいな長いヒレの先には、毒の針がついているので要注意です。
4年ぶりのファンダイビングも初めてのダイビングも無事終了♪
また魚たちに会いに、石垣島の海に遊びに来てくださいね。
夜は、お友達同士で石垣島ご旅行中のお客様とナイトシュノーケリングへ!
昨晩は別のショップのナイトシュノーケリングに申し込まれていたそうですが、
海況不良のためにキャンセルになってしまったそうです。
でも、「やっぱり夜の海に行ってみたい!」ということでご参加くださいました。
昼間は西表島でトレッキングをしたので、
お友達は夜はゆっくり休憩されるそう(^_^)
今夜はおひとりでお越しくださいました。
今回の旅行では、ダイビングにシュノーケリングに・・・
海でたくさん遊んで、海が大好きになったそうです(^_^)
いろんな海、今日の最後は夜の海にも!
早く入りたいけどガマンガマン・・・黄昏の空が暗くなるのを待ちましょう。
沖に向かって泳ぎ出すと、眠っている“コクテンフグ”を発見。
見通しがよくて、何も隠れるところのないような場所で眠っています。
昼間は臆病で物陰に隠れてばかりいるのに、
無防備になる寝ている間はなぜいつもこんなところで眠っているのでしょう?
とても不思議です。
少し離れたところでは“ハリセンボン”も眠っていました。
あんまりぐっすり眠っているので、ついつい少しイタズラを(^_^;)
そっと岩の上に乗せてみると、
水を吸い込んでプク~ッとまん丸に膨らんでしまいました。
コロンコロンの体でちょっと泳ぎにくそうにしながら、
お尻をフリフリ、また海底の寝床へと戻って行きました。
起こしてしまってごめんね!
今夜は月が出ていなくて真っ暗なので、
空には数え切れないほどの星たちが瞬いていました。
波のない穏やかな海の上で空に向かって仰向けに寝っ転がると、
プカプカ浮かんで眺める星空に時間を忘れてしまいます。
海の中では、そんな星空にも負けないくらいの“夜光虫”がキラキラ。
とっても小さいので、水中ライトで照らしても
どこに“夜光虫”がいるのかも分からないほどですが、
ライトを消すと体の何倍もの量の発光物質を出して光ります。
おもしろい動きで泳ぐプランクトンたちや
大きな目をした夜行性の魚たちにも会えて、
昼間には見られない夜だけの景色を楽しむことができました。
寒いわけではなく陸ではわりと快適に過ごせるのですが、
やっぱり青空が恋しいです。
午前中は昨日のファンダイビングに引き続いてお越しくださったお客様と、
今日はお友達とその姪御さんも合流されて、3名様でのダイビングです(^_^)
おふたりはダイビングライセンスをお持ちで、
姪御さんは今回が初めてのダイビングに挑戦だそうです。
みんなで船に乗り込み、出港!
・・・と思ったら、普段港では見かけない生き物を発見!
船から見える水面のすぐ下をフワフワとの~んびり泳いでいる
タツノオトシゴの仲間“オオミウミウマ”の子供でした。
大人になると体長が10センチを越える大きなタツノオトシゴですが、
小さな子供のうちはとてもかわいらしいです。
このコもまだまだ体長5センチほど、小さなシッポがクルクルしています(^_^)
珍しいお客さんの登場に、出港前にしばらく写真撮影会が続きました。
本日の1本目は砂地の上に“コモンシコロサンゴ”が群生するポイントへ。
“ミドリイシ”などのエダサンゴのように繊細なサンゴとは違い、
大きなグローブがたくさん集まってこんもりとした山を作っています。
まずはファンダイビングのおふたりも初のダイビング体験の姪御さんも、
3人揃って一緒に潜れるこのポイントで1ダイブ目スタートです!
ダイビングは初めて、とは言え、
姪御さんはシンクロナイズドスイミングをされているそうなので、
水の中には慣れたものです。
いろんな器材を付けて潜るダイビングは、
いつもと少し勝手が違うかもしれませんが、
一度海底に着いて感覚が分かれば、
それにもすぐに慣れていらっしゃいました(^_^)
ライセンスをお持ちのおふたりとご一緒に、
すいすいスムーズに魚たちの群れ中を泳いでいました。
鮮やかな黄色いに白いストライプ模様の“ヨスジフエダイ”たちは
透明度のいいブルーの海の中ではとってもきれいに映えます。
統制のとれたフォーメーションはシンクロを思わせる優雅さです(^_^)
見上げると何百匹もの“グルクン”の子供たちの群れが行ったり来たり。
こちらの泳ぎも“ヨスジフエダイ”に負けず劣らず見事に揃っています。
みんな同じ方向に一斉に泳ぎだしては引き返し、
光を反射させながら、キラキラと上空を覆っています。
たくさんの魚たちに出会えた3人でのダイビングを終え、
少し船に乗ってポイントを移動します。
今度はライセンスをお持ちのおふたりのファンダイビングです。
水中写真をたくさん撮りながら泳ぎましょう♪
人なつっこく寄ってくる黄色い“オキゴンベ”。
ほとんどの魚たちはこちらがカメラを構えると警戒して距離を置きますが、
このコは「撮って撮って♪」と言っているかのように
カメラのピントが合わなくなってしまうほど近づいてきます。
逆に、思わずこちらが後ろに下がってしまうくらい(^_^;)
このコはこの場所に随分長く棲みついているのですが、
たくさんのダイバーに写真を撮られているうちに慣れたのでしょうか。
警戒心がだいぶ薄らぎ、仲良くしてくれるようになりました。
“カエルアンコウ”の子供は、擬態がとっても上手です。
サンゴの枝が分かれているところがお気に入りの隠れ場所のようで、
この隙間を覗いてよ~く見るといつも見つけることができます。
今日も赤ちゃんの手のようなちっちゃな胸ビレで
サンゴを器用にしっかりとつかんで、海草やホヤと一体化していました。
今日会えた中でも特にお気に入りという“オビイシヨウジ”。
細長い紐のように岩の上をスルスルと泳いでいる魚です。
顔をじっくり見てみると、大きな眼をキョロキョロさせながら
細長いおちょぼ口でエサをツンツンついばんでいます。
マッチ棒の先くらいの小さな頭で、とってもかわいいです(^_^)
久しぶりの石垣島の海で、
かわいい魚たちの写真もたくさん撮影されていました。
次は姪御さんのダイビング体験の2本目!
1本目で感覚はしっかりつかめていたので、潜降もスムースです。
あっという間に海底に到着して、まずは“サカサクラゲ”に会いました。
大きな頭を下にヒラヒラした足を上に、
上下逆さまになって海底に張り付いて泳ぎます。
泳いでいるというよりは海底でプカプカしているだけですが
少しすくい上げると、プカプカと泳ぎながら降りて行きます。
しばらく泳いでいると・・・バランスが悪くてまた海底に逆戻りしてしまう、
頭でっかちがチャームポイントのクラゲです。
“ハナミノカサゴ”の子供にも会いました。
とても繊細でアメ細工のような透き通った可憐なヒレは
ちょっと触っただけでも壊れてしまいそうです。
でも、絶対に触ってはいけません!!!
きれいな長いヒレの先には、毒の針がついているので要注意です。
4年ぶりのファンダイビングも初めてのダイビングも無事終了♪
また魚たちに会いに、石垣島の海に遊びに来てくださいね。
夜は、お友達同士で石垣島ご旅行中のお客様とナイトシュノーケリングへ!
昨晩は別のショップのナイトシュノーケリングに申し込まれていたそうですが、
海況不良のためにキャンセルになってしまったそうです。
でも、「やっぱり夜の海に行ってみたい!」ということでご参加くださいました。
昼間は西表島でトレッキングをしたので、
お友達は夜はゆっくり休憩されるそう(^_^)
今夜はおひとりでお越しくださいました。
今回の旅行では、ダイビングにシュノーケリングに・・・
海でたくさん遊んで、海が大好きになったそうです(^_^)
いろんな海、今日の最後は夜の海にも!
早く入りたいけどガマンガマン・・・黄昏の空が暗くなるのを待ちましょう。
沖に向かって泳ぎ出すと、眠っている“コクテンフグ”を発見。
見通しがよくて、何も隠れるところのないような場所で眠っています。
昼間は臆病で物陰に隠れてばかりいるのに、
無防備になる寝ている間はなぜいつもこんなところで眠っているのでしょう?
とても不思議です。
少し離れたところでは“ハリセンボン”も眠っていました。
あんまりぐっすり眠っているので、ついつい少しイタズラを(^_^;)
そっと岩の上に乗せてみると、
水を吸い込んでプク~ッとまん丸に膨らんでしまいました。
コロンコロンの体でちょっと泳ぎにくそうにしながら、
お尻をフリフリ、また海底の寝床へと戻って行きました。
起こしてしまってごめんね!
今夜は月が出ていなくて真っ暗なので、
空には数え切れないほどの星たちが瞬いていました。
波のない穏やかな海の上で空に向かって仰向けに寝っ転がると、
プカプカ浮かんで眺める星空に時間を忘れてしまいます。
海の中では、そんな星空にも負けないくらいの“夜光虫”がキラキラ。
とっても小さいので、水中ライトで照らしても
どこに“夜光虫”がいるのかも分からないほどですが、
ライトを消すと体の何倍もの量の発光物質を出して光ります。
おもしろい動きで泳ぐプランクトンたちや
大きな目をした夜行性の魚たちにも会えて、
昼間には見られない夜だけの景色を楽しむことができました。
2010年10月08日
久々の再会?/ダイビング・ナイトシュノーケル
朝から雲が広がる石垣島です。
なかなかスッキリした青空が見られない日が続いています。
午前中は、以前石垣島にお住まいだったというお客様とファンダイビングへ。
今回はお友達の結婚式のために石垣島にいらして、
せっかく石垣島に来たんだから♪と、ダイビングにお越しくださったとのこと。
4年ぶりのダイビングだそうです。
久しぶりの石垣島の海!
