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2010年09月24日

いろいろなスズメダイたち/ダイビング・シュノーケリング

石垣島今日も朝から青空の広がるいい天気です。
ただ、小笠原の方に出来た台風の影響でしょうか?
ややうねりがあり、海の中でも少しゆらゆら揺られます。

今朝はカップルのお客様にお越しいただき、ダイビング体験へ!
たくさんの“デバスズメダイ”たちの棲むサンゴの山を見ていると、
ここに棲む“ホンソメワケベラ”の夫婦がさっそく近づいてきました。
本来のお仕事である、他の魚たちの体のクリーニングに加えて、
最近はいつにも増して、ダイバーのクリーニングにも熱心なこの夫婦(^_^;)
今朝は奥さんの“ホンソメワケベラ”が彼女の頭の周りをツンツン、
チョロチョロ泳ぎながら一生懸命に掃除し始めました。
気持ちいい?くすぐったい?痛い?
感想は人それぞれですが、今日は気に入っていただけた・・・ようです(^_^)?
ダイビング体験の様子

すぐ近くの砂地の上では、“アカテンモチノウオ”の夫婦も遊びに来てくれました。
ダイバーが手をつくと海底の砂が舞い上がるので、
その中から掘り出されるエサを狙って近づいて来るのです。
しばらくおふたりの周りを横目でチェックしながらグルグル泳いでいました。
大きな出っ歯がチャームポイントの夫婦です。
ダイビング体験の様子

最後は“ハマクマノミ”の夫婦の棲むサンゴの山へ。
このところ、ここは魚たちがたくさん集まっていつも賑わっています。
“ミスジリュウキュウスズメダイ”“ネッタイスズメダイ”“フィリピンスズメダイ”
“クラカオスズメダイ”“フタスジリュウキュウスズメダイ”などなど・・・
たくさんの魚たちがあちらこちらへと行き交います。
みんなエサのプランクトンを追いかけて、元気に泳ぎ回っていました。
ダイビング体験の様子

午後からはファンダイビングへ出発!
お客様は、前回のダイビングから少し間が空いているというダイバーと
ライセンスを取ってまだ間もないダイバーのお友達同士のおふたり様です。

まずは、透明度が良くこの時季おすすめの南国らしいポイントへ。
ポイントに到着してさっそく海に潜ると、
何百匹もの“アオバスズメダイ”たちが集まって食事の真っ最中でした。
耳を澄ませてしばらく息を吐くのを我慢していると、
パクパクと口を動かしている音が聞こえてきます。
ファンダイビングの様子

お貸出しのカメラもお使いいただき、魚たちを撮影されます(^_^)
最後のダイビングからだいぶ間隔が空いているとのことで、
「水中カメラも以前より進歩してる・・・」とはじめは少し戸惑い気味?
しかし、海の中での感覚もだんだん取り戻せてきたようで、
1本目が終わるころにはカメラもだいぶ使いこなしていらっしゃいました(^_^)
ファンダイビングの様子

2本目は雰囲気を変えて、断崖絶壁の海底トンネルがあるポイントへ。
はじめは短い小さなトンネルをくぐり、次は少し大きなトンネルに挑戦です。
こちらは特に、天井から射し込んでくる蒼い光がとても幻想的です。
海の中でしか見ることが出来ない景色にうっとりしながら・・・
いくつものトンネルや洞窟を通り抜けて泳いでいきます。
ひとつ目の頃はやや不安そうだったトンネルの中も、
視野が開けてくると楽しめるようになってきたようです(^_^)
おふたりとも、気持ちよさそうに泳いでいらっしゃいました♪

今日から2日間のご予定でのファンダイビング。
「“マンタ”に会いたい」とのご希望をいただいていますが、
海況は思わしくありません・・・明日、行けるといいのですが。

夕方からはシュノーケリングへ出発です。
少しうねりがあるので、影響の少ない島陰のポイントを目指します。
お客様は、以前にもシュノーケリングのご経験があるというご夫婦です。
久しぶりの海にちょっとだけ緊張されていらっしゃいましたが、
海の真ん中へ泳ぎ出してしまえば、不安なんて感じている暇もありませんね(^_^)
目の前には次々に現われる色とりどりのサンゴが広がり、
その上では“オキナワスズメダイ”たちの群れが忙しく夕食をしています。
目の前を通り過ぎて行くいろんな景色を、しっかり目に焼き付けなくては♪
シュノーケリングの様子

同じく食事中だった、人なつっこい“ロクセンスズメダイ”たちも
パクパク食べるその合間に水面まで遊びに来てくれました。
キョロキョロとよく動く小さな目でエサの行方を追いかけて・・・パクリ!
沖まで出ると、何百匹も集まってエサのプランクトンを追いかけていました。
シュノーケリングの様子

少し休憩を挟んでポイントを移動し、今度は浅瀬のサンゴ礁の上を泳ぎます。
岩山の上では、イソギンチャクの間をヒラヒラ泳ぐ“カクレクマノミ”に会いました。
その横の辺りでは、30センチほどの“ゴマアイゴ”たちが数十匹、
エサを求めて行ったり来たり・・・しばらくすぐ周りを泳いでいました。
美味しい夕食は見つかったかな??
夕暮れ時になると、どこからともなく“キビナゴ”の群れも現われます。
何万匹もの小さな小さな銀色が、キラキラと目の前を通り過ぎて行きます。

夕日が射し込む海の中は、昼間とは少し違った独特の雰囲気です。
光を反射して金色に輝く水面を見ながら港へと戻りました。

今夜はお友達同士3名様でご参加いただき、ナイトシュノーケリングへ出掛けました。
初めて入る夜の海、ウエットスーツを着て準備している間から期待が高まります(^_^)
ナイトシュノーケリングの様子

砂浜から海に入って沖に向けて泳いで行くにつれて、海の透明度もだんだん上がります。
水中ライトに驚いて逃げてゆく魚たちや
紫色や黄色、緑色のサンゴたちの姿が見られるようになってきました。

リーフのサンゴ礁の壁を越えて、深い水深のところに着いて水中ライトを消すと、
辺りは驚くほどたくさんの“夜光虫”の緑の光に包まれていました。
今夜の“夜光虫”の数は、今までのナイトツアーの中でも1番と言ってもいいほど。
残念ながら、晴れていれば見られるはずの満天の星空は雲で覆われていましたが、
海の中ではたくさんの“夜光虫”たちが輝いていて、
まるで夜空の星が全部落ちてきたかのようでした。



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