まずは、一面に広がるサンゴ礁と何十万匹もの熱帯魚の群れの中を泳ぎ、
ダイビングの感覚をゆっくり取り戻しながら始めましょう。
今回はカメラもお使いいただき、久々の水中写真撮影にも挑戦です。
お貸出し用の水中コンパクトデジカメは、
以前使われていたというご自身のと同じメーカーだそうですが、
4年間で性能もよくなり仕様も使い方も少し変わっているようです。
カメラに慣れるため、魚たちや海の景色をたくさん写して練習です。
こんな時、絶好の練習相手になってくれるのが、
かわいい“カクレクマノミ”たちです。
とくにここに棲む3匹の“カクレクマノミ”たちは、
よくカメラ目線をして常にこちらを向いてくれます。
数多くいる海のモデルさんの中でも特に優秀です(^_^)
心配なのは、白っぽくなっているお家のイソギンチャク。
早く元気を取り戻して欲しいと思います。
次に行った海底トンネルの中では
金色の“キンメモドキ”や薄桃色の“テンジクダイ”たちが元気に行き交っています。
どこを撮影しても、ストロボの光がたくさんの魚たちに反射するので、
薄暗い洞窟の中でも体が金色に光り、キラキラと輝いて見えます。
船に乗って、次のダイビングポイントへと移動します。
こちらは、石垣島に棲んでいらした時によく潜っていたポイントだそうです(^_^)
ここに棲んでいる“ジョーフィッシュ”も、表情豊かなかわいいモデルさんです。
大きな口をあんぐり開けるポーズは何度見ても飽きないので、
特に最近は、ついつい会いに来たくなってしまいます♪
写真撮影に夢中になり過ぎて、ちょっと近づき過ぎてしまうと・・・
大きな口をガァーッ!と開いて威嚇してきます。
「これ以上近づくなー!!」と怒っているのでしょうが、
必死な“ジョーフィッシュ”には申し訳ないくらいおもしろい顔です(^_^;)
4年ぶりの石垣島ダイビングも無事終了!
久しぶりに懐かしい魚たちにも再会できましたね(^_^)
明日はお友達も合流してお越しいただく予定です。
夕方からはご家族4名でダイビング体験に挑戦です。
はじめてのダイビングにみなさん少し緊張されているようです。
特にお父さんはお申し込みいただいた時にも、
「泳ぎが得意じゃないので、みんなに何かあったら助けられないのでは!?」と
とても心配されていました。
危ないところには行きませんし、ご安心くださいね。
・・・とはいえ、最初は誰でもドキドキ緊張するものです。
そんな不安感も、練習が進むにつれて少しずつ薄れてきたご様子(^_^)
ダイビングをスタートする頃には、みなさん海の中にかなり慣れてきたようです。
いよいよダイビングスタート、海底目指して潜りましょう!
一番手はお父さん。
スムーズな潜行で、無事に海底へ到着することができました。
ところが・・・海底で不安感がどんどん蘇ってしまったようで、
今回は船の上で、他のみなさんの帰りを待つことにされました。
お母さん、お姉ちゃん、弟くんも、無事に海底まで到着!
みなさん、とてもスムーズで順調な潜行でした(^_^)
お父さんの分までみなさんが楽しんで、
海の様子をたくさん聞かせてあげられるように楽しみましょう♪
砂地の上をゆっくり泳ぎながら進んでいくと、
長~いウミヘビがニョロニョロと前を横切っていきました。
怖いイメージがあるウミヘビですが、実際はとても臆病でやさしい生き物です。
砂地に開いた穴に顔を突っ込んで、一日中エサを探している食いしん坊です(^_^)
少し移動した場所では、
今度はヒレがとても長い“ハナミノカサゴ”がのんびり優雅に泳いでいます。
このコもウミヘビに負けず、食欲旺盛な食いしん坊!
大きく長いヒレを広げながら、小魚を追いかけて食べようとしています。
ただ、あまり素早く泳ぐことが出来ないので、
狩りにはかなり苦戦を強いられているようでした(^_^;)
最後に着いたサンゴの山の周りでは、
たくさんの“デバスズメダイ”たちがプランクトンを食べていました。
眠りに着く前の今日最後の食事を、一生懸命追いかけていました。
船に上がると、お父さんが心配そうに(?)お出迎え。
みんな無事にお父さんの元へ帰ってくることができましたよ!
次回は、ご家族4人揃って潜れるといいですね(^_^)
今夜はお友達同士で石垣島ご旅行中のお客様と
夜の海へナイトシュノーケリングに出掛けました。
シュノーケリングのご経験がほとんどないというおふたり。
最初は「夜の海は怖いな・・・」と心配されていましたが、
沖へと向かって無事に泳ぎ出すことができました(^_^)
昼間の海とは全く違う世界が広がる夜の海。
真っ暗な水面のすぐ下では、
透明な体の中を七色に発光させる筋を持つプランクトンが泳いでいました。
何百匹もいるようで、とても不思議な景色です。
多くの魚たちも、夜は眠ったりのんびりしたり(^_^)
“ミスジチョウチョウウオ”は逆立ち泳ぎをしながら、
狭いサンゴの隙間にスッポリと器用に収まって眠っていました。
その向こうでは、プヨプヨとして柔らかそうな“コクテンフグ”が、
波に揺られておなかをタプタプ波打たせながら、
気持ちよさそうにまどろんでいます。
“ハリセンボン”は夜でも起きているようで、
波に揺られ過ぎて岩に頭をゴッチンと打ってしまって驚いているようでした(^_^)
今夜は雲が多くて空の星はほとんど見ることができませんでしたが、
代わりに、“夜光虫”が海の中に星空を作ってくれました。
水中ライトを消すと、“夜光虫”の放つ光がおふたりを囲んでいました。
淡い緑色の光が辺り一面でポッポッポッと光るこの幻想的な景色は、
何度見ても飽きることのない夜の海だけの特別な景色です。
沖から入り込んでくる新鮮な水は冷たく、岸の方にある水は温かく、
同じ海の中でも場所によって急に水温が違うのも、
なんだか不思議な感覚でしたね。
なかなかスッキリした青空が見られない日が続いています。
午前中は、以前石垣島にお住まいだったというお客様とファンダイビングへ。
今回はお友達の結婚式のために石垣島にいらして、
せっかく石垣島に来たんだから♪と、ダイビングにお越しくださったとのこと。
4年ぶりのダイビングだそうです。
久しぶりの石垣島の海!
まずは、一面に広がるサンゴ礁と何十万匹もの熱帯魚の群れの中を泳ぎ、
ダイビングの感覚をゆっくり取り戻しながら始めましょう。
今回はカメラもお使いいただき、久々の水中写真撮影にも挑戦です。
お貸出し用の水中コンパクトデジカメは、
以前使われていたというご自身のと同じメーカーだそうですが、
4年間で性能もよくなり仕様も使い方も少し変わっているようです。
カメラに慣れるため、魚たちや海の景色をたくさん写して練習です。
こんな時、絶好の練習相手になってくれるのが、
かわいい“カクレクマノミ”たちです。
とくにここに棲む3匹の“カクレクマノミ”たちは、
よくカメラ目線をして常にこちらを向いてくれます。
数多くいる海のモデルさんの中でも特に優秀です(^_^)
心配なのは、白っぽくなっているお家のイソギンチャク。
早く元気を取り戻して欲しいと思います。
次に行った海底トンネルの中では
金色の“キンメモドキ”や薄桃色の“テンジクダイ”たちが元気に行き交っています。
どこを撮影しても、ストロボの光がたくさんの魚たちに反射するので、
薄暗い洞窟の中でも体が金色に光り、キラキラと輝いて見えます。
船に乗って、次のダイビングポイントへと移動します。
こちらは、石垣島に棲んでいらした時によく潜っていたポイントだそうです(^_^)
ここに棲んでいる“ジョーフィッシュ”も、表情豊かなかわいいモデルさんです。
大きな口をあんぐり開けるポーズは何度見ても飽きないので、
特に最近は、ついつい会いに来たくなってしまいます♪
写真撮影に夢中になり過ぎて、ちょっと近づき過ぎてしまうと・・・
大きな口をガァーッ!と開いて威嚇してきます。
「これ以上近づくなー!!」と怒っているのでしょうが、
必死な“ジョーフィッシュ”には申し訳ないくらいおもしろい顔です(^_^;)
4年ぶりの石垣島ダイビングも無事終了!
久しぶりに懐かしい魚たちにも再会できましたね(^_^)
明日はお友達も合流してお越しいただく予定です。
夕方からはご家族4名でダイビング体験に挑戦です。
はじめてのダイビングにみなさん少し緊張されているようです。
特にお父さんはお申し込みいただいた時にも、
「泳ぎが得意じゃないので、みんなに何かあったら助けられないのでは!?」と
とても心配されていました。
危ないところには行きませんし、ご安心くださいね。
・・・とはいえ、最初は誰でもドキドキ緊張するものです。
そんな不安感も、練習が進むにつれて少しずつ薄れてきたご様子(^_^)
ダイビングをスタートする頃には、みなさん海の中にかなり慣れてきたようです。
いよいよダイビングスタート、海底目指して潜りましょう!
一番手はお父さん。
スムーズな潜行で、無事に海底へ到着することができました。
ところが・・・海底で不安感がどんどん蘇ってしまったようで、
今回は船の上で、他のみなさんの帰りを待つことにされました。
お母さん、お姉ちゃん、弟くんも、無事に海底まで到着!
みなさん、とてもスムーズで順調な潜行でした(^_^)
お父さんの分までみなさんが楽しんで、
海の様子をたくさん聞かせてあげられるように楽しみましょう♪
砂地の上をゆっくり泳ぎながら進んでいくと、
長~いウミヘビがニョロニョロと前を横切っていきました。
怖いイメージがあるウミヘビですが、実際はとても臆病でやさしい生き物です。
砂地に開いた穴に顔を突っ込んで、一日中エサを探している食いしん坊です(^_^)
少し移動した場所では、
今度はヒレがとても長い“ハナミノカサゴ”がのんびり優雅に泳いでいます。
このコもウミヘビに負けず、食欲旺盛な食いしん坊!
大きく長いヒレを広げながら、小魚を追いかけて食べようとしています。
ただ、あまり素早く泳ぐことが出来ないので、
狩りにはかなり苦戦を強いられているようでした(^_^;)
最後に着いたサンゴの山の周りでは、
たくさんの“デバスズメダイ”たちがプランクトンを食べていました。
眠りに着く前の今日最後の食事を、一生懸命追いかけていました。
船に上がると、お父さんが心配そうに(?)お出迎え。
みんな無事にお父さんの元へ帰ってくることができましたよ!
次回は、ご家族4人揃って潜れるといいですね(^_^)
今夜はお友達同士で石垣島ご旅行中のお客様と
夜の海へナイトシュノーケリングに出掛けました。
シュノーケリングのご経験がほとんどないというおふたり。
最初は「夜の海は怖いな・・・」と心配されていましたが、
沖へと向かって無事に泳ぎ出すことができました(^_^)
昼間の海とは全く違う世界が広がる夜の海。
真っ暗な水面のすぐ下では、
透明な体の中を七色に発光させる筋を持つプランクトンが泳いでいました。
何百匹もいるようで、とても不思議な景色です。
多くの魚たちも、夜は眠ったりのんびりしたり(^_^)
“ミスジチョウチョウウオ”は逆立ち泳ぎをしながら、
狭いサンゴの隙間にスッポリと器用に収まって眠っていました。
その向こうでは、プヨプヨとして柔らかそうな“コクテンフグ”が、
波に揺られておなかをタプタプ波打たせながら、
気持ちよさそうにまどろんでいます。
“ハリセンボン”は夜でも起きているようで、
波に揺られ過ぎて岩に頭をゴッチンと打ってしまって驚いているようでした(^_^)
今夜は雲が多くて空の星はほとんど見ることができませんでしたが、
代わりに、“夜光虫”が海の中に星空を作ってくれました。
水中ライトを消すと、“夜光虫”の放つ光がおふたりを囲んでいました。
淡い緑色の光が辺り一面でポッポッポッと光るこの幻想的な景色は、
何度見ても飽きることのない夜の海だけの特別な景色です。
沖から入り込んでくる新鮮な水は冷たく、岸の方にある水は温かく、
同じ海の中でも場所によって急に水温が違うのも、
なんだか不思議な感覚でしたね。
2010年10月07日
太陽が恋しいです/シュノーケリング
今日も空には雲が広がる石垣島。
そろそろ、また青空と太陽が恋しくなってきました。
朝から、カップルで石垣島にお越しのお客様とシュノーケリングへ。
数日前にいらしたそうですが、なかなかスカッとした晴れ間がのぞかず・・・。
今日も曇り空ですが、船でシュノーケリングポイントへ向かう途中、
時折雲の切れ間から太陽の光が射し込んでくることもありました(^_^)
いよいよ、初めてのシュノーケリングに挑戦です!
濃いブルーだった海の色も、
ポイントに着くと透明なエメラルドグリーンに変わります。
船を下りて海に入るとすぐに、サンゴの群生が広がっていました。
想像以上のサンゴの彩りと魚の多さに、
おふたりから小さな歓声が聞こえます(^_^)
たくさんの魚たちの中でも、特に数が多い“デバスズメダイ”の群れは
流れてくるプランクトンを追いかけてパクパク朝食の真っ最中でした。
サンゴの群生の下では、
オレンジに白のシマシマ模様の“カクレクマノミ”や真っ赤の“ハマクマノミ”たちが
イソギンチャクから顔を出して、
「何事?」と不思議そうにこちらを見上げていました。
カメラを持ってシュノ―ケリングされましたが、
初めて見る海の景色に見とれて、あまりたくさんは撮れなかったそうです。
その分、しっかり目に焼き付けてられたのではないでしょうか(^_^)
そろそろ、また青空と太陽が恋しくなってきました。
朝から、カップルで石垣島にお越しのお客様とシュノーケリングへ。
数日前にいらしたそうですが、なかなかスカッとした晴れ間がのぞかず・・・。
今日も曇り空ですが、船でシュノーケリングポイントへ向かう途中、
時折雲の切れ間から太陽の光が射し込んでくることもありました(^_^)
いよいよ、初めてのシュノーケリングに挑戦です!
濃いブルーだった海の色も、
ポイントに着くと透明なエメラルドグリーンに変わります。
船を下りて海に入るとすぐに、サンゴの群生が広がっていました。
想像以上のサンゴの彩りと魚の多さに、
おふたりから小さな歓声が聞こえます(^_^)
たくさんの魚たちの中でも、特に数が多い“デバスズメダイ”の群れは
流れてくるプランクトンを追いかけてパクパク朝食の真っ最中でした。
サンゴの群生の下では、
オレンジに白のシマシマ模様の“カクレクマノミ”や真っ赤の“ハマクマノミ”たちが
イソギンチャクから顔を出して、
「何事?」と不思議そうにこちらを見上げていました。
カメラを持ってシュノ―ケリングされましたが、
初めて見る海の景色に見とれて、あまりたくさんは撮れなかったそうです。
その分、しっかり目に焼き付けてられたのではないでしょうか(^_^)
2010年10月06日
秋ですね/ファンダイビング
秋らしいお天気の涼しい石垣島です。
昨日は風も強く肌寒いほどでしたが、今日はだいぶ回復したようです。
お友達同士で石垣島ご旅行中のおふたり、
ダイビングを始めてまだ間もないということです。
今日は海の透明度も潮の動きもよかったので、
たくさんの魚たちがプランクトンを食べに集まるサンゴの山のレストランも賑やか。
視界が全部覆われてしまうほどたくさんの魚たちが泳いでいました。
とても元気な食事風景で、目の前でクルクル動く様子が見られて楽しいです。
サンゴの山に添って泳いでいると、波に揺られて気持ちよさそうに
“ハナミノカソゴ”の子供がフワフワ浮かぶように泳いでいました。
のんびり屋の“ハナミノカソゴ”はちょっと近づいても気せずマイペースです。
2本目は少し違う環境を変えてのダイビング。
岩山が複雑に入り組んで、地形の中を泳ぐポイントへ来てみました。
海底で止まっていると、どこからともなく“ホオスジモチノウオ”がやって来て
そ~っと近づいてきて、まるでにらめっこをするようにダイバーを見ています。
少し離れて行ったかと思ったら、横目でこちらをチラチラ。
泳ぎ去ったと思ったら、しばらくしてまた現われてこちらの様子をチラチラ。
普段と立場が逆になって、こちらが観察されている様な気分になります・・・(^_^;)
好奇心が強くて、おもしろい“ホオスジモチノウオ”でした。
またしばらくは北寄りの風が続きそうです。
朝晩は涼しいくらいの過ごしやすい毎日、秋の気配を感じる石垣島です。
昨日は風も強く肌寒いほどでしたが、今日はだいぶ回復したようです。
お友達同士で石垣島ご旅行中のおふたり、
ダイビングを始めてまだ間もないということです。
今日は海の透明度も潮の動きもよかったので、
たくさんの魚たちがプランクトンを食べに集まるサンゴの山のレストランも賑やか。
視界が全部覆われてしまうほどたくさんの魚たちが泳いでいました。
とても元気な食事風景で、目の前でクルクル動く様子が見られて楽しいです。
サンゴの山に添って泳いでいると、波に揺られて気持ちよさそうに
“ハナミノカソゴ”の子供がフワフワ浮かぶように泳いでいました。
のんびり屋の“ハナミノカソゴ”はちょっと近づいても気せずマイペースです。
2本目は少し違う環境を変えてのダイビング。
岩山が複雑に入り組んで、地形の中を泳ぐポイントへ来てみました。
海底で止まっていると、どこからともなく“ホオスジモチノウオ”がやって来て
そ~っと近づいてきて、まるでにらめっこをするようにダイバーを見ています。
少し離れて行ったかと思ったら、横目でこちらをチラチラ。
泳ぎ去ったと思ったら、しばらくしてまた現われてこちらの様子をチラチラ。
普段と立場が逆になって、こちらが観察されている様な気分になります・・・(^_^;)
好奇心が強くて、おもしろい“ホオスジモチノウオ”でした。
またしばらくは北寄りの風が続きそうです。
朝晩は涼しいくらいの過ごしやすい毎日、秋の気配を感じる石垣島です。
2010年10月04日
2番手争い/ダイビング体験・ファンダイブ ・ナイトダイブ
ここのところ晴天が続いていた石垣島ですが、
残念ながら、今日はだんだんお天気が崩れてきて曇り空になりました。
風も少し強く吹いて、海は波が出てきたようです。
午前中はお友達同士で石垣島旅行にいらしているお客様と
初めてのダイビングへ出港しました。
事前練習はおふたりとも初めてとは思えないほどスムーズに無事終了!
潜行も順調で、海底までもあっという間に到着しました。
カラフルなサンゴの周りを泳ぐ黄色い“ネッタイスズメダイ”や水色の“デバスズメダイ”、
白と黒のシマシマ模様の“ミスジリュウキュウスズメダイ”たちが出迎えてくれました。
ユラユラ揺れる海藻の陰に隠れていた“コブシメ”の子供を発見!
周りと同じ色と形で見事に擬態をして上手に隠れているので
見過して通り過ぎてしまうところでした。
こちらに気が付いたこの“コブシメ”の子供は、腕を上に伸ばして威嚇のポーズ!
ただ、小さな体で必死に怒る様子は怖いどころかかわいいので、
もう少し近くで観察を、と思って近づいて行くと・・・
威嚇のポーズが通用せずだんだん不安になってきたのか、
少しずつ後ずさりして、ついにはピューっと逃げて行ってしまいました。
ちょっと怖がらせてしまったみたいで、ごめんね。
砂地の上で海草の切れ端に擬態してヒラヒラ泳いでいるのは、“テンス”の赤ちゃん。
とっても上手に隠れているので、注意して見ていないと
海藻と間違えて気付かないこともあるほどですが、
その見事な擬態だけではなく、砂の中に潜って隠れる技も持っています。
ダイバーが近づくと、スッっと砂に潜り込んで姿を消してしまいます。
ちょっと砂を掘り起こしても見つかりません。
あの一瞬で・・・一体どこに隠れてしまったのでしょう??
午後からは一昨日からファンダイビングにお越しいただいているお客様、
3日間のダイビングも今日がとうとう最終日となりました。
本日の1ダイブ目、まずはサンゴの枝に隠れて上手に擬態する
ピンク色の“イロカエルアンコウ”を探します。
上手に隠れていますが、よ~く目を凝らして見ていると
目・・・口・・・と分かってきて、その擬態を見破ることができます。
見つかってしまうと、ちょっとバツが悪そう(^_^;)
手のように変化した胸ビレでサンゴの枝をつかみながら
そ~っと向きを変えてしまいます。
赤ちゃんのようなちっちゃな手をゆっくり動かす様子がかわいいです(^_^)
砂に埋まってちょこんと目だけを出してこちらの様子を見ているのは
カニの仲間の“ソデカラッパ”です。
写真を撮らせてもらいたいので・・・少し砂から出てきてね~(^_^)
出てきたところを狙ってカメラを向けると、
体をユサユサ揺すりながら、また器用に砂の中へと潜り込んでしまいました。
小さな“ハタゴイソギンチャク”に3匹の“カクレクマノミ”が棲んでいます。
6センチほどに成長したメスと、1センチほどのちっちゃな2匹です。
小さい2匹はこのイソギンチャクに流れ着いた頃はほとんど同じ大きさでしたが、
少しずつ成長に差が出てきました。
クマノミの仲間には、もともとオス・メスの性別がありません。
この3匹“カクレクマノミ”のたちのような1つのグループの中で
一番強くて大きく成長したコがメスに、2番目のコがオスとなります。
それ以外のコは性別が決まらないまま、順位が上がるのを狙います。
ただ・・・大きなメスやオスも、トップの座を奪われないように
小さなコたちの邪魔をしたりして、成長を抑制します。
この“カクレクマノミ”たちの中でも、どうやら次にオスになるコが決まったようです。
小さな2匹のうちではちょっとだけ大きな方ですが、
1番大きなメスからダンナさんとして認められるには、もう少し時間がかかりそうです。
メスが動く度に尾ビレでポンっと弾き飛ばされながらも、
めげずに元気に泳ぎ回ってたくましく育っています(^_^)
これからどんどん成長して、
大きなメスに見合う立派なダンナさんに成長していくのでしょう。
ポイントを変えて、2本目のダイビングです。
少し風が強くなり、大きな波が立ち始めてきました。
海面の様子はちょっと慌ただしくなってきましたが、海の中は相変わらず静かです。
黄色い“ジョーフィッシュ”のおもしろい表情もゆっくり観察できました。
巣穴の玄関の石のゆがみを几帳面に直していたり、
石をずらされて大きく口を開けて怒っていたり、くるくる変わる表情が面白いです(^_^)
今日の午後は少し遅めにスタートしたので、
2本目のダイビングを終える頃はもう、夕暮れ前の黄昏時でした。
ポイントを移動して、ナイトダイビングに備えます。
まだ辺りがほのかに明るいうちに、初めてのナイトダイビングスタート!
昼間とは全く違う海の中の光景に、少しドキドキしてしまいますよね。
まだ海の中も少し明るいので、魚たちはエサをとったり寝床を探したり、
夜の準備をしながらも、まだまだ泳ぎ回っているコたちもいました。
みんなより一足早くイソギンチャクの触手のベッドに包まって
ぐっすり眠っている“クマノミ”の赤ちゃんを見つけました。
明るい間はイソギンチャクの中をちょこまかと忙しく動き回っていて
なかなかじっくりゆっくり観察することができませんが、
眠っている間はもちろん大人しくじっと止まっているのでよ~く観察できます。
気がつくと陽はすっかり沈んで、海の中も真っ暗になりました。
水中ライトで辺りを照らしながら進んでいると、
穴から顔を出している“ヒトスジギンポ”を見つけました。
昼間とは体の色が変わり、夜のパジャマへ着替え終わったようです。
少し移動したところでは、“セグロチョウチョウウオ”が眠っていました。
こちらも昼間の鮮やかな体の色とは少し変わっていて、
目立たないよう地味目のパジャマに着替えて寝ています。
船の下まで戻ってくると、
岩の隙間に開いた穴で熟睡している“ナミハタ”がいました。
顔だけ外にのぞかせていますが、ぐっすり眠っています。
警戒心がとても強い魚なので、昼間は近づいただけで逃げてしまいますが、
夜はかなり近づいて見ることができました。
船に上がる前には水中ライトを消して、
“夜光虫”たちの幻想的なイルミネーションを楽しみます。
ダイバーの吐く空気の泡に揺られながら、
“夜光虫”の緑色の光りも水面までユラユラ立ち上って行きます。
3日間の石垣島ダイビングの旅、全9ダイブは無事終了♪
はじめは「たっぷり長い日程だな~」と思っていたそうですが、
終わってみるとあっという間、楽しい時間は短く感じてしまいますね(^_^)
残念ながら、今日はだんだんお天気が崩れてきて曇り空になりました。
風も少し強く吹いて、海は波が出てきたようです。
午前中はお友達同士で石垣島旅行にいらしているお客様と
初めてのダイビングへ出港しました。
事前練習はおふたりとも初めてとは思えないほどスムーズに無事終了!
潜行も順調で、海底までもあっという間に到着しました。
カラフルなサンゴの周りを泳ぐ黄色い“ネッタイスズメダイ”や水色の“デバスズメダイ”、
白と黒のシマシマ模様の“ミスジリュウキュウスズメダイ”たちが出迎えてくれました。
ユラユラ揺れる海藻の陰に隠れていた“コブシメ”の子供を発見!
周りと同じ色と形で見事に擬態をして上手に隠れているので
見過して通り過ぎてしまうところでした。
こちらに気が付いたこの“コブシメ”の子供は、腕を上に伸ばして威嚇のポーズ!
ただ、小さな体で必死に怒る様子は怖いどころかかわいいので、
もう少し近くで観察を、と思って近づいて行くと・・・
威嚇のポーズが通用せずだんだん不安になってきたのか、
少しずつ後ずさりして、ついにはピューっと逃げて行ってしまいました。
ちょっと怖がらせてしまったみたいで、ごめんね。
砂地の上で海草の切れ端に擬態してヒラヒラ泳いでいるのは、“テンス”の赤ちゃん。
とっても上手に隠れているので、注意して見ていないと
海藻と間違えて気付かないこともあるほどですが、
その見事な擬態だけではなく、砂の中に潜って隠れる技も持っています。
ダイバーが近づくと、スッっと砂に潜り込んで姿を消してしまいます。
ちょっと砂を掘り起こしても見つかりません。
あの一瞬で・・・一体どこに隠れてしまったのでしょう??
午後からは一昨日からファンダイビングにお越しいただいているお客様、
3日間のダイビングも今日がとうとう最終日となりました。
本日の1ダイブ目、まずはサンゴの枝に隠れて上手に擬態する
ピンク色の“イロカエルアンコウ”を探します。
上手に隠れていますが、よ~く目を凝らして見ていると
目・・・口・・・と分かってきて、その擬態を見破ることができます。
見つかってしまうと、ちょっとバツが悪そう(^_^;)
手のように変化した胸ビレでサンゴの枝をつかみながら
そ~っと向きを変えてしまいます。
赤ちゃんのようなちっちゃな手をゆっくり動かす様子がかわいいです(^_^)
砂に埋まってちょこんと目だけを出してこちらの様子を見ているのは
カニの仲間の“ソデカラッパ”です。
写真を撮らせてもらいたいので・・・少し砂から出てきてね~(^_^)
出てきたところを狙ってカメラを向けると、
体をユサユサ揺すりながら、また器用に砂の中へと潜り込んでしまいました。
小さな“ハタゴイソギンチャク”に3匹の“カクレクマノミ”が棲んでいます。
6センチほどに成長したメスと、1センチほどのちっちゃな2匹です。
小さい2匹はこのイソギンチャクに流れ着いた頃はほとんど同じ大きさでしたが、
少しずつ成長に差が出てきました。
クマノミの仲間には、もともとオス・メスの性別がありません。
この3匹“カクレクマノミ”のたちのような1つのグループの中で
一番強くて大きく成長したコがメスに、2番目のコがオスとなります。
それ以外のコは性別が決まらないまま、順位が上がるのを狙います。
ただ・・・大きなメスやオスも、トップの座を奪われないように
小さなコたちの邪魔をしたりして、成長を抑制します。
この“カクレクマノミ”たちの中でも、どうやら次にオスになるコが決まったようです。
小さな2匹のうちではちょっとだけ大きな方ですが、
1番大きなメスからダンナさんとして認められるには、もう少し時間がかかりそうです。
メスが動く度に尾ビレでポンっと弾き飛ばされながらも、
めげずに元気に泳ぎ回ってたくましく育っています(^_^)
これからどんどん成長して、
大きなメスに見合う立派なダンナさんに成長していくのでしょう。
ポイントを変えて、2本目のダイビングです。
少し風が強くなり、大きな波が立ち始めてきました。
海面の様子はちょっと慌ただしくなってきましたが、海の中は相変わらず静かです。
黄色い“ジョーフィッシュ”のおもしろい表情もゆっくり観察できました。
巣穴の玄関の石のゆがみを几帳面に直していたり、
石をずらされて大きく口を開けて怒っていたり、くるくる変わる表情が面白いです(^_^)
今日の午後は少し遅めにスタートしたので、
2本目のダイビングを終える頃はもう、夕暮れ前の黄昏時でした。
ポイントを移動して、ナイトダイビングに備えます。
まだ辺りがほのかに明るいうちに、初めてのナイトダイビングスタート!
昼間とは全く違う海の中の光景に、少しドキドキしてしまいますよね。
まだ海の中も少し明るいので、魚たちはエサをとったり寝床を探したり、
夜の準備をしながらも、まだまだ泳ぎ回っているコたちもいました。
みんなより一足早くイソギンチャクの触手のベッドに包まって
ぐっすり眠っている“クマノミ”の赤ちゃんを見つけました。
明るい間はイソギンチャクの中をちょこまかと忙しく動き回っていて
なかなかじっくりゆっくり観察することができませんが、
眠っている間はもちろん大人しくじっと止まっているのでよ~く観察できます。
気がつくと陽はすっかり沈んで、海の中も真っ暗になりました。
水中ライトで辺りを照らしながら進んでいると、
穴から顔を出している“ヒトスジギンポ”を見つけました。
昼間とは体の色が変わり、夜のパジャマへ着替え終わったようです。
少し移動したところでは、“セグロチョウチョウウオ”が眠っていました。
こちらも昼間の鮮やかな体の色とは少し変わっていて、
目立たないよう地味目のパジャマに着替えて寝ています。
船の下まで戻ってくると、
岩の隙間に開いた穴で熟睡している“ナミハタ”がいました。
顔だけ外にのぞかせていますが、ぐっすり眠っています。
警戒心がとても強い魚なので、昼間は近づいただけで逃げてしまいますが、
夜はかなり近づいて見ることができました。
船に上がる前には水中ライトを消して、
“夜光虫”たちの幻想的なイルミネーションを楽しみます。
ダイバーの吐く空気の泡に揺られながら、
“夜光虫”の緑色の光りも水面までユラユラ立ち上って行きます。
3日間の石垣島ダイビングの旅、全9ダイブは無事終了♪
はじめは「たっぷり長い日程だな~」と思っていたそうですが、
終わってみるとあっという間、楽しい時間は短く感じてしまいますね(^_^)
2010年10月03日
たくさん会えました(^_^)/ファンダイブ・ナイトシュノーケル
今日も石垣島は穏やかなお天気です。
お客様は昨日に引き続き、3日間ファンダイビングの第2日目。
雨女だとおっしゃっていましたが、
天気予報では晴れマークの快晴の日が続いています♪
1本目は、昨日も行きましたが会うことができなかった、
“ウミガメ”たちの休憩ポイントへ急ぎましょう!
「今日こそは会えるかな」と気が急いてしまうので、
フィンの動きもいつもより回転アップ、期待が高まります(^_^)
よくウミガメが休憩している柔らかい“ソフトコーラル”まで着くと、
ベッドの上でゆったりしている“アオウミガメ”のシルエットが見えました。
朝の一時をのんびりと過ごしているようです。
ウミガメが呼吸のために水面へと泳ぎ去って行く後ろ姿を見送り、
また船の方に戻ることにしました。
“リュウキュウキッカサンゴ”の群生の上を通ると、
“アサドスズメダイ”やその他の種類のスズメダイたちが朝ごはんを食べていました。
何十万匹もいるのではないかというほど数え切れない数が集まって、
みんな一斉にエサのプランクトンを追いかけています。
これだけ数が多いと・・・
群れの後ろの方にいるコたちはエサを食られないのでは!?と心配になります(^_^;)
船の下に戻ってから、
“センジュイソギンチャク”の中に棲む“カクレクマノミ”を観察しました。
何らかの原因で真っ白に白化してしまったこのイソギンチャク、
透き通るような白さで見た目はきれいですが、あまり健康な状態ではありません。
元気に冬を越すことができるか心配です。
水深が浅くなるにつれて、太陽の光の筋が海の中を鮮やかに照らし始めます。
優雅に群れて泳ぐ“ノコギリダイたち”の銀色の体に
たっぷりの光がキラキラ反射してとてもきれいでした。
2本目は“マンタ”に会えるポイントへ移動します。
ここのサンゴ山には海の掃除屋さん“ホンソメワケベラ”が棲んでいて、
“マンタ”は体を掃除してもらうために集まってきます。
サンゴの山で“マンタ”を待っている間は
“メガネゴンベ”がすぐ目の前まで来て、ずっと相手をしてくれました(^_^)
大きな眼をキョロキョロと左右に忙しそうに動かす様子がおもしろくて
退屈せずに“マンタ”が現われるまで待つことができました。
しばらくして、山の向こうからゆっくりと“マンタ”の登場です。
すぐそこを泳いで過ぎて行ったり、おなかを上にしてクルリと宙返りしたり。
魚とは思えないほどの優雅な泳ぎに見とれてしまいました。
3本目で行ったダイビングポイントでは、
両手に持った小さなイソギンチャクをフリフリする
かわいい“キンチャクガニ”に会うことができました。
今日は2匹で一緒にいました。
“キンチャクガニ”は敵を威嚇のためにイソギンチャクを振りかざしますが、
体長1センチほどの小さな体で、相手の大小を問わずに一生懸命フリフリ!
その威嚇のフリフリは、何倍も大きなダイバーにも向けられます(^_^;)
必死に威嚇しようとする本人の意思とは裏腹に・・・
ポンポンで応援するチアリーダーのようにかわいい動きです。
「岩の亀裂の中で泳ぐ“キンメモドキ”たちの群れが見たい!」ということで、
4本目は“キンメモドキ”に加え、“スカシテンジクダイ”も群れる
大きな岩山のあるポイントへと向かいます。
“キンメモドキ”たちがいる岩山まで向かう途中で
“コガネシマアジ”の赤ちゃんを引き連れた“コガシラウミヘビ”に出会いました。
置いていかれないように一生懸命くっついて泳ぐ赤ちゃんにお構いなしで
ウミヘビはあちらの穴からこちらの穴へと、エサを探して好き勝手に泳いでいます。
“コガネシマアジ”の赤ちゃんは必死にくっついて泳ぎながらも、
自分のエサを見つけた時は、ウミヘビから一瞬だけ離れてパクッ!
気まぐれなウミヘビについていると、ゆっくりエサを食べる暇もないようですね。
しばらく泳いで、“キンメモドキ”たちの棲む岩山に到着!
透明な体を輝かせて泳ぐ“スカシテンジクダイ”たちの下で、
見事に統制のとれた泳ぎを披露してくれる“キンメモドキ”たち。
一糸乱れぬその泳ぎには、いつも感心させられます。
石垣島ダイビング第2日目、4ダイブも無事終了!
今日は朝からウミガメに“マンタ”に、
その後に“キンチャクガニ”に“キンメモドキ”に、
会いたいと思っていた海の生き物たちに次々に会えました♪
「4本は大変そう!?」と思っていたそうですが、
終わってみるとあっという間・・・まだまだ潜り足りないくらいです(^_^)?
明日はいよいよ初めてのナイトダイビングに挑戦です!
今夜はゆっくり休んでくださいね。
日が沈んだら、本日石垣島にご到着されたばかりのお客様と
夜の海へナイトシュノーケリングに出掛けます。
今日は飛行機の到着が遅れてしまったそうで、
遅い時間からでも石垣島の自然の中で遊べるものはないかな?と探して、
ナイトシュノーケリングを見つけてくださったとのこと。
そこで、明日の日中にするはずだったシュノーケリングを予定変更、
今夜のうちに夜の海で泳ぐことにされたそうです(^_^)
今夜は月が出ていないので、海の中は真っ暗です。
足ヒレの動きに刺激された“夜光虫”の緑色の光が
海の中にできた夜の星空のように、辺り一面に広がっています。
明るい月の光が反射してキラキラ輝く海面もきれいですが、
今夜のように、真っ暗な海に輝く“夜光虫”もやっぱり特別な景色です。
宇宙空間に漂うみたいに、いつまでも泳いでいたくなります。
沖の方でのシュノーケリングを終えて岸に戻る途中には、
“クマノミ”の大家族が仲良く眠るイソギンチャクを見つけました。
1・2・3・4・5・6・7・・・
全部で何匹いるのかな?ちっちゃな寝顔をたくさん見つけました。
月のない夜空には、たくさん星たちも見ることができました。
今夜は人工衛星の光も見つけました。
ついてないと思った飛行機の遅れでしたが、
そのおかげでちょっと特別な夜の海の景色を見ることができましたね(^_^)
お客様は昨日に引き続き、3日間ファンダイビングの第2日目。
雨女だとおっしゃっていましたが、
天気予報では晴れマークの快晴の日が続いています♪
1本目は、昨日も行きましたが会うことができなかった、
“ウミガメ”たちの休憩ポイントへ急ぎましょう!
「今日こそは会えるかな」と気が急いてしまうので、
フィンの動きもいつもより回転アップ、期待が高まります(^_^)
よくウミガメが休憩している柔らかい“ソフトコーラル”まで着くと、
ベッドの上でゆったりしている“アオウミガメ”のシルエットが見えました。
朝の一時をのんびりと過ごしているようです。
ウミガメが呼吸のために水面へと泳ぎ去って行く後ろ姿を見送り、
また船の方に戻ることにしました。
“リュウキュウキッカサンゴ”の群生の上を通ると、
“アサドスズメダイ”やその他の種類のスズメダイたちが朝ごはんを食べていました。
何十万匹もいるのではないかというほど数え切れない数が集まって、
みんな一斉にエサのプランクトンを追いかけています。
これだけ数が多いと・・・
群れの後ろの方にいるコたちはエサを食られないのでは!?と心配になります(^_^;)
船の下に戻ってから、
“センジュイソギンチャク”の中に棲む“カクレクマノミ”を観察しました。
何らかの原因で真っ白に白化してしまったこのイソギンチャク、
透き通るような白さで見た目はきれいですが、あまり健康な状態ではありません。
元気に冬を越すことができるか心配です。
水深が浅くなるにつれて、太陽の光の筋が海の中を鮮やかに照らし始めます。
優雅に群れて泳ぐ“ノコギリダイたち”の銀色の体に
たっぷりの光がキラキラ反射してとてもきれいでした。
2本目は“マンタ”に会えるポイントへ移動します。
ここのサンゴ山には海の掃除屋さん“ホンソメワケベラ”が棲んでいて、
“マンタ”は体を掃除してもらうために集まってきます。
サンゴの山で“マンタ”を待っている間は
“メガネゴンベ”がすぐ目の前まで来て、ずっと相手をしてくれました(^_^)
大きな眼をキョロキョロと左右に忙しそうに動かす様子がおもしろくて
退屈せずに“マンタ”が現われるまで待つことができました。
しばらくして、山の向こうからゆっくりと“マンタ”の登場です。
すぐそこを泳いで過ぎて行ったり、おなかを上にしてクルリと宙返りしたり。
魚とは思えないほどの優雅な泳ぎに見とれてしまいました。
3本目で行ったダイビングポイントでは、
両手に持った小さなイソギンチャクをフリフリする
かわいい“キンチャクガニ”に会うことができました。
今日は2匹で一緒にいました。
“キンチャクガニ”は敵を威嚇のためにイソギンチャクを振りかざしますが、
体長1センチほどの小さな体で、相手の大小を問わずに一生懸命フリフリ!
その威嚇のフリフリは、何倍も大きなダイバーにも向けられます(^_^;)
必死に威嚇しようとする本人の意思とは裏腹に・・・
ポンポンで応援するチアリーダーのようにかわいい動きです。
「岩の亀裂の中で泳ぐ“キンメモドキ”たちの群れが見たい!」ということで、
4本目は“キンメモドキ”に加え、“スカシテンジクダイ”も群れる
大きな岩山のあるポイントへと向かいます。
“キンメモドキ”たちがいる岩山まで向かう途中で
“コガネシマアジ”の赤ちゃんを引き連れた“コガシラウミヘビ”に出会いました。
置いていかれないように一生懸命くっついて泳ぐ赤ちゃんにお構いなしで
ウミヘビはあちらの穴からこちらの穴へと、エサを探して好き勝手に泳いでいます。
“コガネシマアジ”の赤ちゃんは必死にくっついて泳ぎながらも、
自分のエサを見つけた時は、ウミヘビから一瞬だけ離れてパクッ!
気まぐれなウミヘビについていると、ゆっくりエサを食べる暇もないようですね。
しばらく泳いで、“キンメモドキ”たちの棲む岩山に到着!
透明な体を輝かせて泳ぐ“スカシテンジクダイ”たちの下で、
見事に統制のとれた泳ぎを披露してくれる“キンメモドキ”たち。
一糸乱れぬその泳ぎには、いつも感心させられます。
石垣島ダイビング第2日目、4ダイブも無事終了!
今日は朝からウミガメに“マンタ”に、
その後に“キンチャクガニ”に“キンメモドキ”に、
会いたいと思っていた海の生き物たちに次々に会えました♪
「4本は大変そう!?」と思っていたそうですが、
終わってみるとあっという間・・・まだまだ潜り足りないくらいです(^_^)?
明日はいよいよ初めてのナイトダイビングに挑戦です!
今夜はゆっくり休んでくださいね。
日が沈んだら、本日石垣島にご到着されたばかりのお客様と
夜の海へナイトシュノーケリングに出掛けます。
今日は飛行機の到着が遅れてしまったそうで、
遅い時間からでも石垣島の自然の中で遊べるものはないかな?と探して、
ナイトシュノーケリングを見つけてくださったとのこと。
そこで、明日の日中にするはずだったシュノーケリングを予定変更、
今夜のうちに夜の海で泳ぐことにされたそうです(^_^)
今夜は月が出ていないので、海の中は真っ暗です。
足ヒレの動きに刺激された“夜光虫”の緑色の光が
海の中にできた夜の星空のように、辺り一面に広がっています。
明るい月の光が反射してキラキラ輝く海面もきれいですが、
今夜のように、真っ暗な海に輝く“夜光虫”もやっぱり特別な景色です。
宇宙空間に漂うみたいに、いつまでも泳いでいたくなります。
沖の方でのシュノーケリングを終えて岸に戻る途中には、
“クマノミ”の大家族が仲良く眠るイソギンチャクを見つけました。
1・2・3・4・5・6・7・・・
全部で何匹いるのかな?ちっちゃな寝顔をたくさん見つけました。
月のない夜空には、たくさん星たちも見ることができました。
今夜は人工衛星の光も見つけました。
ついてないと思った飛行機の遅れでしたが、
そのおかげでちょっと特別な夜の海の景色を見ることができましたね(^_^)
2010年10月02日
今日のご機嫌は?/ファンダイビング・シュノーケリング
今日も穏やかないいお天気でした。
お客様はカップルで石垣島にダイビング旅行にいらしたおふたり。
水中で使うのは今回が初めてという新しいカメラで、
いろんな魚たちの表情をじっくり狙いましょう(^_^)
本日の1本目は、いろんな小さな生き物に会えるポイントへ。
新しいカメラの記念すべき第1号のモデルさんとなったのは、
海底の砂地に開いた巣穴の中から顔だけ出して
キョロキョロ回りの様子をうかがう黄色い“ジョーフィッシュ”です。
ここに棲むこのコは気分屋さんのようで、日によってご機嫌が変わります。
今日は機嫌が良いようでした(^_^)
撮影しようとかなり近くまで近づいても巣穴に引っ込まないので、
納得いくまでじっくり撮影させてもらえました。
ただ、もともとはともて警戒心が強く臆病な魚なので、
近くを大きな魚が通り過ぎて行ったりすると驚いてしまうようで、
ビクンッとしながらその方向を見る姿がなんだかおかしいです(^_^)
鮮やかな色のモデルさん、黄色の次はオレンジ色です。
通称“バルタンシャコ”と呼ばれるこのトラフシャコの仲間は、
はっきりしたオレンジ色が映えるので、写真に撮るには最高の被写体です。
ただ、体全体があまりに鮮やか過ぎて、
写真に写ると、どこが目でどこが足だか分かりにくくなってしまいます。
どんなアングルで撮影するかがポイントですね。
地形が面白いポイントで潜りたいとリクエストをいただいたので、
2本目は海底トンネルや岩山にできた亀裂があるポイントへ移動しました。
トンネルを通り抜けて泳いで進んで、
出口から射し込む海の中のブルーの光も写真に収めることができました。
貸し切りでのダイビングは今回が初めてだったそうで、
「今までのように、順番を待つ次の人の視線に焦ることなく、
じっくり撮影を楽しむことができた(^_^)」と仰っていただけました♪
午後からはご夫婦のお客様にご参加いただき、竹富島の海へシュノーケリングに。
船から海面に降りると、目の前にはいきなり一面のサンゴ礁が広がります。
海の仲間で太陽の光が射し込み、サンゴたちを色とりどりに輝かせています。
カメラをご利用いただいて、水中写真にも挑戦です。
早くもスイスイ~♪と余裕のあるご主人は、
魚たちと仲良くシュノーケリングする奥さんの姿をカメラに収めようと
シャッターチャンスを見つけてはパシャパシャ!
船から少し離れた“ハマクマノミ”たちの家があるサンゴまで、
たくさんの写真を撮影しながら泳いでいらっしゃいました(^_^)
夕方からは、夏前にもダイビングにお越しいただいたお客様、
その感動が頭から離れなかったそうで、
数ヶ月で再び石垣島の海へ遊びに来てくださいました(^_^)
前回は旅行の合間にダイビング、というスタイルでしたが、
今回は本日到着されてから3日間ともダイビングを満喫されるご予定で、
ダイビング中心の旅のスケジュールでです。
前回のダイビングで海の生き物たちのかわいらしさのとりこに。
そのため、今回は事前リサーチもバッチリで、
会いたい海の生き物がたくさんいるそうです(^_^)
まずはその中のひとつ、“ウミガメ”に会えるポイントへ行ってみましょう♪
サンゴが群生する山々を越えて、“ウミガメ”の休憩場所に向います。
その途中には、淡いピンクの体に背中の白い1本線がきれいな“ハナビラクマノミ”、
鮮やかなオレンジ色に白いラインの入った“ハマクマノミ”など、
いろんな種類のクマノミがそれぞれお気に入りのイソギンチャクに棲んでいます。
みんな、上を通り過ぎるダイバーを不思議そうに見上げています。
途中には海底トンネルもあるので通って行きましょう(^_^)
中には海のお掃除屋さん“ソリハシコモンエビ”がたくさん棲みついています。
トンネル内で天井から降り注ぐブルーの光に見とれていると、
数匹の“ソリハシコモンエビ”がどこからともなくフワフワ出てきて
ダイバーの指先の甘皮や角質まできれいに掃除しようと頑張ります。
ただ・・・あまりに掃除に熱が入りすぎると、
ちょっと痛い時もあるのがたまに瑕です(^_^;)
いろいろ巡りながら、やっと“ウミガメ”の休憩場所に到着!!
・・・しましたが、今日は残念ながら留守のようでした(>_<)
2本目は海の中の大きな岩山の麓に開いたいくつもの海底トンネルをくぐり、
地形を楽しめるダイビングポイントへ向かいました。
少し長めのトンネルを抜けると、
明るい海のブルーが一気に目に飛び込んできて
トンネルに入る前よりも一層鮮やかになったように見えます。
トンネルの出口には、“ゴカイ”の仲間の“イバラカンザシ”が
一足早いクリスマスツリーのように色とりどりにフワフワしています。
そっと指を近づけると、驚いてすごい勢いでピュッと引っ込んでしまいます。
しばらく見ていると、引っ込む速さとは対照的にゆっくりヌ~ッと出てきます。
その様子がおもしろくついついツンツンつつくマネをしてしまいます・・・
驚かしてしまってごめんね(^_^;)
岩の下では、1センチほどの“ニライカサゴ”の赤ちゃんを発見。
大人になると10センチを超えますが、
このコはまだサンゴのかけらや小石と見間違うほど小さいです(^_^)
泳ぎが苦手な魚で、胸ビレを手のように上手に動かし進みます。
ピコッピコッとおもちゃのようなカワイイ動きです。
3日間のダイビング旅行、まずは初日無事終了!
明日はどんなかわいい生き物たちに出会えるでしょうか(^_^)
お客様はカップルで石垣島にダイビング旅行にいらしたおふたり。
水中で使うのは今回が初めてという新しいカメラで、
いろんな魚たちの表情をじっくり狙いましょう(^_^)
本日の1本目は、いろんな小さな生き物に会えるポイントへ。
新しいカメラの記念すべき第1号のモデルさんとなったのは、
海底の砂地に開いた巣穴の中から顔だけ出して
キョロキョロ回りの様子をうかがう黄色い“ジョーフィッシュ”です。
ここに棲むこのコは気分屋さんのようで、日によってご機嫌が変わります。
今日は機嫌が良いようでした(^_^)
撮影しようとかなり近くまで近づいても巣穴に引っ込まないので、
納得いくまでじっくり撮影させてもらえました。
ただ、もともとはともて警戒心が強く臆病な魚なので、
近くを大きな魚が通り過ぎて行ったりすると驚いてしまうようで、
ビクンッとしながらその方向を見る姿がなんだかおかしいです(^_^)
鮮やかな色のモデルさん、黄色の次はオレンジ色です。
通称“バルタンシャコ”と呼ばれるこのトラフシャコの仲間は、
はっきりしたオレンジ色が映えるので、写真に撮るには最高の被写体です。
ただ、体全体があまりに鮮やか過ぎて、
写真に写ると、どこが目でどこが足だか分かりにくくなってしまいます。
どんなアングルで撮影するかがポイントですね。
地形が面白いポイントで潜りたいとリクエストをいただいたので、
2本目は海底トンネルや岩山にできた亀裂があるポイントへ移動しました。
トンネルを通り抜けて泳いで進んで、
出口から射し込む海の中のブルーの光も写真に収めることができました。
貸し切りでのダイビングは今回が初めてだったそうで、
「今までのように、順番を待つ次の人の視線に焦ることなく、
じっくり撮影を楽しむことができた(^_^)」と仰っていただけました♪
午後からはご夫婦のお客様にご参加いただき、竹富島の海へシュノーケリングに。
船から海面に降りると、目の前にはいきなり一面のサンゴ礁が広がります。
海の仲間で太陽の光が射し込み、サンゴたちを色とりどりに輝かせています。
カメラをご利用いただいて、水中写真にも挑戦です。
早くもスイスイ~♪と余裕のあるご主人は、
魚たちと仲良くシュノーケリングする奥さんの姿をカメラに収めようと
シャッターチャンスを見つけてはパシャパシャ!
船から少し離れた“ハマクマノミ”たちの家があるサンゴまで、
たくさんの写真を撮影しながら泳いでいらっしゃいました(^_^)
夕方からは、夏前にもダイビングにお越しいただいたお客様、
その感動が頭から離れなかったそうで、
数ヶ月で再び石垣島の海へ遊びに来てくださいました(^_^)
前回は旅行の合間にダイビング、というスタイルでしたが、
今回は本日到着されてから3日間ともダイビングを満喫されるご予定で、
ダイビング中心の旅のスケジュールでです。
前回のダイビングで海の生き物たちのかわいらしさのとりこに。
そのため、今回は事前リサーチもバッチリで、
会いたい海の生き物がたくさんいるそうです(^_^)
まずはその中のひとつ、“ウミガメ”に会えるポイントへ行ってみましょう♪
サンゴが群生する山々を越えて、“ウミガメ”の休憩場所に向います。
その途中には、淡いピンクの体に背中の白い1本線がきれいな“ハナビラクマノミ”、
鮮やかなオレンジ色に白いラインの入った“ハマクマノミ”など、
いろんな種類のクマノミがそれぞれお気に入りのイソギンチャクに棲んでいます。
みんな、上を通り過ぎるダイバーを不思議そうに見上げています。
途中には海底トンネルもあるので通って行きましょう(^_^)
中には海のお掃除屋さん“ソリハシコモンエビ”がたくさん棲みついています。
トンネル内で天井から降り注ぐブルーの光に見とれていると、
数匹の“ソリハシコモンエビ”がどこからともなくフワフワ出てきて
ダイバーの指先の甘皮や角質まできれいに掃除しようと頑張ります。
ただ・・・あまりに掃除に熱が入りすぎると、
ちょっと痛い時もあるのがたまに瑕です(^_^;)
いろいろ巡りながら、やっと“ウミガメ”の休憩場所に到着!!
・・・しましたが、今日は残念ながら留守のようでした(>_<)
2本目は海の中の大きな岩山の麓に開いたいくつもの海底トンネルをくぐり、
地形を楽しめるダイビングポイントへ向かいました。
少し長めのトンネルを抜けると、
明るい海のブルーが一気に目に飛び込んできて
トンネルに入る前よりも一層鮮やかになったように見えます。
トンネルの出口には、“ゴカイ”の仲間の“イバラカンザシ”が
一足早いクリスマスツリーのように色とりどりにフワフワしています。
そっと指を近づけると、驚いてすごい勢いでピュッと引っ込んでしまいます。
しばらく見ていると、引っ込む速さとは対照的にゆっくりヌ~ッと出てきます。
その様子がおもしろくついついツンツンつつくマネをしてしまいます・・・
驚かしてしまってごめんね(^_^;)
岩の下では、1センチほどの“ニライカサゴ”の赤ちゃんを発見。
大人になると10センチを超えますが、
このコはまだサンゴのかけらや小石と見間違うほど小さいです(^_^)
泳ぎが苦手な魚で、胸ビレを手のように上手に動かし進みます。
ピコッピコッとおもちゃのようなカワイイ動きです。
3日間のダイビング旅行、まずは初日無事終了!
明日はどんなかわいい生き物たちに出会えるでしょうか(^_^)
2010年09月29日
ツムブリの群れ/ダイビング体験
今日の石垣島はぐずついた雲の多いお天気です。
朝方には雨も降りお天気が心配されましょいたが
お客様のいらっしゃっる頃には、いいタイミングで晴れ間ものぞきました。
お客様は一昨日もナイトシュノーケリングにご参加くださったおふたり。
今日も午前中から観光にお出かけされていたそうです(^_^)
他の離島からの定期船が着く離島ターミナルでお待ち合わせして、
午後からは石垣島の海の中をダイビングで観光しましょう。
おふたりとも以前にビーチからスタートするダイビングをされたあるそう。
今回は初めてのボートからのダイビングでちょっとだけ緊張しますが、
前回のご経験が生きて、スムーズに海底まで無事到着できました♪
サンゴの保育園に集まる魚の子供たちは随分成長しました。
“デバスズメダイ”も“フタスジリュウキュウスズメダイ”も
春先に比べると3倍以上体が大きくなっているので、
自由に出入りしていたサンゴの隙間もぎゅうぎゅうの定員オーバーに見えます(^_^)
もうそろそろ卒園の時期を迎えているコもいるでしょうね。
その下では、“マゴチ”が砂地に体を埋めて上手に隠れています。
あんまり上手に隠れていたので、気付かずにその上に手をついてしまいました。
こちらも驚きましたが、
“マゴチ”もかなりビックリしたようで、砂から飛び出てきました。
サンゴの山からサンゴの山へと移動するため
何もない真っ白な砂地を泳いでいると、
このダイビングポイントでは珍しいお客さんの登場です。
エサを追いかけてやってきた百匹ほどの“ツムブリ”の群れが
目の前をサーッと通り過ぎてゆきました。
浅めの水深に来ることはあまりないからか、
年に数えるほどしか遭遇しない迫力のある景色です。
60センチほどの“ツムブリ”たちの大群が勢いよく泳いでいきます。
船の下に戻って来ると、最近ここでよく見る“クサビベラ”がウロウロ。。。
胸ビレを手のように器用に動かして、
パタパタと砂を掘り返してエサ探しをしていました。
ボートからのダイビングも無事終了!
スタート直後は少し固かった泳ぎも、
慣れてくるにつれてかなりスムースに泳いでいらっしゃいました(^_^)
2日間天候が崩れることもなく、夜も昼も石垣島の海に出ることができました。
石垣島 ダイビング 体験 カモメ潜水
朝方には雨も降りお天気が心配されましょいたが
お客様のいらっしゃっる頃には、いいタイミングで晴れ間ものぞきました。
お客様は一昨日もナイトシュノーケリングにご参加くださったおふたり。
今日も午前中から観光にお出かけされていたそうです(^_^)
他の離島からの定期船が着く離島ターミナルでお待ち合わせして、
午後からは石垣島の海の中をダイビングで観光しましょう。
おふたりとも以前にビーチからスタートするダイビングをされたあるそう。
今回は初めてのボートからのダイビングでちょっとだけ緊張しますが、
前回のご経験が生きて、スムーズに海底まで無事到着できました♪
サンゴの保育園に集まる魚の子供たちは随分成長しました。
“デバスズメダイ”も“フタスジリュウキュウスズメダイ”も
春先に比べると3倍以上体が大きくなっているので、
自由に出入りしていたサンゴの隙間もぎゅうぎゅうの定員オーバーに見えます(^_^)
もうそろそろ卒園の時期を迎えているコもいるでしょうね。
その下では、“マゴチ”が砂地に体を埋めて上手に隠れています。
あんまり上手に隠れていたので、気付かずにその上に手をついてしまいました。
こちらも驚きましたが、
“マゴチ”もかなりビックリしたようで、砂から飛び出てきました。
サンゴの山からサンゴの山へと移動するため
何もない真っ白な砂地を泳いでいると、
このダイビングポイントでは珍しいお客さんの登場です。
エサを追いかけてやってきた百匹ほどの“ツムブリ”の群れが
目の前をサーッと通り過ぎてゆきました。
浅めの水深に来ることはあまりないからか、
年に数えるほどしか遭遇しない迫力のある景色です。
60センチほどの“ツムブリ”たちの大群が勢いよく泳いでいきます。
船の下に戻って来ると、最近ここでよく見る“クサビベラ”がウロウロ。。。
胸ビレを手のように器用に動かして、
パタパタと砂を掘り返してエサ探しをしていました。
ボートからのダイビングも無事終了!
スタート直後は少し固かった泳ぎも、
慣れてくるにつれてかなりスムースに泳いでいらっしゃいました(^_^)
2日間天候が崩れることもなく、夜も昼も石垣島の海に出ることができました。
石垣島 ダイビング 体験 カモメ潜水
2010年09月28日
藻の畑/ダイビング体験
石垣島は今日も快晴です。
まだ陽射しが強い日が多いですが、9月も終わりに近づき、
風は少し涼しくなって過ごしやすい日が続いています。
カップルでお越しいただいたお客様とダイビング体験へ出発!
彼は今回が初のダイビング、彼女は以前にもご経験があるそうです。
その時の記憶を呼び覚ますため、
おふたり揃って出発前の基本練習からスタートしましょう♪
練習も潜行も無事にクリアして、さっそく海の中のお散歩です。
最近よく目にするのは、以前より少し成長した“デバスズメダイ”の赤ちゃんたち。
夏前は5ミリほどでしたが、今は1~2センチくらいになっています。
2倍以上大きな大人たちを押しのけるようにして、元気いっぱい泳いでいます。
射し込んで来る陽の光を受け、1匹1匹がキラキラ輝いています(^_^)
これからまた、彼らの成長を観察するのが楽しみです。
潮が引き始め、岸の方から運ばれてきた栄養たっぷりのプランクトンを
パクパクと必死に追いかける“ハマクマノミ”の夫婦。
イソギンチャクの周りをヒラヒラ行ったり来たり、
2匹でダンスを踊っているみたいにエサを追いかけています。
“ハマクマノミ”のダンスをひとしきり観察した後は、
少し移動して、今度は“デバスズメダイ”たちの群れの真ん中へ行ってみましょう♪
エサを追いかけているコがいたり、産卵しているカップルがいたり、
メスを取り合ってケンカしているオスたちがいたり、卵を守るオスがいたり・・・
それぞれ思い思いに、でもなんだかみんな忙しそうに午後を過ごしていました。
船の下に戻り、藻を育てる“ダンダラスズメダイ”の畑にお邪魔します。
他の魚たちが畑に入って来ないように一生懸命見張って、藻を守っています。
“ダンダラスズメダイ”はもちろんスズメダイの仲間ですが、
5センチほどで可憐で繊細な“デバスズメダイ”や“ネッタイスズメダイ”など
他のスズメダイたちとのかわいらしい感じとは少し雰囲気が違います。
体長は10センチ以上と少し大きく、顔もなんだかイカツい“ダンダラスズメダイ”。
畑への侵入者は、たとえ何百倍も体の大きいダイバーでも許しません。
気付かずに、ちょっとでも畑の中に手をついてしまったりしたら、
ピューンと勢いよくやってきて、ツンツンつついて追い出されてしまいます。
あっちこっちに慌てて泳いで行って「出て行け~!!」と怒る姿は、
必死な“ダンダラスズメダイ”には申し訳ないのですが・・・
なんだかとてもかわいくておもしろいです(^_^)
水中写真の撮影にも挑戦されたおふたり。
魚はもちろん、海の中のお互いの姿もパシャ!
やっぱり、自分たちの映った写真が一番思い出になりますね(^_^)
石垣島 ダイビング 体験 カモメ潜水
まだ陽射しが強い日が多いですが、9月も終わりに近づき、
風は少し涼しくなって過ごしやすい日が続いています。
カップルでお越しいただいたお客様とダイビング体験へ出発!
彼は今回が初のダイビング、彼女は以前にもご経験があるそうです。
その時の記憶を呼び覚ますため、
おふたり揃って出発前の基本練習からスタートしましょう♪
練習も潜行も無事にクリアして、さっそく海の中のお散歩です。
最近よく目にするのは、以前より少し成長した“デバスズメダイ”の赤ちゃんたち。
夏前は5ミリほどでしたが、今は1~2センチくらいになっています。
2倍以上大きな大人たちを押しのけるようにして、元気いっぱい泳いでいます。
射し込んで来る陽の光を受け、1匹1匹がキラキラ輝いています(^_^)
これからまた、彼らの成長を観察するのが楽しみです。
潮が引き始め、岸の方から運ばれてきた栄養たっぷりのプランクトンを
パクパクと必死に追いかける“ハマクマノミ”の夫婦。
イソギンチャクの周りをヒラヒラ行ったり来たり、
2匹でダンスを踊っているみたいにエサを追いかけています。
“ハマクマノミ”のダンスをひとしきり観察した後は、
少し移動して、今度は“デバスズメダイ”たちの群れの真ん中へ行ってみましょう♪
エサを追いかけているコがいたり、産卵しているカップルがいたり、
メスを取り合ってケンカしているオスたちがいたり、卵を守るオスがいたり・・・
それぞれ思い思いに、でもなんだかみんな忙しそうに午後を過ごしていました。
船の下に戻り、藻を育てる“ダンダラスズメダイ”の畑にお邪魔します。
他の魚たちが畑に入って来ないように一生懸命見張って、藻を守っています。
“ダンダラスズメダイ”はもちろんスズメダイの仲間ですが、
5センチほどで可憐で繊細な“デバスズメダイ”や“ネッタイスズメダイ”など
他のスズメダイたちとのかわいらしい感じとは少し雰囲気が違います。
体長は10センチ以上と少し大きく、顔もなんだかイカツい“ダンダラスズメダイ”。
畑への侵入者は、たとえ何百倍も体の大きいダイバーでも許しません。
気付かずに、ちょっとでも畑の中に手をついてしまったりしたら、
ピューンと勢いよくやってきて、ツンツンつついて追い出されてしまいます。
あっちこっちに慌てて泳いで行って「出て行け~!!」と怒る姿は、
必死な“ダンダラスズメダイ”には申し訳ないのですが・・・
なんだかとてもかわいくておもしろいです(^_^)
水中写真の撮影にも挑戦されたおふたり。
魚はもちろん、海の中のお互いの姿もパシャ!
やっぱり、自分たちの映った写真が一番思い出になりますね(^_^)
石垣島 ダイビング 体験 カモメ潜水
2010年09月27日
黄昏時の空/シュノーケリング・ファンダイビング
石垣島は今日も快晴!
風や波もなく、海況は穏やかです。
本日はご家族3名様でお越しいただき、
お母さんはファンダイビング、お父さんとお子さんはシュノーケリングです。
お子さんは今回が初めてのシュノーケリングだそうです。
船が港を出ると少し船が揺れ、「ワ~ン(>_<)」と泣いてしまったお子さんも、
ポイントに到着してシュノーケリングを開始する頃には
すっかり慣れていて、準備万端のようでした(^_^)
初めてのシュノーケリングも上手にスイスイ、大成功!
たくさんのサンゴや魚たちと会うことができました。
お父さんもダイビングライセンスをお持ちだそうですが、
今日はダイビングはせず、お子さんと一緒に水面から海の景色を眺めます。
久しぶりにウエットスーツを着て海に入る感覚を懐かしみながら、
サンゴ礁の上を自由自在に泳いでいらっしゃいました。
しばらく泳いだ後は少し休憩しつつポイントを移動して、
今度はお母さんのファンダイビングの番です。
まだまだ本数は潜っていないということでしたが、
数ヶ月前にもダイビングされたそうなので、
簡単な講習だけでもストレスなくダイビングをスタートできました。
耳抜きが苦手とおっしゃっていましたが、滞ることもなく海底に到着!
岩の陰から、日本で会うことのできる最小のウミガメの“タイマイ”が
海藻をモシャモシャと美味しそうに食べていました。
小さくて、とてもかわいいです。
そ~っと近づいて、すぐそばで観察することができました(^_^)
海水が温かいので、甲羅にも藻がたくさん生えて緑色になっています。
そろそろ、海のお掃除屋さんのハギたちに
甲羅の藻を食べてもらってきれいにもらわないとダメですね。
海底の岩にできたトンネルを通り抜けたり
サンゴ礁の上に群れる何万匹もの“アサドスズメダイ”と一緒に泳いだり
盛りだくさんの気持ちのいいダイビングでした。
夜はナイトシュノーケリングに出掛けます。
お友達同士で初めての石垣島旅行をされているというお客様、
ご参加中のツアーには海で遊ぶ時間が設けられていないそうで
時間をやりくりされ、ツアー終了後にご自分達で計画されたそうです。
水平線の向こうに日が沈んでまだ間もない黄昏時に、
シュノーケリングポイントへ向かうビーチに到着です。
沈む夕日が空の色をオレンジ色から紫や青に染めています。
日没前後の数十分間しか見ることのできない独特な空です。
沖に向かって泳ぎ出すと、海底でちっちゃく丸まる“ヒトツラハリセンボン”が
ユラユラ波に揺られながらおやすみ中でした。
ゆったり波に揺られ、ゆりかごみたいに気持ち良さそうです。
逆立ちして眠る“ミスジチョウチョウウオ”も見つけました。
サンゴの隙間で波に身をゆだねながらも、
はみ出して流されてしまわないよう、器用に眠っています。
沖に出て水中ライトを消すと、
一面の“夜光虫”が真っ暗な海の中で緑色に光っていました。
空を見上げると、こちらには一面に広がる星。
北から南にかけて天の川が横切り、
その周りには数え切れないほどの星たちが瞬いていました。
流れ星は見つかったでしょうか?
石垣島 シュノーケル カモメ潜水
風や波もなく、海況は穏やかです。
本日はご家族3名様でお越しいただき、
お母さんはファンダイビング、お父さんとお子さんはシュノーケリングです。
お子さんは今回が初めてのシュノーケリングだそうです。
船が港を出ると少し船が揺れ、「ワ~ン(>_<)」と泣いてしまったお子さんも、
ポイントに到着してシュノーケリングを開始する頃には
すっかり慣れていて、準備万端のようでした(^_^)
初めてのシュノーケリングも上手にスイスイ、大成功!
たくさんのサンゴや魚たちと会うことができました。
お父さんもダイビングライセンスをお持ちだそうですが、
今日はダイビングはせず、お子さんと一緒に水面から海の景色を眺めます。
久しぶりにウエットスーツを着て海に入る感覚を懐かしみながら、
サンゴ礁の上を自由自在に泳いでいらっしゃいました。
しばらく泳いだ後は少し休憩しつつポイントを移動して、
今度はお母さんのファンダイビングの番です。
まだまだ本数は潜っていないということでしたが、
数ヶ月前にもダイビングされたそうなので、
簡単な講習だけでもストレスなくダイビングをスタートできました。
耳抜きが苦手とおっしゃっていましたが、滞ることもなく海底に到着!
岩の陰から、日本で会うことのできる最小のウミガメの“タイマイ”が
海藻をモシャモシャと美味しそうに食べていました。
小さくて、とてもかわいいです。
そ~っと近づいて、すぐそばで観察することができました(^_^)
海水が温かいので、甲羅にも藻がたくさん生えて緑色になっています。
そろそろ、海のお掃除屋さんのハギたちに
甲羅の藻を食べてもらってきれいにもらわないとダメですね。
海底の岩にできたトンネルを通り抜けたり
サンゴ礁の上に群れる何万匹もの“アサドスズメダイ”と一緒に泳いだり
盛りだくさんの気持ちのいいダイビングでした。
夜はナイトシュノーケリングに出掛けます。
お友達同士で初めての石垣島旅行をされているというお客様、
ご参加中のツアーには海で遊ぶ時間が設けられていないそうで
時間をやりくりされ、ツアー終了後にご自分達で計画されたそうです。
水平線の向こうに日が沈んでまだ間もない黄昏時に、
シュノーケリングポイントへ向かうビーチに到着です。
沈む夕日が空の色をオレンジ色から紫や青に染めています。
日没前後の数十分間しか見ることのできない独特な空です。
沖に向かって泳ぎ出すと、海底でちっちゃく丸まる“ヒトツラハリセンボン”が
ユラユラ波に揺られながらおやすみ中でした。
ゆったり波に揺られ、ゆりかごみたいに気持ち良さそうです。
逆立ちして眠る“ミスジチョウチョウウオ”も見つけました。
サンゴの隙間で波に身をゆだねながらも、
はみ出して流されてしまわないよう、器用に眠っています。
沖に出て水中ライトを消すと、
一面の“夜光虫”が真っ暗な海の中で緑色に光っていました。
空を見上げると、こちらには一面に広がる星。
北から南にかけて天の川が横切り、
その周りには数え切れないほどの星たちが瞬いていました。
流れ星は見つかったでしょうか?
石垣島 シュノーケル カモメ潜水